日本古来から有る価値観・考え方に「柔よく剛を制す」とあるが、物事は受け流す必用も出てくる。正面から同じ、方向で対処しても、結果は、大喧嘩になるか、力が強い方の一方勝ちになる。何度も書いているVSの関係性でなくANDの関係性を意識しその説明を努力して相手に解って頂くこれも大事だと私は考えている。基本、現代の世界は、VSで物事を捉えている。国間のVS・・国内では、民族間・価値観・宗教観・仕事観・・等々いろんな些細な事でVSの捉え方をする人が一般化し普通となってきた。同じ国で、同じ民族・近い価値観で・同じ仕事をしている、同士に対してもVSの感覚で判断している。当然、熟練した先輩等が強いし経験も豊富・・・勝とうと努力し、一所懸命に汗を流すのが昔だったが、今は、嫌・上から目線と勝手に捉えてハラスメント、被害者だと騒ぎ出す時代でも有る。技術の伝承は、体で覚える部分が多い、特に五感で解るってもそれから先は五感以上の部分が要求されるし、図面等の資料が有っても再現できまい技術を持つのが職人である。現代は、作業員と職人の違いも良く解らない人が増えている。己の仕事にプライドを持ち、簡単に書けば命を賭ける様な事に成る。作業員は、暇だしお金がいるからの程度での取組み・・・この差が出来上がる物に影響するのは当然に成る。物事の取組み方に成る。私は人様より劣っているし、力も無い、今は病に倒れているので、何を行うにも激痛が走るし、数歩歩くのも恐怖との闘い・・しかし、この痛み・恐怖から逃げたら、全く動けない、寝たきりに患者になる。鼻歌混じりで何も考えなくても出来ていた事が、今は出来ないし、出来ていたときのその能力を磨くだけ磨いたか???疑問が有る。当り前と言う事に対しても真剣に考え今以上という探究心と持つ事も大事だと、大病を患って思った。この時期に私は多くの時間をサボっていたことになる。
しかし、最近は、この職人という仕事は特殊な仕事となってきた。要はプロが居ない世界に成っている。アマチュアので大金を求めているのが現在、当然、アマチュアなので、大きなハンディが欲しいし、当然と思っている。結果、職人と言われる職種には人が入ってこない・・・・叱ることも指摘することも出来ない現代・・・どう職人を育てるのかも難しく成っている。今回、叔父の逝去で書いている様に、大事で大事な叱ってくれる叔父が逝ったと私は悲しんでいる。今なら喜ぶのでないか????正直、当たり障りのない人だと、逝去されても何も感じない・・・・己が多く恩を感じた人には是が非でも参列したいと思う。要は私の対しての接し方と思う。現代、一番恩有る両親も寄り付こうとしない人が増えている。この様な人を恩知らずという・・・恩と感じ取れていないという事。悲しい事だが、多大な恩を頂いているのが日本国民である。
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