孫に何を教え、残すか????・・・之も大事な私の責任に成る。
私も祖父から、色々学んだし教えてもらった。
それを、どう取り込めるかも、人の素質に成る。
この捉え方の基本部分に、私は、祖父の教えが大きく影響してる様に感じる。
高度成長時に私は幼少期だった・・・その為に、両親は仕事・仕事・仕事・・・子供は社会の中、学校と言う場でしか、学ぶ場しかなかった。
世間の人様からも色々、学んだ、当然、私の捉え方で、学んだことの意味も変わる。
この基本に、私は、祖父の教えが有ったと考えている。
己に正直に生きる・・・祖父から学んだ、一番の私の宝に成る。
祖父もいろいろ経験し、又、体験して得た、答えが之だったと思う。
分相応に生きる、私は理想と思うが、現実は、難しい・・・分を超える責任と義務を背負う場合も有る。
しかし、それから逃げても、幸せに成らないと私は、捉えている・・・・理由は祖父の教えに成る。
物質的には、得る事は可能、しかし、それは一瞬と言う事・・・それを維持する義務も出て来る。
要は、己の分以上の責任と義務を背負う混んでいる事にもなる。
それも、己が良し・幸せと思う方向に努力した結果に成る。
しかし、何時かは、生きていれば、老いる・・・五体不満足・機能不全に向っている。この状態でも背負い続ける事に成る。私は、苦痛だと思う・・・
祖父が、全ての物を捨てた・・理由は、己の老いと、後継者が居ない・・勿論、父が居たが、五男・末子・幼過ぎたし・・上の兄達は、時代の為なのか、死んでいる。
私を、宝物の様に扱っていたとの事・・・・何かを私の託そうとしていたと、今は考えている。
祖父が関係した地域にも、九州内の為に、伺いたいと思っている。私の幼い記憶に残る、風景を求めてに成る。
出来れば、伯父が亡くなった・・ニューギニアにも行けたらと思っている。
メーカーの招待で、昔、サイパン島に行ったことが有る。
現場に行くと、考えも変わる・・・地形・距離間等々・・・現実を見ると、万歳突撃・・銃剣一つで、機関銃の待つ中に突っ込みたくなる気持ちも解る。
昔は、有色人種等は、人間として認められていない時代・・・単なるサル程度の認識の時代・・・・
祖父は戦時中の事は何も話さなかった・・・
周りから聞いた話では、後継者の長男が戦死・・若嫁と博多の引き上げ船が来る毎に・・長男の消息を尋ね・・・戦死したと確信してから・・・若嫁の今後の処理を行い、宮崎の地を離れたようだ・・・・その後、数年、祖母の里の熊本で数年暮らし・・・農地開放政策の噂を聞き、故郷に帰ってきた様だ・・父は小学校に途中から地元のこの地の学校に通い出している。
満州からの引き揚げた、姪の家族も受け入れ・・暫くは共に暮らしているとの事・・・
その後、農地解放の為に、妻の里の田畑土地も、守ろうと思っていた様だが・・・無理だった、裁判も起こしている様だが、無理だったようだ・・・・
その時代、恩も義理も、一瞬に忘れて欲に駆られる人たちも、日本国には増えていた時代・・・・血の怖さと、祖父は何度が私に言っていた記憶が有る。
要は、荒れる血と言う者が存在する。それを出させない方法は、力と言う部分にもなる・・この力が、一気になくなる時代・・・当然、変貌する人も多かったと思う。
祖父は、実子を多く亡くしているが・・その分、義理の父の兄弟を多々育てても居る。
恩義理を忘れた人たちを見てきても、私は鬼に成らなかった、祖父を尊敬している。
多くの人から、無駄・損と言われながら・・・続けていた生き方・・凄いと思う。
祖父の言葉で、己が食おうと食わないと、人様には何の影響も与えない・・・・この様な部分に注視しても意味がない・・・
それより、周りに有る、問題に対して、出来る部分の範囲で、解決方向に向ける言動をする。この方が人として、良い人生と言う事を言っていたとも、周りから聞いたことが有る。
私も、己が喜ぶより、喜ばせた方が、幸せと捉える、価値観が有る。勿論、祖父が与えたものだと考えている。
簡単に書けば、己が汗を流し、苦労したとしても、周りは全く影響がない・・・若し、この苦労が結果として、お金を多々稼いだ、その証として、人様に見せる為に、物を手に知れた・・・人様が羨むと言う事は、良い事なのか????・・・私は、不幸と感じさせる方向にしか向かわないと思っている。勿論、次元が違い過ぎれば、誰しも真似しようとは思わない・・・しかし、次元が近いと、マネをしたいと思う、それが出来る人なら良いが、出来なければ、当然、不幸と感じ出す。
私は、祖父を尊敬していると言う事は、祖父は一流だと思っていると言う事、当然、人として・・・・それに近付きたい・・・動乱期を生き抜いた人に成る。
その中でも、人としての部分を無くさなかった。
若しかすると、若い時に胃癌に成り・・・それを、九大で摘出手術を受けている。大正時代化、昭和初期に成る・・・当然、数件分のお金が必要だったと言う事だが・・・死んだ命と一度感じたので、己で無い部分に、目が行ったかもしれない・・・
この様な貴重な経験をした、祖父・・・その思いを継承するのは子孫・後継者だと思っている。
しかし、現代、この様な価値観を、子供達が理解できるか????・・・之が問題・・・
己の為、己・己の価値観が、蔓延しすぎている。
何度も書いているが、大事な己・・しかし、寿命が有る・・・今、文字が読める人なら100年の寿命は無い・・・・
末は博士か大臣か・・・しかし、全て死ぬ・・・・
今、四男が来訪・・・・少し贅沢に寿司を買っていたが、持たせた・・・・
実子だからした訳でもない・・・間道と言った子・・・しかし、他人の子にもしている振舞い・・・この部分に差別は付けたくない。
将来が有り、希望が探し、それに向かう為の、糧として与えている。