今日は、少し私の独断の考え方のパワーについて掲載したいと考えています。
車のジャンル等で、色々有るが、一般的にコースの最高速度・ラップのタイム等で安定して扱い易いパワーを求めているのが普通・・・之を基準に指定モーター・タイヤ等を決めている・・・
ドリフトの場合、この部分が明確な基準が無いし、何を目的にしているかで違う、走行重視・アピール重視・・・等々 色々考え方がある。
しかし、パワーの意味は一緒だと考えます・・・パワーを少し部分毎に分けて考えたいと思います。
先ず大きく分けてバッテリー・アンプ・モーター・ギア比が車側のパワー源だと私は考えています。
先ずバッテリー・・・今はLiPoが主流に成っています。私はLiFeを使用していますが、7.4VのLiPoで考えます。容量が3200や4000の表記がされています。この意味は4000だと4Aを一時間流せる容量という意味・3200だと3.2Aを一時間流せる事になります。
V×A=W W・ワットは仕事量・・・ 1馬力は735W・・しかし内燃機関をモーターと比較した場合同じW数でもモーターの方が大きいし、一概に1馬力との表記が地域や計測方法・目的でバラバラな状態・・・
車の世界でもバイクの原付は600W以下と成っている、1馬力以下で5馬力の内燃機関と同等のパワーを出している事になる。
上記、バッテリー4000容量だと、7.4V×4A=29.6W この仕事量を一時間出来る事に成る。
しかしこれ以上のパワーが欲しい場合・・・25C等の記載が大事に成ります。
この場合1Cが4Aで25倍出力出来る事だと私は考えています。100Aが出るバッテリーという意味だと考えています。7.4V×100A=740W・・・・
この仕事量のバッテリーでも足らない場合、キャパシタ等が力を発揮します。
走行中、全て全開と言うことは無いと思いますが、どの位のパワーを必要にしているかはバッテリーの持ちでも判断が出来ます。私の場合、3200容量のバッテリーが長い時は2時間持ちます・・・休んでいる時間を加味して1時間走行したと仮定すると、平均3.2Aを必要にした事に成り、LiFeの6.6Vを掛けると約21Wを使用して走っている事に成ります。
次に、電気をモーターに伝え制御するアンプ・・・・・
アンプは昔、抵抗でボルトを制御して速度・回転を制御していた。しかし抵抗の為、熱が問題に成り、一番問題は、大事な電気を捨てている事に成る為に、高周波アンプに変化・・・今はブラシレスで高周波の延長線上の制御に成っている。
バッテリーのパワーを無駄なくモーターに伝える・回転制御はパルス・電気のON/OFFで制御している・・・・しかし同じボルトを流していても、負荷アンペアが大きくなれば、アンプの能力を超えて壊れる場合がある、その為にアンプはアンペア表記で特性を解るようにしてある。
アンプからの出力を回転に変えるモーター・・・・特性をT数で一般的に示しています。
T数は、巻き線の巻き数・・・・同じ容積で少ない方が、大きい線を使っている事に成る。大きい線は電流を一気に流せる事に成ります。
ボルトが一緒の場合、アンペアを多く流した方がパワーが大きい事に成る、このパワーは私の考えではトルクだと考えています。モーターアナライザーで調べた結果、T数が小さい方が同じ回転数だとアンペアが大きくなる。
コギング現象も・・・・考えないといけないが今回は省く
最後にギア比・・・・このギア比は最高速度・加速度・逆に減速度・微回転部分に関係する。
走行抵抗が無い仮定した場合、HIギアが最高速度がUPする・・・時間は要して加速は悪いが早い方向になると思います。
Loギアは速度は遅く成りますが、走行抵抗に強くなります。又その為、加速が早くなります。
之を前提にRCドリフトで何が必要か、各々の考えで違うと思います。
此処で、私の考え方、経験を書きたいと思います。
アクセル操作が苦手な私の場合、実車を例にすると、守備範囲が80km/hの2速で40km/hの市街地を走ろうとは考えませんし、速度の維持を楽に出来ない、回転の上下動が激しくなる為にギクシャク車が動きます。
現代ではアメ車等の大トルク車は、PCが介入して、人の操作を助けている為に2速でスムーズに走る事が出来る様に成っている。
この部分は、RCの世界ではアンプの能力・セットに成ると私は考えます。
ドリフトの場合、微細な回転差をアクセルでコントロールす事に成る。4駆と違い2駆の場合、上下動の許容力が全然違う・・・外部操作で、車が必要とする回転を正確にコントロール出来る技量が必要に成ります。入れ過ぎた場合は即、失敗・・・・抜き過ぎた場合も即、失敗につながります。
私の場合、外部操作の場合は特に、アクセル操作で探る操作が有ります。この探る事が簡単な車の方が私のレベルだと簡単・・・ピックUPが早く、又操作に遊びの部分が無い場合、探る事も怖くて出来難い・・・・
この部分は、各自の操作技量で違うし、考え方でも違う・・・・・・
モーターを何を使うかも考え方、しかし、私の経験だと、10.5T等のモーターでアンプのセット等を全てハイパワー方向に、ピックUPも激しい方にすると、走行時間10分も持たない、バッテリーの容量で違うが、4000位で、100A前後を常時使ったとすると、理論的には何分に成るはず・・・
全てを、言葉通りに全開と考えるとこの様に成る。
今回はアクセルを入れ側を基本掲載しました。アクセル操作には入れた分、抜く側が必ず存在します。抜く側が非常に難しいこの部分は後日
最後にモーターのパワーは想像以上に大きい事を理解してほしい・・・・昔400系モーターで電池を8本繋いで、モーター軸にプロペラを付け、電源からケーブルを延ばしで、ヘリみたいに飛ぶのでは・・・と、中学校の頃テストしたが、浮く事は無かった、その後ホパークラフトの原理でスカートを使い、地面からギリギリ浮く位のパワーだった・・・
今は、400系モーターでバッテリーを搭載しメカも搭載したヘリが凄い迫力で3D飛行が出来る・・・
昔だと考えられない位凄いパワー・・・・グローエンジンでの3D飛行が減っている・・・
内燃機関のエンジンとモーターでは、同じ表記でも一緒でない様に私は考えています。
仮にモーターで735Wの仕事量で1馬力・・・スケール換算値を体積比とすると1000馬力に成りますが、日本の原付バイク規格で600W以下と成っている、この事を参考にすると一般的原付のエンジンパワーは4馬力・・・・之を基準に内燃機関の馬力と換算すると、4000馬力以上に成ります。この考え方は極端だと思いますが・・・実際に私のSAKURA 2駆・・・ハイギアで加速が悪いように見えますが、スケール換算すると、実車の一速より早く速度を乗せています。勿論グリップ走行で、しかしその全ての速度域で、少しでも多めにアクセルを握ればリアタイヤを滑りだします。
タイヤのトラクション能力が低い事が要因していますが、グリップでの速度の乗りは、実車に比べ早い様に見えます。
実車チックな走りがRCドリフトの全てでは無いと思いますが、この様な考えに成るのも、確りした基準が無い為、仕方が無い・・・・・難しい部分でも有り、無い為に色々楽しめる部分でも有る。
本来RCはRCと考える事が基本だと思います。その流で、スケール感を楽しむこの部分は自己満足の部分だと考えます。
RCカーの世界でも同じと考えます。4駆は4駆・ケツカキはケツカキ・2駆は2駆の各々の楽しみ方・走らせ方・・・等々有るのが当然です。その全てが外部操作のRC・・・・・その操作を出来る前提でスケール感等は各々の考え方だし、アピールも各々の拘りの部分・・・之を全て混同して一極的な考えに成る事が少し、疑問を持つ部分です。
色んな考え方が有る事が当然だし、全てが間違いでも無いし、正解でも無い・・・何を選び挑戦するかは各自の自由・・・・
しかし、単純な疑問だが、何故老舗のヨコモが下の方のクラスに21.5T指定をしているか、メーカーが十分だと考えているパワーと私は考えていますが、21.5Tよりパワーの有るモーターで走っている人は多く見受けます。21.5Tよりパワーが無いモーターで走行している人を見る事が非常に少ない・・・私の疑問・・・・大パワーを扱える事が凄腕???????・・・この部分がドリフトの世界の私が考えている矛盾・・・・・・一般的に走らせる趣味の世界の競技でパワー源が自由の場合は、最終的に低パワーで早く走る方向に向う人が多い、其れを仮に認めないと成ると、少し面白みにかける。
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