母が逝く前に、言っていた言葉を思い出した。

三男から、連絡・・・・・若嫁が分娩室に入ったと・・・・

検診で、女の事、言われている。

又、今日は、２月１８日に成る。

母の誕生日が、２月１８日・・・・

又、逝く前に・・・又、この家・家族の中に生れて来てよいか？？？と母は言っていた事を思い出した。

私は、その言葉に対して、物凄く悲惨な家に生まれた方が・・・母の人間力を試せるからと言っていた。生まれた後、どう生きたかの部分は、何不自由が無い、家より・・・・多々の困難が有る、家の方が、人として、鍛えられるし・・・・生まれ変わりを信じるなら・・・・この様な考え方が良いと、勝手な事を言っていたが・・・

其れでも、この家に、又は家族の中に生れて来たいと、言っていた。

不思議である。母に面倒を看ろと言われた、近所の老婆の命日も、母の命日と同じ・・・・・

又、葬儀の際に、母の気配を感じていた。

母が気にしていた・・・兄弟も、昨年で、略、逝ってしまった。

親分肌の母・・・・・・・

彼の世でする事も無くなったのか？？？？・・・・・母に、次に生れる時は、性格的に男がよいか？？？？と尋ねた時・・・・女が良いとも言っていた。

勿論、今日生まれるとは限らない・・・・しかし、母の思いが繋がっている感じが何時もしている。

軽い障害を持って、生まれた、三男・・・・母が一番心配していた・・・・この子が親に成る、之を願っていた。

未だに凄い、人だったと、私は思っている・・・・・駄々っ子の父を、よく制御していた。
勿論、その反動が、母の死後に起きているが・・・・

母の葬儀に、主婦を続け、７０歳を超えた、老婆の弔いに、５００人を超える、人が参列して頂いた。母の生きた証だと、私は考えている。

私の、妻・・・・嫁として向かい入れてくれた・・・・普通なら無理だと思うが・・・人の負の部分を確り見抜いているし、其れを包容出来る、器が母には有った。

何度がブログに書いているが・・・隣、部落の老婆・・・・一人息子さんが、結婚後、精神疾患の病で、離婚・・・勿論、入院・・・しかし、生活が出来ない・・・・正月料理を作り過ぎたと、家へ届ける事が私の仕事だったが・・・出来る面倒をしていた人・・・最後は、隣部落の民生委員等々の配慮で、生活保護に成られたが・・・その後は、ボケが出だして、最後の一年間は、施設には居られ、縁が切れたが・・・・寿命を全うされたと私は考えている。

通夜の時に、数人、香典を持ってきてないが、手だけ合わせたいと来られた、高齢者も居られる。
凄い、人だったと、思う瞬間人も成る。

勿論、人だから欠点もあるが、その欠点が何故か、忘れて行くし、利点に変わって行く・・・
之も、不思議だと考えている。

少しの悔いは・・・メーカーの招待で、サイパン旅行が有ったが・・・・母は海外に行った事が無かったので、パスポート等々の手続きを行っていた時・・・・急に、行かないと言い出し、行かなければ、ツーリスト券が、変わりでも貰える・・・こっちの方が、意味が有ると、断った時が有る。

何に使ったかは解らないが・・・・又、人様に使ったと思う・・・・

何が幸せかは、各自で違うと思う。母は幸せだったと私は信じている。

この立場に、私も近づいている・・・・・子供達に、どの様な振舞いを見せて生きるか？？？之が、問われている。

母は、私に、小さい・情けないと何時も言っていた。男なら・・・之が口癖だった。

微々たる・女々しい事で、振り回されるな・・・・勿論、心・命がと言う事に成る。

この部分が、境遇と境涯の違いにも成る。

確定申告・・・・

予定では、私は健康診断・・・・嫁は、確定申告が午前中・・・済ませる事にしていたが・・・

急遽・・・二男が孫を連れて来た。

孫がインフルで熱も有り、愚図っている・・・・本人も熱が有り、キツイとの事・・・・

孫を預かる事にして、次男は家に帰り、寝ると言って、帰って行った。

保育園で、色々な病気を貰ってくる。之も孫の今後の免疫に成る。

当然、守をしている大人が大変に成るが・・・・昔は少々の熱等々なら、保育園が預かってくれたが、最近は、父兄からのクレームが多いので、少しの熱でも、呼び出しが有り、連れて帰る事に成っているとの事・・・

益々、親が大変に成る。

本来、保育園は、親が仕事で、子守が出来ない、その為に、出来る施設・・・・

幼稚園とは違う・・・・

この様な、施設が増え出したのも、戦後だと私は考えている。

両親、共稼ぎ・・・之が増え出したのも、戦後に成る。

働く為に、子供を見守って貰う、之は本来、爺・婆の仕事だったが・・・・世代交代が遅くなるに従い・・・・爺・婆の高齢化も進んでいる。

結果的に、夫婦共稼ぎなら、当然、子守を他の頼む事に成る。この他が、今度は、父兄のクレームで、病気等の子供と一緒に、過ごさせないと成っている。

之が意味する事は、正常でない子供は、誰が看るのか？？？？

死んだ、母が行っていたが、世代交代の回転率を上げる、之が、一番、利に叶っている・・・
母の言葉を思い出す。

自分さえ良ければ、之が蔓延し過ぎていると私は考えている。

四男は、高校受験だが・・・・私立高校や、専願で・・・高校が決まっている子供達は、肩の荷が下りて、遊び回っている。当然、集まる場所に集まる。之が我家に成っている。

帰れと言っても帰らないと言うより、耳に入って居ない様だ・・・・友達が受験・・・この意識が有るのかが、解らない・・・・

私が、高校受験の時は・・専願は無かったと思う・・・皆が試験に挑んでいたし、学費が安い、公立の試験も多くの生徒が受けていた。

家庭の事情等で、進学をしない子も居たが、極一部・・・・

今の子供と、高校に対しての、感覚が違う様だ・・・・

之も時代の流れと思うが・・・・・何か、片手落ちの策が多い感じがする。

誰しもが、自分に都合が良い、思う通りなる、之を求め過ぎている・・・

生きている事は、誰かに迷惑を掛けている。この部分を確り知っているか、知っていれば、出来るだけ、掛けない之を考えるのが、人だと私は思うが・・・・

特に、自分に都合がよく、思う通りが強いなら、尚更、人様に迷惑を掛けている。

昔は人様に迷惑を掛けない、之を先ず第一に考えていた。

最近は、この部分を利用と考えている。利用できる人が多い事を良く事だと勘違いをしている。

勿論、人は、周りに迷惑を掛けて、生きている、その為に、出来るだけ身内ないに収める、之を重視している。

しかし、最近は、身内には解らない様に、人に迷惑を掛ける、之が長けている事が良いと言う発想が有る。

何度も書くが、人は、一人では生きて行けない、之が意味する事は、誰かに迷惑を掛けている事に成る。勿論、出来るだけ迷惑を掛けない努力が必要に成るし、それでも無理なら、近い身内に掛ける・・・・身内だから、キツイ言葉も言われて、気を引き締める。

何時も思うのだが、最終的に、自分に戻って来る。得したと思った分の損をしている事に成るし、若し、其れが無ければ、他人様に迷惑を掛けている事に成る。