お世話になっています。・・・感謝に成る。

 私は自営・・・人様にお世話になっていますと日頃から使う言葉に成る。

間違ってもお世話していますとは言わない・・・・理由は、誰しも解ると思う。

近い中の間柄でも、お世話していますと言えば、問題が発生する可能性が高い・・・

当然、遠い間柄なら、尚更、問題が大きくなる可能性が有る・・・

これを理解しているから、絶対に口から言えない言葉に成るし、当然、言わない様に人様等に日頃から感謝していれば、出る言葉では無い・・・・

お世話になっています。お陰様で・・等々の言葉は、人様に対して感謝の思いが有るから自然に出て来る言葉に成る。

お世話してやっている・・・等々、思う価値観なら、当然、感謝の思いも人様に対してないと言う事にもなる。

日本人の価値観で、何時も凄いと思うのが、お世話になっています。お陰様で終らない点に成る。お世話になった人様は社会に対して、その恩を返そうとする思いに成る。

要は、変化し続ける人や世の中に、少しでも良い方向に向かう様にと言う思い、改善の思いが有ると言う部分に成る。

これが、有るから、変化も良い方向に向かっていると私は考えている。

若し、逆のお世話してやっていると言う、思いの人が多いなら、人様や社会に対して恩も感じていないし、逆に恨みの方が多い・・それなら、人が不幸に向かう、社会が破滅する方向に向けている事に成る。

集団として考えれば、小さな集団、家族・家に対して感謝しているか・・・地域社会に感謝しているか・・・等々に成るし、感謝しているなら、今より少しでも良い方向にと、改善を考えていると言う事にもなる。

要は、負の部分をどう減らしていくか？？？・・・之が問われている事に成るし、それを気付く人が、お世話になっていますと、素直に言える人に成る。

要は、負を背負うと言う事に対しての捉え方にもつながる。

当然と捉えるのか・・・・強制と捉えるのかの、大きな違いが出て来る。

この様な捉え方が、西欧化・大陸化に今の日本国は向かっていると、何度も私は危惧している。

結果、浮き草稼業が普通と成っていき、地面に根をはれない、生き方に成るし、当然、一周で己の居場所も、環境も変わる生き方を望んでいると言う事に成るし、それは、常時、不安が支配する生き方と言う事に成る。

この不安を取り除くために、何を求めるか、力が有る、大樹を求める事に成る。しかし、大樹も色々ある。それを吟味する生き方だし、直ぐに鞍替えも出来る生き方と言う事に成るし、その様な価値観の人を信頼できるか？？？？・・・各々の考えに成る。

勿論、大樹と思っている立場も大樹を求めている事に成る。全てが一瞬で１８０度変化しても反省もしない、要は、今まで作ってきた歴史さえ無い生き方に成る。

要は、動物的に、生まれて死んだ・・・之だけを繰り返すのが人間と言う事にもなる。

人間の生き方が、これで良いのか・・・時代が進むに従い、文化も無くなり続け、動物に向かっている之が、現代の姿かもしれない。

今、私の周りで、お世話になっています。これをと渡される人は、激減している。

目は、俺は神だ、お世話してあげている、俺に頭を下げろ的人が増えている様に感じる。

日本人として悲しい事だと私は考えている。