宿命・・・

宿命と聞くと・・・気が重くなる・・・何故か？？？
辞書で調べると・・・・生まれる前から、決まっている部分・・・又は前世から決まってる運命とも書いてある。
運命とは、生きている間に色んな縁で、変化する・・・これまで決まっていると言う事にも成る
若し、これが事実なら、人は、変化できない事に成る。

諦めろと言う事にも成る。

私は、宿命を乗ずる事は当然だと考える様にしている。どうしても三流の為に、宿命から逃げようと心が思う。之を阻止する為に、強く頭で考える事にしている。

理由は簡単・・・川を遡上するサケ・・・子孫を残すための、命を懸けた行動・・・死にさえ向かっていく・・・この宿命から、サケは逃げようとしない。

魚の、サケさえ当然の様に行っている。又、他の生物も同じように行っている。
しかし、人間と思う、自分自身は、宿命から逃げようとしている。

先のブログにも書いたが、生物としての、基本的宿命・・当然、人間にも有ると思う。

若し、人間が他の生物より勝っているなら・・・・宿命を乗じながら、何が他に出来るか？？？之を模索できる存在だと考えている。

何度か書いているが「生老病死」生物として厳然と有る。部分・・・人間はそれを苦と捉えてしまう。その為に、四苦とも言われる。
四苦からは逃げる事が出来ないとも言われる。

この部分を、苦と捉えるか、当然と捉えるかで、考え方が大きく変わる。

先の書いた、宿命も、苦と捉えてしまう。しかし当然と捉えたなら、又考え方も変わる。

当然、三流の私のレベルだから、苦から逃げたいと、心が思ってしまっている可能性が高いが・・・・

仮に、この部分を知らない・・意識に無い、これを子供と考えている。
その為に、逃げようとも思わないし、それを遂行する事も考えていない。
慾の渇きを、潤す為に貪るように振舞う姿が、餓鬼と成る。
要は、宿命を知らない事に成る。

宿命を全うしようと、生物は振舞っているし、動物は当然、行っている。
これでも畜生と言われる。レベルに成る

人間なら・・・？？？？・・・模索を続けている。

しかし、私は、この部分からも、何も意識しないと、逃げようと勝手に、体が振舞う。

何故か、幼い頃からの教育だと私は、考えている。

逃げても逃げきれるもので無い、宿命から逃げる、馬鹿と言われるレベルに成る。

宿命に真正面から向き合う・・・受け入れた上での、振舞いが大事だと思うが、私の場合難しいし、不可能に近い・・・三流の人間と書いているが、三流の生物以下と言う事にも成る。


生物が当然・普通に行ている、振舞い・行動も出来ない・・情けない、生物が私に成る。

古い人間・・・

私は、古い人間と、言われる事が多い・・・・
振舞いを見た、人達の感想だと思う。

日本国として、文化・価値観を熟成して来た・・・しかし、先の敗戦で・・人々に別の価値観の教育が成された。
この期間が約８０年・・・約半世紀で、日本国民も、大陸的、一神教の価値観が、浸透していると私は考えている。

この価値観は・・・色々有るが・・・一点は汗を流し・苦労をする之はレベルが低いから劣っているからという、価値観に成る。
勿論、仕事等にもレベルを決め・・・聖職と言われる立場を最上位に起き・・・人を利用して飯を食う、金貸し等は最低な仕事と、言う・・・仕事まで上下感を作った価値観に成る。

この理屈で考えれば、若し、自分が優秀で一流なら、汗を流さず・苦労もしないで・・生きれる事が当然と思ってしまう。価値観に成る。
人のレベルで仕事も決まり・生活内容も変わると言う事に成る。

当然、人間を悲しませる事はダメと成るが・・・人間の括りを白人だけと言う方向が有った為に、有色人種の奴隷を産むことに成る。

又、人を利用して、生きる、金貸し等は・・・人間がする仕事で無いと言う事で、ユダヤ系の人達の仕事に成って行く。

全て、人のレベルの違いで・・・仕事・生活が決まっていると言う価値観に成る。

勿論、何を基準に人のレベルを決めているか？？？？・・・之も曖昧な状態が今に成る。
昔は、肌の色に違い・・宗教の違い・・・人種の違い・・・生まれた地域の違い等で・・・人のレベルを決めていた・・・しかし、これは、人種差別といて現代は、無いと成っているが、現実には続いていると私は考えている。

日本国は、数年前に流行った、トイレの神様と言う様に、多神教の文化である。
人の違いは当然あるが、それで上下感を決めつけない、価値観を昔から培ってきた。

明治維新の時・・・優秀な人材は、血汗を惜しまず、行動を起こす。
多くの努力・汗を流す立場が一流や優秀と言う価値観が有った。

振舞いが優秀だから…お礼としての施しを受けていたと言う事に成る。

しかし、現代は、紙に箇条書き出来る。カタログスペックが、優秀と言う証明と信じる傾向が有る。

結果、全ての人から優秀と思われていると勘違いするし・・・全ての相手にそれ相応の対応を求める方向に成っている。
勿論、してくれる人も居るし、逆にしない人が多いと私は、思うし、それが普通と私は考えるが・・・之が不満と成るタイプに成る。

要は、日頃の振舞いを、どう評価されるか・・・相手で変わると思うし、人の数、有ると思う。

何度も書くが、分相応の振舞いに対して、分相応の対応をされる・・・之が私は本来の姿だと考えている。

しかし、現代は肩書・これが人間のレベルの優秀や一流と言う部分を占めている。
当然、そのレベルの振舞いを、出来なくても努力するなら、未だしも・・・相手に求める振舞いこの部分だけに不満を持つ人が増えている感じがする。

鏡を見て、出なおせ！！！・・・と・・・私は言いたい。

若し、人様から頂いたレベルなら・・・その様な振舞いをすることが、義務だし、責任と成る。

午前中・・・三男の職場の、店長が来訪された・・・三男の離職を止める為に・・・・
申し訳なさが、私の気持ち・・・・・期待をされ・・その分、鍛えて貰って・・・高校一年のアルバイトから、今まで・・・約１５年間・・・鍛えて貰った結果・・・店長と同じ仕事をしていて・・・不満が有るから、三男は辞めると言っている。
三男には、多くを言わないが、分を知れと・・・又・・会社に感謝せろと言っているが・・・不満・恨みの方が大きいから、辞めると言っていると私は考えている。

資格を取り・・・上二人の兄と違い・・・高校も卒業している。
優秀だと勝手に思っている。

この様に、心の部分の思い込み・・・之が問題に成る。

若し、先に書いた、大陸的一神教の価値観を基本に置いてしまえば・・・優秀な血筋・優秀な親・その子供は当然、優秀で有る筈に成る。
優秀な人間は、汗も流さず・苦労もしない・・・これを他人に知られたら恥と成る。
優秀な振舞いが、恰好良い、涼しい、振舞いに成る。
当然、相手に何を求めているか、崇めてほしい・・・当然、してもらえない、不満が募り、爆発する・・・・
この行動に、三男の離職は近いと私は考えている。

要は、何の為に生きるか？？？・・・・生物は、子孫を残す、この一点に全生命を掛けている。
人間も生物である・・・子孫を残す。後継者を残す・・・当然、行っていると思う。
又、考える頭を持っているので、後世の世が・・良い事を願っている。

このレベルも意識に無い・・・とすると、畜生界以下の、餓鬼道・地獄道に成る。
人間が、この二道を求めている、悲しいと私は考える。

この二道の中で些細な違いで優越感を感じる・・哀れだと私は思うし、何故、大志を抱かないのか？？？と疑問が出る。