外に出ている、息子達に、先祖の墓・納骨堂には手を合わせに行けと言っているが・・・・・
彼達がどう捉え・・振舞うまで、見届ける事も出来ないので・・・言わない事も一つの方法だし、嫁からは、嫌われる事を態々・・・言わないでも・・・と言われるが・・・
私は、大事だと思うので、嫌われても、言い続けている。
今日は、五男と、納骨堂に行って来た。
納骨堂には、色んな歴史が刻まれている。
戦没者の名盤も有るし、奉納してある灯篭等の、由来も知っている限り、教える様にしている。
五男に、日清戦争・日露戦争・等のから先の大東亜戦争までの戦没者名盤を見せた。
私の伯父の名が刻んである・・・ニューギニア終戦、一年前に亡くなっている。
住まいは、日南は、飫肥だったが・・・本籍が有る、地からの出征が当時のシステムと言う事も話した。
又、奉納の品々に対しての、由来等々も、知る限りは話した。
何故、阿具根の地から・・・等々、他の地域からの奉納が有るのか等々・・・
その関係者に近いから知っている部分も有るので・・・伝える義務が私は有ると考えている。
蘇鉄と言う樹木が奉納されているが、日南に住で居た、私の祖父の奉納等々も伝えた。
息子達に、生まれた地への感謝を返す・・・勿論、分相応に成ると思うが、大事だと言う事を解ってもらいた。
生きている、この普通と思える事も、奇跡に近い・・・この地で生きたと言う事も、奇跡に成る・・・奇跡的に生き残れた、この部分に感謝できる、人に成って欲しいと願っている。
要は、色んな人等のお陰で生きられているし、今が有ると言う事・・・彼達には遠い昔に思えるが、国を守る、要は故郷を守る為に、命を捧げた人が居ると言う事・・・・
終戦記念日だから、この部分も大事だと思っている。
今の普通・当然は・・・昔では非常識・夢物語・理想主義と、言われていた時代・・・・
西欧列強が、世界の殆どを手中に収め・・・白人本位主義が当然と言われていた時代に成る。
有色人種の日本人は、どう思っていたか????・・・・考える時期が、五男も来ていると私は考えている。
何故、明治維新が出来たのか???その時の世界情勢は・・・勿論、織田信長も豊臣秀吉も世界情勢に関心を示し、この地の有り方を考えていたと私は考えている。
しかし、徳川時代に成り、世界との門を閉ざし、鎖国に舵を切った。
之も、国を守る為とは思うが・・・それが限界に来たの結果が、明治維新と私は考えている。
休養が有り、確りした哲学を持ち、確りした人格も持っているが、我子が危機に陥れば、仏で有っても、鬼に成ると私は考えている。
之が人間だと考えている。
勿論、理想は大事だし、求め続ける事も大事だと思うが・・・それ以上に大事なものが各自有ると思う。
この大事なものが、己の命以上に大事なら、我が命も惜しくないと成るのも必然だと考えている。
又、難しいが、未来を作るのは今の己、しかし、託す人も当然必要に成る。
理想を求めれば、個が基本と思う・・・しかし、家族を持てば、己以上に大事なものを守る責任が出て来る。
この矛盾が、人間と言う事にも成る。
生きる為には、厳密に言えば、色んな生き物を殺生している・・・理想は殺生をしたく無いが、現実を行っている・・・之が人間と言う事・・・
命に大小は無いと私は考えている。
要は、殺生で食べているなら、感謝と言う事に成る。
当然、己の命も殺生される可能性が有ると言う事、それなら、誰かの為に殺生された方がマシだと私は考えている。
価値観の問題と思う、死ぬと言う事さえも必然と考えているのか・・・間違ったこと嫌な事と捉えているのかの違いに成る。
私は、子に生きている事が、奇跡的事で、不思議な事・・・死は必然と教えている。
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