母が言っていた・・・こんな事も出来なく成る。之が歳を取り、高齢者へ向かう道・・当たり前の事だし、当然と思える様に成る事をよく私に言っていた。
私も「こんな事も出来なくなった」歌でも歌って、昔の出来ていた時を思い出し、涙する事も大事だと言っていたが・・・私自信がこの様に成る等々、当たり前だが、私だけは成らないと言う願望が勝っていたと言うのが、今回の病で解った・・生物である私だが、生物の常識以上の我欲の強い、鬼畜と言ってよいと考えている。
又、頭の回転も、体が劣っている為に、頭が先に行き過ぎ、頭では終わったと思って居ても、体が現実は動いていない処理していない、この状態で頭は終わったと思い込んでいる。要は、物忘れ等々が増え出している。
ストロイド系の投薬・・・炎症等の治療効果は高いとの事だが、副作用等の問題が大きい・・・一番は、感染症に対しての免疫が低下する事・・・己の病で亡くなるより、感染症で亡くなる人の割合が多いとの事・・・
又、骨も骨粗鬆症に向かう・・・座っているだけでも腰の骨折等が有るとの事・・・筋力の低下・・・これも普通の仕事、軽作業と言っても、色々るし、基本、体調が良ければ出来るが、悪ければ出来ない、これが1日の間に何度も起きる。ペットボトルの蓋も開ける事が出来ないこれが今の私の現状に成る。
要は、他人様の手が必よと成る・・何のとダラしないのか???・・と思うし、生きている意味も無いと思う事が増えている。
其れを危惧して・・後輩等が、今までどれだ、してきたか???・・・そろそろ人様からの手を借りても良いと言っているが・・・生きている間はと思いが強い、これも生物の本来の姿を外れた鬼畜の命だと思う。生物、衰える時も有るし、その時は座布団に座れるこれも意味が有る。しかし、余力が有る状態で、座布団に座ろうとする、それも生物の本性だが、命の次元では、鬼畜以下の存在と言う事に成る。
今日は、五男から、急に直ぐに迎えに来てと連絡・・・駅前のTSUTAYAに迎えに行き、その足で、心配して居られる、肉屋の先輩の店に、現状報告・・・その際、三男に第3子が生まれ、孫を見たい口実で、肉等々を差し入れに行くとお願いし、準備して貰った・・・・
先輩からも、多くの後輩たちが、心配し、先輩に相談しているとの事・・・お前はそれだけの事をしてきた・・そろそろ自分の事を注視しても間違いで無いと思うとまで言って貰った・・・感謝だと思う。
若い時、己の欲だけに生きる、これなら、死んだ方が良いと、何度も自殺を試みたが、死ねなかった。己の為だと、欲が出ない・・・当然、無理もしないし、限界等乗り切るエネルギー発しない・・・しかし、今の嫁の為等々に成ると、限界を何故か直ぐに突破できる。
不思議と思う。己の為には限界が有る、しかし、己以外には限界が無い、成せば成るに成る。
新の峰が見える希望が湧く・・・これで今まで、楽しめたし、波乱万丈程、人生の厚みを感じる生き方な無いと思う様に成っていたが・・・今は、波乱万丈でも、受け身の立場に成ってしまった。成すが侭に、成される・・・まな板に乗った鯉の心境・覚悟が必要だと言う事だし、何が起きても自業自得と言う信念が無ければ、この立場に居れば、恨みが募るだけに生きる場所で無いと成る。この場所も楽しめる、価値観が必よと言う事にも繋がる。
受け身の存在で、その施しに対して、全て感謝できるか???・・・今以上の心、精神が必要と成る。
要は、死に対しても感謝できるか???究極だと思う・・・生物としての終焉の瞬間・・この為に生きれたと感謝できるか???
大きな難問で、三流の私の場合成る。