2021年10月1日金曜日

アフガン撤退・・・

 アメリカは、自由・民主主義を旗に掲げ、世界で振舞っている、しかし、この価値観が解らない、又は根差さない人達も居るのも、現実である。

日本は古来より、一国として今まで来ている。要は、リーダーは変わるが、国の本質が変わっていないと言う事・・・

何故なのか????世界的には、集団主義思想が強いと言う人も居るが、集団主義が悪いのか???又、集団主義も色々ある。

私は優先順位が有ると何時も書くが、己の立場で順位も変わる・・・家長としては、家族が一番、優先順位が高いし・・・仮に、会社員だった、会社の趣旨・目的が一番大事だと言う事に成る。

以前、キリスト教の布教に日本に来られた神父が、本国に、日本国民への布教が難しいと言う報告がされたと書いている・・私が、聞いた話では、文字も知らない地方の、農民に、この信仰をすれば、救われ、天国に行けると布教される。

すると、農民は、先に死んだ、父母・先祖・共に生きえ居る村人は????と、問い尋ねる。神父が言われる言葉を信じれば、この信仰以外を信じていると地獄に行くと言われるなら、私は先祖と同じ、又、村人と同じ地獄に行く事を私は求めると言ったとの事・・・

要は、その農民の優先順位は己より、村人、先祖と言う事に成る。

文字も知らない、農民だが、大義を大志を持てる、価値観が有ったと言う事・・・

要は、自由・民主主義を広げようと、努力するアメリカと言う組も、ベトナム・アフガン等々、人にその機根が無ければ、達成できないと言う事に成る。

日本国では災害等で、物資を空中移動したり、空から落とす等々を行う、その時に我先と己さえ良ければと突進して奪い取る様な人が居るか????

居ないと思う、勿論、人目を気にしてと言う人も居ると思うが、基本、どんな災害でも、人が暴力的・己さえ良ければと言う自己保身に向かう人が非常に少ない、之を世界は称賛している。

しかし、国自体が何度も崩壊し、新たな国と何度も変わっている場合、人のDNAの中に刻まれている、大きなものは信用できない、要は、生き残る為には、今、儲ける・今得する、之に執着していた方が良いと言う、本能と言うより、気根に成っている場合が有る。

アフガンも、最新鋭の物資を与えても、敵である筈のタリバンの手に直ぐに渡っている、現実が有る。理由は、敵で有る筈のタリバンと繋がりが有り、お金に成れば、タダで貰った武器を、安くても売れば、己には利が入る。

之が常態化している、集団・国が存在すると言う事・・・

日本人なら、つまらない物でも、人様から頂いたものは、大事にする傾向が有る。若し、思いが籠っていると思うと、命がけで、守る場合も有る。

しかし、その場の一瞬の損得勘定が全てを支配していると言う、価値観の人も居る。当然、その一瞬で判断した事、悪いと言われれば、しなかった事に出来るし、忘れる事さえ出来ると言う事・・・

特に、主君に仕えたら、体制が変わると、それに仕えていた人は、抹殺、要は、過去の支配階級を抹殺する事から、新主君の仕事が始まると言う、価値観の地域では、この様な価値観を持っている人が多い・・・

過去も、勝った勝者が思う様に、帰る事が出来ると言う事に成る。否定する人が居ない、その為には抹殺と成る。

この様な人々は、自由の意味も理解できないし、民主主義の相互扶助等も解らないと成る。

要は、己が利を貪れる立場に成る事だけを望んでいると言う事、要は、独裁者が下層民の時から、命に刻まれ、それを目指す事が、生きる目的と成っている。

敵と戦う為の武器さえ・・・己が儲かると成れば、何の躊躇もなく出来る人が居ると言う事・・・特に、タダて貰ったものなら尚更に成る。

頂いたと言う感覚が無く、貰った、だから自由に己が思う様に使える、当然、恩も義務も責任も感じていないと言う事、又、感謝等、絶対に無いと言う事・・・

ある国の内戦・アメリカが中心で、国連軍として支援していた、その後方支援を日本国が行っていた。又、表に出ていないが、機雷の撤去に、元、日本軍将兵が命かけの掃海活動を行っているし、それが有ったから・・国連軍が一気に攻勢に走り出している。

しかし、聞いた話だが、最前線に、ヘリコプターで物資・武器も含め、投下すると・・・何故か、それが敵の手に渡っている。

アメリカ兵が、その地に向かい戦いだすと、何故か、相手は中国兵・・・その国の将兵は居ないと言う状態が続いていたとの事・・・

要は、アフガンと同じだと言う事・・・・20年で、アメリカが手を切れたのも、その様な経験が有るし、腐れ縁に成ってしまった、国が存在するからに成る。

要は、哲学的部分に成る。しかし、それも人の中に有る、気根が有るかに成る。

有る人を守る為には、自己犠牲も有ると言う部分が残って居れば、気根が有ると言う事・・・

之が無い、人も現実には居ると言う事・・・・その気根を根こそぎ無くそうとしたのが、アメリカ主導の、戦後教育に成る。

しかし、地域社会等が、それを阻止する様に、社会教育と言う部分で、昔は頑張っていた。

結果、大国のアメリカが、弱い民を見殺しにする、アフガン撤退が、悪いと言う価値観の人も増えている。

それなら、今後、20年、大金を使い、現状を維持しても、私は変化は無いと考えている。

理由は、上からの力での変化では、民衆の心・命は変わらないと、信じているからに成る。

特に、己の身を犠牲にする、価値観等、求めても居ない、その為い、耳障りの良い、学校教育が人の命に染まり出す。

しかし、それ以上に影響力が有る、地域社会等々の、社会教育が有るが、この部分まで耳障りが良い、方向に向かい過ぎている。

立場で優先順位が変わると、私は考えている。仮に、日本国民として、何が最上位の順位に成るか???この答えが、その人の、本心だと私は考えている。

私は、国を守る、死守する事が、結果的に庶民を守る事、私の家族を守る事、私の一族を守ることに成ると考えている。

鬼畜の命を持っている私でさえ、地域の人達の助言等で、この様に成っている。

何が大事かも、時と場合で変わる、今は????・・・それを何時も考えている。


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