私の好みのセットの図を掲載して、説明します。先ず車高を5㎜前後を基準に決めます!!(タミヤTB TA系)
その後タイヤの外形寸法で、変わりますが、ロアーアームを地面と平行に成るようにCの部分に前後同じだけのスペーサを入れます。大体タミヤの場合3㎜前後に成ります。(副産物としてリバウンドが多く取れます)
この場合ロールセンターが上がる方向になります。メーカーの基本セットに近づける為、Bハブ側のアッパーアーム取り付け部に2㎜のスペーサーを入れます。ロールセンターの基本的考えでは、余り変化していません。しかし私の経験では、A間隔とB間隔の差がAよりBが広い方が足回りが軽く動くような気がします。
又アッパーアームを短くしてキャンバー変化を沢山する様にセットしています。ただ1G状態で、キャンバーを深く入れている人には、向かないかもしれません。私は、基本0~1.5度までのキャンバー/トウイン0~1度なので、過去のブログにも掲載していますが、タイトコーナーで、私は、カウンターを当ててケツの巻きで、走っています。可也スピードが遅くなります。その後のスピードの乗りを良くする為、キャンバー変化を可也付けています。足の伸び縮みでキャンバー変化が直線的に変化していく為にロアーアームを地面に対して平行にしています。
以上は、リアーの場合です。同じ考えで、フロントもしています。唯、フロントは、アッパーアーム取り付けバルク側に基本は、2~3㎜のスペーサが付いています。其れを取れば基本は一緒です。
Cに前後同じ厚みのスペーサを入れるのが基本です。後は好みで、前後の厚みを変えスキッド角を付けてトラクション・キャスターの変化を試してください。前後のスキッド角でロールセンターと同じ働きが前後の動きに関係します。今回は省きますが最終的にヨー変化もします。
注意、私が表現している飛ばしの走りには、向きません。あくまでも、食わせで無い、トラクションを掛けながら押し転がしの操作をしている方に向くと思います。
押し転がしが解らない人の為に、過去のブログにTB-03D ケツカキ 動画として掲載しています。内容は、極端に下の回転で、コソレン場を周回している。動画です。感覚は、解ると思います。又C-Flat ケツカキ 車載 コソレン6 ジムカーナ (TB-03D)の動画も同じハイポジ40%で走っていますが、タイヤがゼロワンR・リング当て、食わないタイヤでの走行が楽なのが解るはずです。ギア比が少し違いますが、日頃は、ハイポジ100%で走っています。
よく何処をいじっても余り変化に気付かない人が居られます。足回りのセットは、タイヤが有る程度トラクションが掛かっていないと解り難い!!勿論飛ばしを多用される人の場合は、タイヤの引っ掛かりでカウンターを当てる操作になり、セットの方向性が違います!!・・・現実トラクションが抜けている状態では、車の特性・バランスがもろに出てしまいます。今回の内容は、トラクションを残しながらドリフト(スピンで無い)走行を前提に掲載しています。セットに悩んだ時は、基本のセットに戻すことです。一番大事なのが、グリップ走行が出来るかです。出来難い車は、トラクションが直ぐ抜けてしまう車です。抜けない位のタイヤの回転数にして下さい。その方が、車の特性が解りやすいと思います。
最後に色々の人の車を拝見して何時も思いますが、レベルに合わせたセットをしていない事です。多いのが、振り替えし卍でリアーが飛んで行く車!が多いことです。殆どが、その人のレベル以上のフロントのトウOUTが原因みたいです。OUT側の特性として、フロントが止り・機敏に反応します。前が止ればリアーが飛んでいきます。一度フロントのトウを0度位にして試してください。唯見方シャーシの裏から見てください。キャンバーが深く入っている車は、上から見ると勘違いします。注意!!・・・・
私もレベルに有った。セットを心がけています。普段使いのTB03D教習車は、ヘタな私が操作しても殆ど失敗しないし、他の車に迷惑になる様な激突など殆どしません。此れもレベルに有った車だからと思っています。ある所で、ちゃんとコースを走れるようになって、来いと言われたことがあります。つい最近!!・・・コースを走る事の基準が解り難い場合も有ります。色んな考えが有ると思いますが、私は、コース上を周回しづけ他の車に接触しないで、回り続けることが、基本だと思っていますが、違う考えも有るようです!!・・・・何方か教えてください・・・・・MMM爺