2013年2月4日月曜日

K君から、依頼・・・・・・・

3時過ぎ・・・K君から電話・・・・・
セットをしたいので、絡みたいとの事・・・・・
彼の行き付けのコース・・・・
ラジ天・熊本(天水店)に伺うことにする。
4時過ぎに、到着・・・・・
どの車と合わせるかで私のVDSに決定・・・・・
お客さんも少なく、私たち以外にドリパケで頑張ってある黒のプリウスの人だけ・・・・邪魔も入り難いので、彼と久しぶりに真面目な走り・・・色々セットを変更され・・・少しは納得されたみたい。
私もリアが出難いので、リアダンパーを最大まで寝せた。
走った瞬間は、違いは解るが、直ぐに慣れるその為、変化して良かったがどうかが解らないが、気休め程度のセット変更で楽しむ事が出来た。
5時過ぎに成ると、続々と来店者が増えだす・・・・10人以上のお客さんに成り、色んな人と絡む事が出来・・・・・感謝・・・・・MMM爺
何時もこのコースで感心するのが、走りに変化が有る人が多い・・・・以前、絡んだ時と全然違う感じがする・・・・凄い事だと思います。人は変化するから面白い、特に若い人の変化は凄い・・・・私みたいに歳の為か、変化が出来難くなる立場から羨ましい限りです。
初めて伺った時は、先を急ぐ様な操作で、追走を楽しむ感覚で無かったが、今は懐を空けた、追走を楽しむライン取り・・・この部分だけでも凄いと思います。壁への激突、音も軽くなったような気がします。私みたいな偏屈なオジサンを何時も受け入れて頂き感謝・・・・・・

RCモーター・・・・・

昨日、ラジ天で何人かに色々質問を受けた・・・
舵角が出る理由・追走中のベタベタの操作・一番多かったので、何故、止まるかの質問・・・・
私は不意義に思っている止めたいと思った時にアクセルを抜くかブレーキ使う、又リアを大きく出す事で止まると思うが、其れが出来無い様だ・・・・
問題はモーターに有ると考えます。
よく実車と言われる方が多いので、今回レシプロエンジンに当てはめて考えを書きたいと思います。
先ず実車から、3速以上でのドリフトの経験が無いので、3速で考えます。先ずアクセルONでこのギアでの最高速は、車で違うと考えますが、300km/hは出ないと思います。私のテックコンバは17.5Tでそれ以上のリアの回転速度がスケールスピードで有ります・・・・30km/hを超えます・・・
逆にアクセルOFFのエンジンブレーキを考えます。この部分がレシプロエンジンの内燃機関とモーターは非常に特性が違う・・・・実車のエンジンブレーキはエンジンのポンピングロスと駆動系のロスでブレーキを掛けたような感じに成ります。回転落ちと共にブレーキが利いた様な感じがします。勿論タイヤがブリップしている条件で・・・・
RCの場合モーターを使用しています。その為、モーターが持っている抵抗でコギングが有ります。モーター単体でシャフトを手で回すと、ゴキ・ゴキを抵抗が有る・・・之はモーター内で永久磁石と銅線とが磁力で付こうとする働きです。しかし問題はモーターは発電機の特性も持っていることです。試しに、隣同士の端子を接触させて手でシャフトを回すと非常に重くなります。その発電の部分をアンプ等で上手に逃がす様に成っていますが、現実には非常に強いブレーキが利く事を理解することが大事です。其れも回転に伴い、高い回転のときは多くなる・・・・・・
例として13.5Tフルブースト・ターボでツーリングの世界はストレートで70km/hを超えるスピードに迫っています・・・・その中でストレートエンドはブレーキを使わずコーナーに入っていく人が多くいます、其れぐらい実車に当てはめるとエンジンブレーキが利いている事に成ります。スケールスピード700km/h凄い世界です。勿論4駆のフロントスプールが多いし四輪にブレーキが利く・・・・
アンプ等でのドラッグブレーキを最小にしてある人が多い・・・・

RCドリフトで考えると、凄い事に成っている事に気付くはずです。
リア駆動の実車で凍結路面を走って少し滑ったと思った時にアクセルを少し抜く事でグリプしてその後、アクセルを抜いていれば速度も落ちるはずです、又その様な操作をされる人が多いと思います。しかし仮に10km/hで走っている時に、滑ってタイヤが100km/hで回転している場合、アクセルを抜いても直ぐに、グリップしないで回転落ちのタイムラグ後、その回転で車を前に加速する様に押してしまいます。減速を考え操作した結果、加速する・・この事は殆どの人が解るはず・・・・
実車で常識化している部分を理解しないで、RCを操作している人が多いように思う。

RCドリフトの場合、殆どの方がケツカキと言えども4駆を操作している。特にケツカキの場合前後タイヤに回転差が有り、前後で喧嘩をして、車を止めようとする、操作側は安定している様に感じる、多大に回す事で、安定度も増すし止まろうとする・・・・しかし何時までもアクセルを握り続ける事は出来なく、抜く作業をする、その時に回転落ちと共に一気にタイヤがトラクションを回復、止めたい意思と逆に車を走らせてしまう。
実車のリア駆動の場合はリアが破綻していてもフロントは確り路面を捉えている分、コントロールが効く、しかしケツカキの場合、フロントも破綻していれば・・・・結果は解ると思います。

RCドリフトの色んな問題は、走行できない車がコース上を走っている事、グリップ走行でも良いし、他の人に迷惑に成らない様に努力・勉強・鍛錬している雰囲気が有ればまだマシだが・・・・その破綻した状態で飛んで行く、走りが格好良いとの評価・又初心者も其れに憧れて始めてしまい、その事をよく理解させない雰囲気・・・・・結果、迫力・アピールが主体になり、安全に走行する事に目が行かない・・・気づいた時には癖が抜けず、面白くなくなり辞めて行く悪循環・・・・

凄腕と違い一般の私など、RCドリフトの老舗のヨコモが決めている、エントリークラスの21.5Tで十分だと考えるし、又ヨコモのモーターKV値が高い為、私は17.5TのLiFeで楽しく走っています、又色んな個性と追走も出来、感謝しています。
腕が有れば、ツーリングの世界でも敬遠するぐらい怖いモーター6.5T等にブースト・ターボ等で走行できる人は凄い人だと思いますが・・・・・バッテリーの持ちが非常に長いのがよく解らない、全開なら10分持たないはずだが・・・・・・
レベルに有ったパワーで私は十分だと考えます。

RCのドリフトの世界で不思議に思うのが、破綻している車を操作する独特な操作、止める為に回す・飛距離を出す為に飛ばす技等・・・・・その操作が如何も正しい・中には凄いと思っている人もいる。少し考えれば、破綻させなければ独特な操作が要らないと成るはずです。確りグリップを保ち、最小限のリアの滑りでドリフトが出来れば、簡単に出来るはずです。その為ケツカキ半年の経験でも凄い走りをする人も多い・・・・しかし、モーターパワーを理解しないで、ドラッグレースの様なパワーで取り組む、その為、グリップしないので、シャーシ側のセットが非常に食うセットに成っている、食う車はチョッとした事で、一気に破綻する、その為、走る場所・絡む人等、制約が増え結果的に面白みにかけ、辞めてしまう。RC暦の長い私が何時も思う事・・・・自分自身でRCを辞める方向に向っている事を理解していない・・・・悲しいと思います・・・・・MMM爺

コースの色々・・・・


MMM爺の能書きを少し掲載します。
コースの問題点をよく耳にするように成ってきている。
コースの管理やレンアウトはお店の考え方で決まる。
しかし、店側も集客の為に色々考えているとも思う・・・・
グリップと違い、ドリフトの場合はその部分が難しい・・・・
理由は簡単・・・・走行が出来ないスピーン状態で走っている事がドリフトだと思っている人が多いため・・・・路面・レンアウト・タイヤ等の違いで走る事が出来ないと成る・・・・グリップの方は走行は何処でも出来る、しかしタイムが出ない等の為、セット等を悩み腕に合うギリギリの調整をする事がセットに成っているが・・・・
ドリフトの場合、走行が出来ない、周回が出来ない為のセットに成っている・・・・その為に皆が走れるコースやタイヤ等、ドリフターに合わせたコースに成り安い・・・しかしドリフターの誰に合わせるかに成る・・・・・
この問題は、ドリフトの考え方、走法に問題が有る為・・・・・RCドリフトの老舗ヨコモもエントリークラスの初心者は21.5Tモーターが指定になっている。私の考えだとこの程度のパワーの方が走行部分の勉強・練習に成ると考えている為だと考えます。

しかし、コースでこの様なモーターで走行している人に有った事が無い・・・・・
何故か・・・・・此処が色々問題が有る部分・・・・

コースレンアウトが飛ばしの技を使う、詳しく書くと前後のタイヤのトラクションを抜いて走る私の目からだと抜けた走りをし易いコースが多い事、又その部分が一般的には格好良いと成っている事が、一番の問題だと考えます。勿論、素人目にも飛んで行っているので、迫力も有り、魅力に感じる部分だと思いますが・・・又、その部分に主眼をおいたドリフターも多い、その結果、前後を抜くパワーとなり、大パワーのモーターを選びやすい・・・・・等速時代は其れでも問題は少ないが・・・・
今は殆どの方がケツカキで走行してある。そのケツカキの特性を確り理解して操作してある方が私の絡んだ人の中では、非常に少なく、コースでは少し浮いた存在に成ってある方が多く見られる。
以前掲載しているが、アンダーを少なくする為のケツカキと考えてある方は、等速の走らせ方で良いと考えます。しかしカウンターを出し維持したいと考えてある方は、2駆の走らせ方を多く使った方が良いと考えます。その部分で2駆走り・等速走りと私は分けています。この部分は考え方で本人の自由だと考えます。
しかし、ドリフトコースを走行する事は同じ・・・・この走行が出来るか、走行とは自由に車をコントロールして、走ることだと考えます。走行が出来てドリフトのアピール部分の迫力等を危険が無い時、演出することがドリフトの走りだと考えます。

実車に当てはめると、自動車学校のクランク等が出来なく免許も持ってない人が、F1マシーンより大パワーの車を操作している事に成ります。
しかし、この状態が今のRCドリフトの世界・・・・・簡単に言えば、暴走より悪い・破綻した車がコース上を走る・・・・之がコースのレンアウト等に影響して、多大に幅の広いコースや、長さは有るが幅が広いコースに成り易い・・・・・・コースが破綻している車も走らせる事を容認しているような事、又その中で、ドリフトの走行部分を勉強磨けば良いが、逆にモット派手に破綻させて飛んで行くような走法を磨く・・・走行から逆行したドリフターが増え、又その様な人の多いため、コースが変わり、タイヤが変わる変化に対応できなくなり・初心者も走行部分い目が行かず派手な部分を追求する悪循環。 

基本は走行・・・・ドリフトカーでもグリップで走る事が可能なはず、振ることが出来なければグリップで抜ければ良い、常識的にグリップの方が早い為、後ろからぶつけられる事も無く走行は出来るはず、人にも迷惑をかけない・・・・しかし其れが出来ない車にセットしている人が非常に多い・・・・・
走行を無視した飛ばしの技に主眼をおいた車が多すぎる為・・・・

グリップ走法の少し上の回転でリアが出だす、そのリアの出にフロントを合わせる、之がカウンターに成る。又リア出す方法は色々有るが、ドリフトの基本だと考えます。勿論グリップのタイヤでもドリフトは出来ますが、速度域が速過ぎる為、トラクション能力の低いタイヤを使用している。

今SAKURA D3を題材にセットをしている、素組のフロントワンウェイから走行は可能だったし、一般的に言われる戦闘力は凄く有る車・・・その凶暴性を落とすセットをしている・・・・・戦闘力のダウンをしている。
また、色んなコース・路面で走行も絡みも可能である。
走行が可能な上で好みにセットを変更している。
凄腕も無いので、基本17.5TモーターのLiFeバッテリーで走っている・・・・SAKURAは10.5Tだがプロポで、回転は其のままにパワー感を極限まで落としている。
腕が有れば、大パワーも問題ないと思うが、私みたいな人間は使いこなす事が出来ない、勿論、全開の走り等アクセルを全開に握りながらの走行など、バッテリーが10分位でダウンして走れなくなる・・・・凄腕の人は凄い全開の走りで30分以上走る人が多い・・・・どの様なテクニックかRC暦の長い私にも言葉を信じると解らない・・・・・