悲劇のヒロイン

 最近、私はこんな苦労をした、その見返りが無かった・・だから・・・

この論法で話す人が増えている様に感じる。

私は直ぐに、だから、如何したいとと尋ねる・・・・すると、凄い事を言い出す・・・当然、私の価値観では凄い、欲が深いな～～～と思えるような事に成る。

本来、苦労と言うのは、誰しもしていると思う。

この苦労のレベルが、基準化されているとは思わない・・・・

私の父も、苦労した、幼い頃、欲しいものも買って貰えなかったと、私の祖父を攻めるが・・・周りに聞くと・・・・戦後、モーターボートを浮かべて遊んでいた人との事・・・何を欲しがっていたのか？？？？・・勿論、父には欲しい物だったと思うが、それは？？？？少し、その当時の次元を超えた、欲しいものだと私は勝手に考えている。

本来、苦労した？？？？等々は、本人の捉え方・感じ方に成る・・要は価値観と言う事に成る。

又、苦労したから、今が有る、感謝と言う考えが私の、価値観に成るが・・・苦労が徳と考えている事に成る。

しかし、逆に、苦労を、損・負・等々の捉え方をしているなら、当然、損を戻せと言う考え方に成る。

苦労、難と捉えるなら、釈尊は足指に小石が当たった、之が難と成っている。釈尊は本来、王族の跡取り・・王子の立場・・・この様な立場を基本に考えれば、些細と思われる事も難と成る。

三流で、異端児・嫌われ者と思っている私の場合・・・除外されても仕方が無いと思うし、難とは捉えないし・・・逆に当然の事と捉えている。

釈尊の場合、数日、相手されなかった事も、難と成っている。

私の場合、生きている間、ず～～～と相手されない方向の方が、当然と思うし、若し相手してもらったら、当然、有りえないと思うので、感謝と成る。

要は、己のポジションを何処に置いているかで、苦労と言う捉え方が変わって来ると言う事に成る。

無知で今の状態では嫌だと思うなら、当然、無知を埋める為に学ぶ必要が有る。勉強と言う事に成る・・・勉強の苦労すると言う事は、己が無知の次元が想像以上に下だと言う事に成る。無知の次元が深いなら、当然、周りの人以上に勉強が必要だし、その行動は当然と言う事で、苦労と言う方向には成らない。

要は、一所懸命にしている振舞いを馬鹿に出来ると言う事は、己は高い次元に居る・高い立場のポジションに居ると言う・・・基本から出ている事に成る。

これが、私は差別と考えている。

本来、高いポジションに居るなら、人様より、多くの振舞いが出来るはず・・・しかし、逆に、他人に汗を流させて、己は胡坐をかけると思っているなら、当然、立ち上がった事さえ、苦労と成るし、その責任と対価を、周りに求める価値観に成って行く。

己の振舞いを何故、己で評価するのか？？？？・・・特にこの様な苦労や努力と言う部分・・・他人から見た、評価で私はよいと考えている。

己は、単に行っているだけ・・・それを第三者が努力した、手抜きした等々、色んな思いが有る、それで良いと考えている。

本人は、努力したと思っている、しかし、周りは何も感じていない、逆に振舞いが足らないと思っているかも知れない。

若し、己の感じ方が全て、正しい、感じたから・・・この様な論法で、責めれば・・・苦労し・努力し、１＋1＝・・・・２と答えを出した・・しかし、周りが評価しない、精神的に責められた・・・・賠償をせろ・・・この様な論法も可能になる。

幼稚園児が言っているなら良いが、賠償せろと言う、タイプは、己は大学出の一流と言うポジションで己を思っているので、色んな屁理屈を付けだす。

馬鹿の上塗り、愚の骨頂と言う事に成る。

白雪姫等々・・・悲劇のヒロインの作品が有るが、絵に描いた餅と言う事・・・

私は、日本国に生まれた、勿論、感謝している。

三流でも、結婚でき、５人の実子を育てる事が出来た・・・孫もドンドン増えている。

若し、別の国に生まれて居たら・・・三流なら当然、生きる事が出来なかった可能性が高い・・・

父が結核だったが、当然、私が幼い頃、死んでいたと思うし、私も感染し死んでいた可能性が高い・・・

逆に、アメリカ等の先進国に生まれて居たら、当然、三流・有色人種・・・多々の差別を感じながら、犯罪者に成っていた可能性が高い・・・

苦労を損・恨み・妬みに向けて行く事を、無限地獄の、負のスパイラルと私は考えている。

苦労が出来た事に感謝と私は考えるようにしている。感謝に成ると、苦労も、一般の人が言う様な苦労とは感覚が違うと言う事に成る。

苦労したと、私は笑える・・・・しかし、一般の人は、険しい顔をされる・・・

この違いは？？？？？

大変だったでしょ・・と・・尋ねられると、その分、楽しかったと答える・・又、色んな事を学べ、私の無知を又埋める事が出来、有難く思っていると答える。

この時点で、話は終わる、聞かれる方が、呆れた顔をされるので、その人の価値観も透けて見える事に成る。

私がブログに書いている事は、私の普段と言う事に成る・・・苦労の捉え方、しだいで幸福感が変わる。

私は、普通の事と思っているが、それを、苦労と思われる人も居る・・・この部分は人の数、色々有ると思う。

発展途上国で、貧困国なら・・・天国の様に恵まれていると見えるかもしれない・・・

捉え方も、見ている範囲、広さで変わる・・・上を見ればキリがない・・・下を見てもキリがない・・だから、己の場所を徹して守る・・・若し、キツイ等々思ったら、下を見れば、恵まれていると言う事を気付く筈・・・

釈尊の説法に・・・有る村で、幼子を亡くした、母親が、私の悲しみを癒す方法を教えて下さいと、釈尊に尋ねる・・・釈尊は、親族で亡くなった人が居ないと言う、人と巡り合われたら、貴方の悲しみは取れると言われる。

それを信じた母親は、合う人・合う人に、親族で死んだ人が居るか？？？居ないかを尋ね回る。親族で亡くなった人が居ない人には、巡り合う事が出来なかった。

要は、死と言うのは当然の事・・・又、親族でもそれは言える・・それなら、親・子でも死ぬと言う事・・・・不幸な事と捉えること自体に問題が有ると言う事を、母親に悟らせると言う説法に成る。

要は、視野を広げろと言う事にも成る・・・私は分が無い三流・・・視野も当然、人様に比べて狭い・・・狭いと言う事が解っているので、どの方向を見る方が良いかは、自ずと決めている。当然、下の方に視野を広げる事に成る。

すると、不思議に己は恵まれていると言う事が解り出す。恵まれていると解れば、当然、感謝の思いが出て来る・・・何処へ、今の環境と言う事に成る。

この基本的、価値観が逆の方向に向かっている人が増えている感じが私はしまる。

本来は、お姫様の筈・・・しかし、環境が悪いから、その立場に成れない・・当然、責任は環境側に有る。その環境を創っている責任者に賠償等々と、思いたくなる。

要は、己の分を知らないと言う事、色んな分が有る、その分を色々見て、何が己かを決める事に成るが、何故、お姫様と成るのか？？？？・・・・この部分が、教育に成る。

三流の親から生まれた、子・・当然、三流の筈・・之が基本に成る。

しかし、何故は、一般の人と同じと思ってしまっている・・・当然、分が無い為に、差別感を感じ出す・・又、親を恨み、環境さえも恨みだす・・・・

本来、己の分が有るとするなら、己の分以下と思っていた方が良い・・・