昨晩、何年ぶりの後輩が電話をしてきた。
建設関係の特殊資材を作っている、会社を営んでいるが・・・・
今月は、商売創めて初めて、大きな赤字が出たと言っていた。
社員も居ない、小さな会社だが・・・・堅実で硬い仕事を行っていたが・・・
今回の不景気を乗り越える・・・策が・・・・・と・・・成っている。
逆に、影響が少ない・・又、収益が出ている会社の場合・・・・
今回の件で、国が無金利等の、貸付制度を作ったが・・・・
保証協会が保証する、この保証料も無料・金利も無料と言う、条件に成る。
当然、今まで融資を受けていた、金利の付く融資を今回の、方策を利用して、返す等を行っている、会社も多い・・・理由は、困っている会社の帳簿を見れば、保証協会が保証できるかの審査が有るが・・・・当然、厳しいと成る。
しかし、影響が少なかった会社の場合、帳簿もきれいだし、保証協会も安心が出来ると成る。
弱っている商売への対象だが、結果的に保証協会が保証できるか???・・・・之が問題に成る。
資産が有り、特に不動産等が有れば、保証する側の見え方も変わる。
本来、資産も無い、不動産も無い、結果、一般的貸し付けが利用できない人の為の方策と思うが・・・結果的に、目的と違う方向で、使われる可能性が高いという事にも成る。
私も、借入金をする時は商売を辞めると決めていた・・・・・しかし、焼く30年商売を続けると、辞められない理由が出て来る。特にお客さんを誰が面倒みるかという部分に成る。
当然、無借金で、商売を続け、きつく成った時に直ぐに辞めた・・・・之が出来ると思っていたが、現実は出来ない。
結果的に、借入をする事に成るが・・・・貯えが底をついた時・・・・資産等々持たない・・・初めて、保証協会等を利用する事に成るが・・・当然、審査と言う部分が有る為に、赤字が数年続いた帳簿を出す事に成る・・・この資料を見て、保証できるか????
特に今回は、緊急性が有る。貯えを食い尽くして行く事に成る・・・・
私の経験上・・・・長くて半年、堪える事が出来れば良い方と思っている。
貯えも不思議で、経費に比例する方向性が有る。
仮に、家賃・人件費・借入返済金等々の月、出るお金の半年分の貯え、200万の固定費が有るなら・・・1200万の貯えで、半年はしのげる。
勿論、半年間、収益0の場合に成る。
しかし、利益の部分で、貯えて行く事に成る・・・しかし、利益に対しては大きな税金の納付の義務が有る。その為に、貯める等も、至難の業に成る。
私の祖父が言っていたが・・人間、最小限の物以外を持たない、模索が必要と言っていた。物を持つという事は、維持管理にも経費が必要に成る・・・之は固定費に成る。
多々の物に埋もれた、生活をしていた、祖父が、終戦と言う時の、動乱で、得た知恵に成る。
しかし、その物をお金に変える事が出来るが、結果的に、大損と言う事に成る。
祖父は、動乱時期を経験した人・・・土地は資産価値が残ると、稼いだ金を田畑に変えていた様だが・・・結果的に、農地開放政策が有り、田畑も無くしている。
最後まで残る部分は、人・・・家族・親族、地域と言う事を私に教えてくれた人に成る。
要は、この部分を忘れ、物質的、価値観のバランスを高めれば、何時かは崩壊する時が来ると言う事にも成る。
若しかすると、今回の件が、この流れの一部かも知れないと私は思っている。
力が有ると、言われる立場も、大きなフルイに掛けられている状態だと私は考えている。
価値観の大変革が、起きる方向性に向かっている感じがする。
勿論、力が有り、余力が有る、立場は、今回の件以前の状態に戻そうと努力するが、どうなるか????
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