2021年8月15日日曜日

一旦・峠は過ぎた様だ・・・

 昨晩から、雨足が落ち着いてきた。

一安心に成るが・・・油断は出来ない。

災害は、前もっての準備が大事だと言われる。当然の事だが、当事者に成れば、現状にどう対処るるかで、頭が一杯に成り、冷静に考える余裕も無くなる。

普段が大事と言う事だが・・・知らなければ、学べない・・・災害が有る、勿論、己には被害が無かったなら、学ぶ機会を頂いたと感謝しなければと私は考えている。

自然現象・・・繰り返される・・・之を知っているなら・・・好んで、前回の災害の時に、被害を被った地に足を踏み入れないと思う。

この様な、事が私は知恵だと考えている。

経験で得る、知識・・・之を、恵に育てる事が出来るのが人間だと考えている。

本来、知恵の積み重ねで・・・決まり事が出来た。

しかし、現代は、その部分を、因習や古い考えと、拒否し、平等、同じ扱いを求める。


誰しも解る、問いで・・・河川敷に家を建てた・・・当然、少しの雨で、浸水する・・・之を、行政に当然の様に対処する様に言う・・・之と同じ様な事を今は行っていると言っても良いと考えている。

勿論、河川敷・・家を建てる等、出来ないし、許可も、宅地にも出来ない。

しかし、色んな土地で、無理して宅地に変更を続けている。

田舎に住むので、宅地変更が難しい、田畑等の話・・・・何故、あの田は宅地に成って、隣の田は成らないのかと言う話も耳に入る。

以前も書いているが、昔から、人が住む場所で無いと言われていた、場所が、商業地・宅地に成っている。

行政が宅地と認定したなら、当然、インフラ等の責任を行政が負うと言う事に成る。

之も以前書いているが・・・豪雨被害で、山奥の山頂部分が崩落・・・10戸余りの集落が、危険にさらされた。災害復旧の為に、大手建設会社が数社入り、工事を開始・・・予算は数十億・・・先ずは、山奥なので、重機を運び入れる為に、国道からその集落までの道路の拡張・整備から始まった。

目的の山頂に向かって・・・昔は、ミカン山で村に利を齎していたと思うが、今は後継者が居なく、放置状態の山・・・集落も、住んでいる人は数人の高齢者・・集落を通る道も、当然、幅を広げる為に、家等を取り壊す・・・空き家なので、直ぐに拡張工事が出来る。

立派な防壁が出来・・集落の戸数は減ったが・・・安心し住めるように成ったが・・・

今は????・・・・廃村に成っている。

私は、知恵が無いと思う・・・お金は出す、行政・・・数人の高齢者にお金を渡して、町への移住を勧めると言う、方法も有る。

何の為の、復旧なのか???と私は考える。

時代と共に変化している・・・廃村に向かう地域も有ると思う・・・

逆に、人口が増える、地域も有ると思う。

災害が起きると、直ぐに行政と成る・・・それなら、初めから、行政が土地に介入する、お金を入れると言う、事も出来ると思う。

元々の土地が、水の溜める為の土地・・・その土地が宅地に成るなら・・行政もお金を入れ、土地の嵩上げの一端を受け持っても良いと考えている。

宅地に成ってしまったら・・・その土地を買う人は、人が住んでも良い土地と思って、購入する。

宅地を供給する会社は、当然、利益を追求する・・・出来るだけ安い土地を、高く売りたい・・・安い土地、人が住める土地で無いと言われる場所が安い・・・無理して宅地変更が出来る、力が有ればこの様な土地を求めると思う。

田畑は、人を守る為の土地でも有る。当然、食べ物を作る場所だが、治水の為の、水留場と言う目的も持っている。

水留場の土地を嵩上げをすれば、当然、溜めれる水の量は減る。

要は、人が住む、街を作る、計画が大事と言う事・・・昔は城を中心に起き、この場を高くし、徐々に周りに行くに従い、低くなっていた。

最後の砦と言う場所が、確りと確保されていた。

今は、学校等が、最後の砦と指定されている。

しかし、元々が低い、人が住む場所で無いと事に出て来ている場合も有る。

避難場所が一番、危険な場所と言う事も有る。

人が、何を求めているか????利便性に成る。しかし、安全性を考えていない。

現代と言う、短い時間軸で、発展した地域が多々ある。

駅は????・・当然、人が住めない場所に有る、線路の敷設等、反対が少ない処を通している。

人が多く住む、住宅地の真ん中を汽車が煙を出しながら走る、良いとは思わない・・・

我が地域には、幾つかの駅が有る、又、昔は国鉄の駅も有ったが、一番、低い場所に有った。

寂れていく、地域なので、駅を中心に町が形成される事が無かったが・・・

治水の大事さが、豪雨を経験すると、解る。

水の溜め場の必要性・・・・田畑が無くなれば、当然、留場が無いと言う事に成る。

留場が無い、山間部と同じ状態に、平野部も成っていると言う事・・・一気に水嵩が増す・・・又は、津波の様に水が迫る・・・

非難する、時間も無くなる方向に成る。

私は利便性より・・・命を守ってくれる場所かを大事に考えている。

長男が仕事前に来訪したが・・玄関ギリギリで、増水が止まったと言ってた・・・

昔から居られる、重鎮さんの家が隣なので、隣より、少し土地を嵩上げした居た。

子供達の住まいは、無事だった。

能書きが多く、口煩い・・父だが、少しは聴く耳を持っていた様だ・・・

歳を取ると言う意味に・・色んな知識・知恵の引き出しが多いと言う意味が含まれていると私は考えている。

簡単に書けば、学んだ時間が、長いと言う事が、歳を取ると言う事・・・

学んだ事は、当然、人様に教えると言う事だと考えている。

勿論、何を学んだかで、色々、違いが有ると思うが・・・学んだ事は、人様に還元、教える事だと私は思っている。

何を選ぶかは、学ぶ側の考えに成る。






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