2020年2月7日金曜日

地域の為

四男が・・・今、辞めてくれと言われたと帰って来た。
成人式を向え・・・又、結婚・子供が生まれる事で、大人に近づいていたと思っていたが・・・・
地域の、消防団から、辞めろと言われたとの事・・・・

地域の為・・・社会の為・・・当然、己を犠牲にする・・・この部分が解らないで・・半強制的に三男の会友で、消防団に入ったが・・・・色んな、訓練等々に、参加・・・この様な、事が面倒・・何の意味を見出せないなら・・・当然、色んな理由を付けて、参加しない・・・・

四男の顔を見ると・・・成長したな~~~と感じた・・・・昔の彼なら、喜んでいたと思うが・・・今の彼の顔を、悔しさが出ている。

人の為に成る、この意味と喜びを、少しは解り出したと私は考えている。

誰しも、己が大事・・・しかし・・・人様のお陰・・社会のお陰で、生かされていると、感じれば、当然、その恩に答える・・・之が人間だと私は考えている。

地域で災害等が、発生すれば、当然、若い人達の手助け、又リーダーとしての振舞いが大事に成る。
特に、優秀な子供を育てられた、家は、都会に子供達が居る・・・結果、老人だけの家も多々増え続けている。

四方・三軒両隣の一五軒ほどを見ても・・・三十代や二十代の若い人が居ない・・・
勿論、少し離れたアパートには、若い世代も多いが、隣組・等々にも参加されない為に、誰が、住んで居るか解らない状態・・・・

今の我が村で、災害が襲えば、どうなるか????・・・考えると、怖い・・・
この件は、先月、区長が来訪された際に、話し合ったが・・・解決策が無い・・・大きな単位の校区や、市に、期待するかないが・・・期待で居るか????・・・出来ないと言うのが現実に成る。

20年程前は・・・家に若い人が居ない、後継者が居ない・・・之はその家の問題で、他の家は関係ないと言う考えだった。
しかし、当番等々が、家単位で、年毎に変る・・・当然、若い後継者が居なければ、80歳以上の、人が登板に成る・・・出来るか????・・・・・出来ないのが当然と成るが・・・先に書いた様に、その家の問題と、取り合ってもらえなかったが・・・その様な家が増えるに従い・・・・・行政区としても、考えなければ、成らない状態に成ったが・・・・当然、現代、平等等々を言い出す人が出て来る。
隣組が十軒有って、当番も10年に一度の筈・・・しかし、出来ない家が出て来る。それが五軒から増えると・・・当然、平等性を言い出す人が出て来る。

極端に書けば、村内、全ての、下働き、雑巾がけを・・・今は、私が行っているが・・・この部分を、今後誰がするか????・・・・居なければ、地域事も出来ない方向に向かうし、その様な事が無ければ、隣組の意味も薄れて来る。

結果、今以上・・・隣組に入らない人が増えて、又、個人情報法の壁で、誰が住んで居るかも判らない状態で・・・・災害が有れば、当然、行政からは、安否の確認等々の要請が有るが・・・総数が解らない状態で、又、誰が調べに行くか???・・・之も無い状態に成っている。

都会の問題が、田舎にまで、成ってきているし、都会と比べると、若い世代が少ない、之が大きな問題に成る可能性が出て来ている。

高齢で、目が見え難い・・体が思う様に成らない・・・この様な情報も、個人情報法の壁で、教える事が出来ない・・・・結果、個人の日頃の繋がりが大事に成る・・・この繋がりが強ければ、解るが・・・この部分が無ければ、当然、解らない事に成る。

己自身の安全の確保が出来る、人の感覚で、地域と言う集団を見る事は出来ない。

この様な、時に、大声で、リーダーシップを取る立場が、消防団に成る。
前もって、情報が無い、その為に、その時に情報を得る事に成るが、その情報を知っている人が、何人いるか????・・・之も、現代は、居ないと言う事に成る。

極端な話、私が何度も書くが、気付かないだけで、何かが起きれば、地獄図状態に直ぐに成ると言う事に成る。

究極の弱肉強食の世界に成る。

四男も、子供が生まれる・・・当然、守りたいと思うが・・力が有るか????常時守れるか???・・・又、妻が若い、任せる事が出来るか???・・・全てに不安が有ると思う。
この不安が、結果的に、私達、親の言葉に聴く耳を立てる方向に成っている。

之も何度も書くが、子育て、本当に親・・父母で出来るのか???・・出来ないと私は考えている。夫婦以外の、色んな人の手を借りて、子育てする事に成る。
しかし、その様な教育を自分たちが受けたか????受けていない・・・他人の手を借りられる等々、考えられない・・・それなら、当然、子育ては無理と成る。
しかし、四男は、その様な事を考えずで、子供が出来てしまった。
結果、17歳の妻と、生まれて来る子を・・・初めて、背負わなければと思っている。
その力が有るか、無い・・・勿論、努力はするが、不可能と言う、気持ちが強いと思う。それが、不安に成っている。

若いので、その不安を、強がって、色々、息がっているが・・・不安は消えない。

子供達には、利を得たいと思う事は、誰かが負を背負っている事に成ると、幼い頃から言い続けてきた。

何方を選ぶか?????・・・当然、若い時は、利を得たい・・これが普通だし、当たり前と思っていたと思う。

しかし、上二人の息子は、この部分が解って来たし、現実に彼達には重荷と思える、物を背負おうと努力している。

三男は、斧背負う事から、逃げようとしているし、背負う為には力が要ると、力を求め過ぎている。結果、行動が、優柔不断に見える。

本来、人間とは、力が有るから背負うものでは無い・・・・力が無いが、背負う勇気だと私は考えている。

利を得ると欲を描いて、負を背負う・・・之はバカと成るが・・・負と解っていて、背負う・・当然、勇気が先ず必要に成る。

現代、求められるのは・・・昔は、一家単位で、良かった・・・しかし、現代は、地域・社会を背負う覚悟と勇気が必要な時代に成っている。

息子達が、何処まで、成長するか????・・・之も親として楽しみに成る。

当然、見掛けは、三流でも、大事な部分に成る。

見掛けだけを考えれば、プロレスラーが50キロの物を背負う・・・力が無い人が、50キロを背負う・・・背負う重さは同じだが、意味が大きく違う・・・現代は見かで評価される。

三流が10キロ背負うなら・・強い一流は200キロ背負っても軽いと感じるはず。

私は、三流だが、背負える部分は、無い勇気を振り絞って、背負いたいと思う、勿論、キツイし辛い時もある・・・しかしである。

区長も、今は、私が居るからと言われる・・・私の様な、下働きをしてくれる後継者が今後、出て来るか???・・・私も永遠でない・・・・

我が家の屋根にも、登れない、怖さを感じる様になっている。
家の事さえ、業者に頼む方向に成っている。

大きな範囲で、災害が有れば・・・当然、専門家の業者等の当ても出来ない。
今、居る、人達で、それをカバーする事に成る。

地域の消防団が、最後の砦と考えていたが・・・それも、若い世代の育成が出来ないでいる。
又、それ以前に、若い人が居ない・・・・育てる、人が高齢化して居るし、価値観・考え方が、大きく違う為に、育成が困難に成っている。

要は、各ポジションが、整っていない為に成る・・・
之を打開する為には、高齢に成ったリーダーの価値観を変えると言うより、多々の価値観の容認が必要に成って行く。

原理原則を変えずに、どう現代に合わせて行くか???・・・之が問われている。

高齢やの、口癖、今の若い物は???・・・・之が、価値観の差が大きい事に成る。
己の価値観が正しいと思えば、他の価値観は間違いと成る。
この考えでは、田舎の、奇麗な世代の繫がりが途切れている、地域では世代間の壁は突破できない。

色んな価値観が有る。それを知り・認め、どう対応するか????之が問われる事に成る。

私は、人を育てる・・・昔は、先を走る、先導者でも良かった・・・しかし、現代は、背負って、共に学ぶと言う姿勢が必要だと考えている。

仮に、三流が、一流の様には出来ない・・・しかし、一流なら三流に合わせる事は可能である。
次元が高いと言う事は、次元を下げる事も容易い・・・己が優秀と思っているなら、劣っている人に合わせることは、当然、容易い筈に成る。

若し、正しい価値観と思っているなら、間違っている価値観も解るし、容認でkると思う。

本来、日本国は、この様な形の筈・・・優秀で一流と思っている人が、多い国・・・又、己は正しいと思っている人も多い、それなら、当然、劣っている間違っている、この部分を、容認し、指導・育成できる筈である。

しかし、最近の、一流や優秀と言う人は、己の価値観以外を認めない、否定する。除外する。この様な人が何故か増えている・・・・中には笑う人も増えている。
之が意味する事は、このレベル以外の人を認めない・・人間で無いと言う考えに成る。

四男の、良い部分が有る・・・しかし、昔ながらの消防団の、システムには合わないと、成った・・・何故、待てないのか???・・・何も解らない時に、色々言っても理解できない・・・昔は、強制的に、この流れで育成した、又、出来ていたと言う思いだけでは、現代の若い人の育成は出来ない。
解り出す時が有る。その時に合わせた、囁きが大事だ有る。

私は、五人の息子達を育てた・・歳の差で、価値観の変化も、経験している・・・又、学校教育方法の変化でも、子供達の、物の捉え方等々の変化も感じて来ている。

年代に合わせた、接し方が必要に成る時代に成る。

今後は、孫で、その経験を、増やしていきたいと考えている。



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