仕事車の、ファーンの取り外しを行った。
十本ほどのネジを緩めて・・・取り外したが・・・
メンテに長けている日本車と言われる事が判った。
私も素人レベルだが、修理人として生活をしてきた。
しかし、分野が違い・・・隠しネジ等々をよく使う分野・・・その為に、ネジが裏に有るとスペースは無いが、色んな道具で取ったが・・・結果的に、車の車体色と同じ色のステーを取れば良かったという、単純な事に気付かなかった・・・フレーム色と同じだと、取る事を躊躇する・・・しかし目に付くネジを取れば、ネジの本数も半分以下で取れた事に成る。
分野が違うので仕方が無いと思うが・・・・・これも、設計者を信じな私の悪い癖・・・私の業界だと、騙されたと思う処に、ネジ等を隠されている場合が有る。
以前、ギアのロックピンのムシネジ・・・ネジロック材も確り塗ってある・・又、試しに締め増しをすると、確り留まっている・・・
しかし、ギアの回転が、コンマ何秒遅れるというサービスコード・・・・・それも、時々、成るという現象・・・・動けば、全く問題なく正常に稼働しだす。
駆動モーターも、交換されている・・・・納入後、一ヶ月くらいでこの症状が出た。
回転を目で追える速度で無いし、その時間が、人間では掴めない・・・・結果、全ての駆動系の部品を確かめる事に成ったが・・・・
最終的に、駆動力が大きく掛かる部分の、ロックの為の、ムシネジが、ダブル・二個入れて有り・・・最初に入っていたムシネジが少し緩んでいて、その些細なガタでエラーコードが出ていた事に、気付くのに、一日現場に居た事を思い出した。
ギアを留める為に、ムシネジを使う・・この部分は当たり前と思っていたが・・・マサカ、二個使っているとは・・・想像もしなかった。
ムシネジを全て取り外してみて、解った事・・・外せば、ギアは空回りする筈なのに、しない・・・ネジ穴を覗いても暗くて見えない・・・取り外したムシネジと同じ、六角レンチを入れて見て、発見した。
サービスマニュアルにも記載が無い・・・メーカーの技術者に確認しても、知らない・・・要は、製造していた、中国等で、ムシネジの長さが短いので、二個使っていた様だ・・・
この様な、ジャンルの機械を修理していたので、変に信じていない部分が私には有るが・・・
仕事車、サービス・修理の事も考えて、整備性が良いと思う。
成れていれば、20分ほどの作業だと思う。
しかし、残念な事に・・・ファン、修復は可能だと思うが・・・ファンが割れて芯の部分が、粉砕していた。モーターも、思いと言う事は、ブラシ等が壊れていると思う。
後は、金額・・・貧乏な私が耐えれる金額で無ければ、モーターも分解して修復を考えている。
ファンも、旋盤等で、芯を整える。勿論、径が大きく成るので、アルミ等で作った、軸受けを作り、ムシネジ等でモーターシャフトに止める・・・ファンとアルミ軸受けは、二液性のエポキシボンド等で固定と言う、手段が有る。
この様な修理は、発展途上国では当たり前の様に行っている事・・・先進国なら簡単に修理が出来ると思うが・・・何故か、現代はその職人が居ないと言うより、人件費が高いので、誰もしないという現実が有る。
結果、コンマ代の精度なら、簡単に出来る事と思われるが、今は、職人が機械に入力して作る時代・・1000分代も同じ事に成る。
精度を求めないから、安いという思いは、過去の事に成ってきている。