2013年2月4日月曜日

RCモーター・・・・・

昨日、ラジ天で何人かに色々質問を受けた・・・
舵角が出る理由・追走中のベタベタの操作・一番多かったので、何故、止まるかの質問・・・・
私は不意義に思っている止めたいと思った時にアクセルを抜くかブレーキ使う、又リアを大きく出す事で止まると思うが、其れが出来無い様だ・・・・
問題はモーターに有ると考えます。
よく実車と言われる方が多いので、今回レシプロエンジンに当てはめて考えを書きたいと思います。
先ず実車から、3速以上でのドリフトの経験が無いので、3速で考えます。先ずアクセルONでこのギアでの最高速は、車で違うと考えますが、300km/hは出ないと思います。私のテックコンバは17.5Tでそれ以上のリアの回転速度がスケールスピードで有ります・・・・30km/hを超えます・・・
逆にアクセルOFFのエンジンブレーキを考えます。この部分がレシプロエンジンの内燃機関とモーターは非常に特性が違う・・・・実車のエンジンブレーキはエンジンのポンピングロスと駆動系のロスでブレーキを掛けたような感じに成ります。回転落ちと共にブレーキが利いた様な感じがします。勿論タイヤがブリップしている条件で・・・・
RCの場合モーターを使用しています。その為、モーターが持っている抵抗でコギングが有ります。モーター単体でシャフトを手で回すと、ゴキ・ゴキを抵抗が有る・・・之はモーター内で永久磁石と銅線とが磁力で付こうとする働きです。しかし問題はモーターは発電機の特性も持っていることです。試しに、隣同士の端子を接触させて手でシャフトを回すと非常に重くなります。その発電の部分をアンプ等で上手に逃がす様に成っていますが、現実には非常に強いブレーキが利く事を理解することが大事です。其れも回転に伴い、高い回転のときは多くなる・・・・・・
例として13.5Tフルブースト・ターボでツーリングの世界はストレートで70km/hを超えるスピードに迫っています・・・・その中でストレートエンドはブレーキを使わずコーナーに入っていく人が多くいます、其れぐらい実車に当てはめるとエンジンブレーキが利いている事に成ります。スケールスピード700km/h凄い世界です。勿論4駆のフロントスプールが多いし四輪にブレーキが利く・・・・
アンプ等でのドラッグブレーキを最小にしてある人が多い・・・・

RCドリフトで考えると、凄い事に成っている事に気付くはずです。
リア駆動の実車で凍結路面を走って少し滑ったと思った時にアクセルを少し抜く事でグリプしてその後、アクセルを抜いていれば速度も落ちるはずです、又その様な操作をされる人が多いと思います。しかし仮に10km/hで走っている時に、滑ってタイヤが100km/hで回転している場合、アクセルを抜いても直ぐに、グリップしないで回転落ちのタイムラグ後、その回転で車を前に加速する様に押してしまいます。減速を考え操作した結果、加速する・・この事は殆どの人が解るはず・・・・
実車で常識化している部分を理解しないで、RCを操作している人が多いように思う。

RCドリフトの場合、殆どの方がケツカキと言えども4駆を操作している。特にケツカキの場合前後タイヤに回転差が有り、前後で喧嘩をして、車を止めようとする、操作側は安定している様に感じる、多大に回す事で、安定度も増すし止まろうとする・・・・しかし何時までもアクセルを握り続ける事は出来なく、抜く作業をする、その時に回転落ちと共に一気にタイヤがトラクションを回復、止めたい意思と逆に車を走らせてしまう。
実車のリア駆動の場合はリアが破綻していてもフロントは確り路面を捉えている分、コントロールが効く、しかしケツカキの場合、フロントも破綻していれば・・・・結果は解ると思います。

RCドリフトの色んな問題は、走行できない車がコース上を走っている事、グリップ走行でも良いし、他の人に迷惑に成らない様に努力・勉強・鍛錬している雰囲気が有ればまだマシだが・・・・その破綻した状態で飛んで行く、走りが格好良いとの評価・又初心者も其れに憧れて始めてしまい、その事をよく理解させない雰囲気・・・・・結果、迫力・アピールが主体になり、安全に走行する事に目が行かない・・・気づいた時には癖が抜けず、面白くなくなり辞めて行く悪循環・・・・

凄腕と違い一般の私など、RCドリフトの老舗のヨコモが決めている、エントリークラスの21.5Tで十分だと考えるし、又ヨコモのモーターKV値が高い為、私は17.5TのLiFeで楽しく走っています、又色んな個性と追走も出来、感謝しています。
腕が有れば、ツーリングの世界でも敬遠するぐらい怖いモーター6.5T等にブースト・ターボ等で走行できる人は凄い人だと思いますが・・・・・バッテリーの持ちが非常に長いのがよく解らない、全開なら10分持たないはずだが・・・・・・
レベルに有ったパワーで私は十分だと考えます。

RCのドリフトの世界で不思議に思うのが、破綻している車を操作する独特な操作、止める為に回す・飛距離を出す為に飛ばす技等・・・・・その操作が如何も正しい・中には凄いと思っている人もいる。少し考えれば、破綻させなければ独特な操作が要らないと成るはずです。確りグリップを保ち、最小限のリアの滑りでドリフトが出来れば、簡単に出来るはずです。その為ケツカキ半年の経験でも凄い走りをする人も多い・・・・しかし、モーターパワーを理解しないで、ドラッグレースの様なパワーで取り組む、その為、グリップしないので、シャーシ側のセットが非常に食うセットに成っている、食う車はチョッとした事で、一気に破綻する、その為、走る場所・絡む人等、制約が増え結果的に面白みにかけ、辞めてしまう。RC暦の長い私が何時も思う事・・・・自分自身でRCを辞める方向に向っている事を理解していない・・・・悲しいと思います・・・・・MMM爺

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