嫁を迎えに行き帰ってきた。
しかし、五男から電話が無い・・・・会社の近くのパチンコ屋に居る可能性が高い・・・・
夕食に成るが、その前に、ベットで一休み中・・・・
私が幼い頃は、戦地から帰ってこられた人達も多く、色んな話を聞いていた。
又、映画も、戦争を題材にした、作品も多く・・・又、白黒のために、人情感を多々感じていたし、一番私に影響を与えた映画は、題名は忘れたなが。戦地で闘っている、人の目から見た、映画だった。地獄図絵状態、それでも生き残りたいと必死に闘っていた。ある日、爆弾が落ちる音がして、一瞬の光、その後は、真っ暗な画面だけになる。
どの位経ったか、解らないが、気が付く・・・しかし、五体を動かそうとしても、反応が無い・・・目も見えない、音も聞こえない・・・要は五感を無くしてしまった、兵隊の話になる。
気が狂いそうになるが、その表現も出来ない・・・無いも出来ない、何日経ったかも解らない・・・・この様な時に、肌が温かいと言う、感覚が得れた。想像で、日が昇り、体を照らして、暖かいと言う感じに成っているという想像をして、それから、冷える感じと、暖かい感じで、一日と仮定して・・・頭の中にカレンダーを付け出す、要は何日生きたかに成る。私は耐えがたく、途中で、観るのは止めたが・・・・数百日続いていたことだけは思えている。
生命とは、何かを考える映画だった。
勝つために、闘い・・・結果、全ては無くしたが、生きている。生きて意味が有るのかと問うても、答えが出ても、それを実施できない・・・要は、死にたいと思っても死ねないと言う事・・・・
勿論、私は、この様な環境に耐えれるだけの、人間力が無い・・劣っているし、三流だから、逃げたくも成るし、避けたくも成る。
だから、考えない、先ず、与えられた事に対して、素直に遂行する・・・私の場合、鬼畜の命が強いと書いている様に、損と思えば、しない口実を考えるはず。それをしないためにも、考えない・・・・直ぐに取り組み、その中で考える、当然、逃げる事で無く、背負ったからにはどう背負い続けるかになる。
この生き方が、結果として、今の私の病も背負うと言う感覚が強い、燃し、堕ろし・逃げたいと思うなら、この現象が不幸と言う事に成る。
私は、不幸とは思いたくないし、感謝で生きたいし、終りたい・・・・