長男来訪・・・

 職場に向かう前に、長男が何時ものように来た。

熱は下がったとの事・・・昨日は、押し切って仕事を行ったとの事・・・

昔なら、当然と思える振舞いも・・・コロナ下では気に成る・・・

体調が悪い・・これがイコール、休むと成る・・理想と思うが・・・現実は違う・・・私は障害手帳を交付して頂いているが・・・現実は、それでも仕事をすることに成る。

勿論、仕事は単一な作業で無い場合が有る。特に個人事業で、全て私一人で行う形・・・重い商品が来れば、持つ作業が有るし、他に頼る人も居ないなら、当然、己ですることに成る。

勿論、人を雇うと言う事で対応できるが、この一瞬の為に、人を雇用する様な利益は得ていない。

要は、理想に近づける為には、色んな事が必要と言う事に成る。

仕事も、何が起きるか判らない・・・起きた事に対しては、対処が必要に成る。

誰が対処するか？？？？・・・この部分が勤め人だと、自業自得と言う方向には成らず・・・報告の流れに成るが、報告しようと思っても、連絡が付かないと言う事も起きる・・・報告しても、直ぐに答えが出ない場合も多々ある。

私も勤め人の時に、この問題に何度も直面している。鉄は熱いうちに打てとある様に、時間が大事な事が多い・・・答えを待つ時間が勿体無いと・・直ぐに自己判断で、当然、責任は負うからと、勝手に処理を行っていたが・・・

クレーム処理が私の仕事でも有ったし・・・時間が大事だと言う事は、骨身に染みていた。

落ち着いて冷静な判断が出来る時が良いと言われるが・・・全てがそうとは限らないと言うのが私の見解に成る。

私は、咄嗟の時が、その人の価値観・本性が見えると考えている。

時間が経つと、知恵や知恵が介入するし、人様の意見等々も介入しだす。

結果、事が複雑に成り、問題が、色んな事に飛びする。

昔、部下に言っていた事だが、仕事中に、子供が川で溺れている事に気付いた・・・どう振舞うか？？？・・・その人の価値観に成る。

現場に向か途中の為に、無視して現場に向かう・・・之も有ると思う。

上司に連絡、振舞い方を尋ねる・・・この様な人なら、当然、溺れている人より、上司の振舞い方の方が気に成ると言う人に成る。

色んな、振舞い方が想像できると思う。

この咄嗟・いざと言われる事は、滅多に無い事と思われているが、現実には常時発生している。

仮に、私の場合、障害が有るが、他の人には気付かれ難い・・結果、若し、溺れている人が居たなら・・・己の身も危険が増す事は理解して、何が出来るかに成る・・・

私の価値観、正確なら、勝手に、溺れている人に向かっていると思う。常識的に人を背負える力も無い、障害も有る、結果、死なせたと成れば・・・己の分も知らず無謀な事をした、バカな人間と成る。

しかし、仕事中にも、この様な事は常時起きる。人は肩書等で、判断している。

作業員なら、作業が出来る事が、当然と成る。しかし、現実は？？？？・・・障害が有っても雇用する義務が発生している。

又、素人を雇用する、その日から作業員と成る・・・・当然と思われる事も出来ない人が居ると言う事・・・

私が、何度も危惧して書いている部分が、この部分、之が常態化する事が差別だと私は考えている。

私は、違い・レベルの差が有るのが、人間だと考えている、画一した考えが差別だと考えている。

仮に、外科医と言う肩書が有る。しかし、レベル・経験値が違いが有るのが、人間である。

外科医ならと言う、理想を誰しも求めている。しかし、それに適っている、外科医が何人いるか？？？？外科医も人間である。

少し強く書くが、誰しも普通の人間を求めている。それなら己は普通なのか？？？？？・・・普通と言う定義が有ると思うが、それに当てはまっているか？？？？

私は、今後、高齢者と言われるレベルに成る・・・・人間としては、当然事だし、普通の事だと思っているが・・・一般に言われる普通とは違うと考えている。

出来る人も居るし、出来ない人も居る・・・・・出来ない事を認めないと成れば、後は、除外するか、扶助するかに成る。

私が、感じている今の世は、除外する方向に向かっていると感じる。

当然、その流れが正しいと言う論法も増えている。

特に、社会を構成している・・・力が有る部分が、その方向性が強い・・・要は、扶助する余裕が無くなっていると言う事・・・

全ての職種にレベルを決め・・・レベル以下は雇用する意味が無いと言う考えにも成る。

勿論、利を求めている企業で、損に成る部分・・・難しいと思うし、損を減らす事が、最終的に、消費者に安く良い品を提供できると言う事も解るが・・・少し、違う気も私はする。

企業は、人を雇用している・・・しかし、現代は、機械としての能力の部分を雇用している。

その為に、人間として必然的に起きる部分は無い方が良いと言う考えにも成っている。

今の社会は、人間と言う部分を、無くし、捨てた人達が生き易いと言う世の中に成っていると言う事にも成る。