2020年3月10日火曜日

釜持った爺から逃げた。

午後・・・村の年度総会の件で・・・区長が来訪・・・・

色んな、事を話した・・・・現状は、高齢化が進んでいる村・・・独居老人も増えている。又、個人情報等々の兼ね合いも有るし・・・個人主義の台頭も原因していると思うが、隣に住む、老人さえ、今の状況が見え難い状態に成っている。

若しもの事が有れば・・・誰が、息子さんたちに連絡するのか????・・・この部分も正確に教えて頂けない・・・東京に住んで居る程度の情報しかないのが、現実・・・当然、電話番号も知らない・・・この状態で、今後、隣に住む老人を、見守る事が可能なのか????・・・不可能と思えば、近づかなくなるし・・・最悪は、この地を離れようとする人さえ出て来る。
勿論、担い手に成れる年代が、この地を離れる・・・・之は、我行政区として凄い損失に成る。

しかし、それを止める、手立てがない・・・・

区長と私は丁度10歳の歳の差・・・同じ位の年代を過ごしたことに成る。

昔、窯も持って追われた、爺が、当然、近所の人・・・迷惑をかけたし、その様な悪さをしたから、この様な目にも合っている。

懐かしく話せるし、その爺も、今は亡くなっているが・・・思い出に強く残っているし、逆に懐かしくさえ思える。

要は、同じ地域に住む、同じ年代の人は、記憶に残る、人だったと言う事・・・
勿論、今なら警察沙汰に成ると思う・・・しかし、その当時は、子供は飢えている、畑に育っている、大根等々抜いて、食べていた・・・・当然、持ち主は怒る、その行為が窯を持って、居って来られる・・・その当時を経験した人なら、当然だし、普通の事だと思える、風景だが・・・・それ程、人との繋がりが強かったと言う事だし、人の行動が他人に対して大きな影響力を持っていたと言う時代に成る。

しかし、最近の爺は、若者の記憶に残る様な、振舞いをする人が減っている。
要は、最初から、若い世代との繋がりを切っている事にも成る。

その様な縁を感じるから、葬儀等にも参列する事も有るし、その際・・・昔話で、叩かれた、棒で撃たれた等々が思い出として、出て来る。しかし、心では感謝して居る事に成るから、笑い話に最終的なる。

こんな、人との繋がりも私は、良いと考えている。
上に書いている様に、色々有ったが、当然見える範囲は悪いと思えるが、感謝できる・・・之が大事だと考えている。

今は、見える部分は良い様に言うが・・・・心では恩も感じていないし感謝等々思っても居ないので、参列する事さえ、面倒と思うような繋がりに向かっている。

人の手が必要に成る年代の、高齢者が増える状況で、この現実が何を意味するのか????

当然、縁も感じない、恩も感じないなら、知ろうとも思わないし、我、関せずになる。

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