最近、仕事でお役さんと話していると・・・未来が不安になる。
この傾向は昔から有ったが・・・年々強くなっているし、働き方改革等々が逆に不安を加速させている。
田舎に住む、私たちの環境には、一般に言われる大企業と言う雇用側は無い・・・
一番、雇用している、組織は????・・・市役所等の役所と言った方が良い・・
殆どが、小規模・零細企業に成る。
私のお客さんも、この中に含まれる。
何故、商売が続けられるか????・・・・基本、お役様の要望に対して、小回りが利くし無理が効く・・・この部分で、成り立っている。
何を意味するか、対価が少なく、時間的制約が無い・・・この部分で成り立っていると言っても良い・・・・
この様な仕事の仕方を、国が制約・規制方向に進めている事に成るのが、働き方改革等々に成る可能性が有る。
雇用契約で・・・職種を厳密化する流れも有る・・・結果、それ以外の仕事は契約違反に成る。
結論な、序の仕事をさせる事が出来ない事に成るが、この序を現実はお客さんが求められているし、それが魅力で、零細企業は生きている。
簡単に書けば、色々な部分に、人様の配慮や序の積み重ねが、商売の基本にある。
私の仕事も、メーカーの指導では、修理が出来ないと成っている機械の修理が、配慮に成る・・・・メーカーが定めていると言うより、日本国が決めている、耐久年数を超えたら・・・市場に無い、この方向を目指している。
之を、正しい決まりだとすれば・・・・この決められたサイクルで、買い続ける事に成る。当然、利益が出ている、大企業はそれでも良い・・・しかし、対価を多く望めない零細企業は・・・買換えが出来ない・・・
数日前に伺った、地域では大きな会社の社長さんが・・・息子は機械修理の修行をさせて、今、我社で働いているが、未だ・未だ半人前と言われていた。
理由は、会社を生き残される為には、修理に対する経費の削減と言われていた。
性能が良い機械を買うのは、簡単・・・しかし、維持管理が問題と言われていた。
一億近い、特殊な機械・・・・製造する会社は当然、保守管理等確り行うが、問題は価格。東京価格に成るし、出張費等も飛行機代等々含まれ、凄い金額に成るとの事・・・
当然、古く成れば、壊れるリスクが高まる・・・その都度、億近い機械を簡単に買う事は出来ないし、生産が止まる事は、許されない。
勿論、大企業なら、予備機も準備できるだけの、対価を稼いでいるが・・・小規模な会社は、この部分が無い・・・
考え様では、全ての価格が、高い可能性が有るのが、現在の実情・・・大企業に比べれば、仕入れ単価も高いはず・・保守等の単価も高いはず・・・理由は、量が違えば当然、単価は安くなる傾向が有るからに成る。
この様な現実だが・・・会社に入る、対価は・・・当然、大企業に比べて安い・・・・
儲けが少なく、経費が高い・・・之が意味する事は、当然、会社の維持が難しい方向に成る・・・その為に、人間力でカバーする事に成るが・・・
最近は、この部分まで、国が決まりと創り、抑制に向かっている。
昔も書いているが、強者の価値観・理屈がた正しいと言う、流れ・・・・老いた母が言っていたが、昔は、歩ける範囲の村内で、生活に必要な物は全て手に入ったが・・・今は、車を使って、遠くの店に行く事が出来る前提に成っていて、車の運転が困難になった母が悔やんでいたが・・のこ状況は、母たち年代の人が作り上げた理想の環境の筈だが、己が弱者に成ると言う前提を考えていなかった、報いに成る。
同じ事が、商売でも言える。
之も何度か書いているが・・・・我家の前の家の住人のオバサン・・・高齢者に成るが、現役の時は高校の先生・・・その人が老いたら、市からのハガキの内容を勘違いされて我家に大変だと来られた時が有る。
普通なら、誰でも理解できる内容に成るが・・・老いる事は、劣る事にも繋がる。
この事は、今は強者だが、明日は、弱者に成ると言う事に成る。
勿論、これからの人、未来が有り、可能性を信じて、起業を考える人も居ても良いが・・・この敷居が、先に書いている、形の基準化が高いレベルにあり過ぎる。結果、敷居を超える、勇気が出ないで終わる人が増えている。
起業家が出ない・・・又、零細・小規模の商売人は、自分の代の廃業を考えている人が増え続けている。
田舎の人を、雇用する商売人が育たなく。又、現状の商売は廃業に向かっている。
未来は、一匹オオカミの様に生きる道か・・・又は、雇用される側の二極に成ると思う。
勿論、起業し大社長と言われる人も少ないが居るとは思うが、
派遣社員を超えた、仕事請負人と言う・・・一匹オオカミ的な方向に成ると思う。