代わりが居る・・・職業・・・この方向が現代は進んでいるし・・・企業も誰でも出来る仕事、之を創って、それを運営すれば、利益を得れる、この方向に進んでいる。
以前書いたが、特出した人材を必要とする産業は、今後、衰退すると、ある会社の経営側から言われたことが有る。
理由は、その人に頼る方向に成るし、若し、その人が居なくなれば、仕事全体に及ぼす影響が多い為と言われていた。
私は、職人と自分を認識しているので・・・この言葉に対しに、賛成できなかったことを以前書いている。
要は、代えが適う、人・・・勤め人、それも、単純作業方向に向かう事に成る。
之を縛るのが、時間での管理・・・・結果、労働時間等々を長くする事が、会社に利益を与える方向に成ると成り、この部分の規制が、近年では、進んでいる事に成る。
私は、職人としての価値観で生きている。その為に、何か有れば、直ぐに対応が基本と思っている。休日も夜中もと言う、縛りも無い・・年中、対処するこの考えで、今まで、生きてきた。
私の職人としての、気質に成る。
困ったことに対して、私が受持てる部分の提供が、職人だと考えている。
この部分が、現代では、損に向かう方向が多い・・・・困った事が発生、私の見解を求められる。昔はその後に、自分の生活の糧に成る、稼ぎの部分が有ったが・・・今は、見解を聞いた後は、安さを求めて探され、購入と言う形に成っている。
之を、昔からメーカー等から、私は指摘されていた・・現代は、その様な事が、無駄なサービスと成っているとの事・・・私は、人の心を信じ続けて、現代に成っている。
今でも、他所から購入の機械等の件で、困ったことが有れば、対処の依頼が来ることが有る。当然、職人として耳に入れば、対処方向に動く・・・・対処と言っても、無知だから問題に成って居るだけで、解決方向が多い、使用説明と言う事に成る。
お茶一杯の対価で、帰る事に成る。
現代は、全てが、この職人を排除する方向に向かっている。家さえ、規格品で、工場生産の、ユニットを組み立てる方式に向かっている。
木造建築でさえ、墨入れを行い、切込みを入れる、大工と言う職人の技術も、製材所がプレカットと言う、製品化した柱で販売している。
簡単に書けば、プラモデルより、簡単に出来るシステムに向かっている。
プラモデルを作った経験の人は、解ると思うが、完成後、一部が欠損、それを直す事が簡単か????・・・組み立ては出来るが、修復は出来ない、新たなプラモデルを買って来て、そのパーツを使っての修復が限度と言う人が、多い・・・
一部の修理に、費用としては、新品を新たに造るより、高い費用が掛かる事に成る。
昨日、昔のバイクの仲間の、建設会社の社長さんと、話したが・・・・人は集める事は出来る、しかし、職人が????と・・・悔やんでおられた。
自然災害の復旧作業の、仕事が多々ある。現状では、昔なら簡単な修理で済む話が、全部取り換え等の、仕事に成る・・・理由は職人不足・・・
又、保険等々の、査定で、人件費も、職人の対価でなく、人の単価・・・材料等は当然、認めるが、目に見えない技術の評価が無い・・・・結果、対価が無いと成る。
修理から、取り返し毎に向かっている・・・・と、言われていた。
建築物迄、この流れに向かっている。
機械関係は、四十年前くらいからこの流れに向かいだした・・・・
直ぐに全損、扱いに向かう・・・・
又、それが安いと言う、認識に向かっている。
結果、職人が要らない世界、特殊な能力が要らない世界に向かっている事に成る。
命にかかわる部分だけが、緊急性が有ると、消防や警察が時間、稼働しているが・・・
それ以外でも、本来、緊急を有する部分が多々あると私は考えている。
それを、受持っていた、職人が、居ない・・・之が現代に成っている。
人の役に立って、初めて意味を成す、職人・・・又、その気質が、過去のものと成っている。
自分の為の、仕事、この、工員としての人の、排出・集中が最近の傾向の様だ・・・
結果、人が困っていると言う事で、動こうとしない、対価は???等々が、最初に頭に浮かぶ、人達の排出を行っている事に成る。
職人気質の、損して徳とれ・・・・之は昔・・・現代は損して、やはり、損したと言われる、職人を目指す人が減っていると言う事に成る。
仕事は、自分の為が趣旨に向かっている。
先日、リース会社の保険対応から電話が有った・・・・部品代等々は、認識できた。
しかし、排出・搬入・貸出代の一式と言う、金額の内訳が居るのと事・・・
機械を修理する為に、現場では出来難い為に、排出し、私の会社で修理・点検・テスト等行い、その間は、貸出機で対応して頂き・・・その後、搬入した。
金額は、一式で3万としていた。
正確に書けば、水害を受けた連絡が入り・・・・現場に向かった、その時点で、停電、機械の、稼働状況のテストが出来ない。
電気の復旧を待ち、再度伺うが・・・・作業場の事務所、現場に行かれていれば、事務所は無人で、誰も居ない・・・当然、鎖錠されているので入れない。
この遣り取りが続いて、伺う・・・・テスト、問題部分が解るが、この場所では修理も出来ないし、水没の場合、各パーツのテストで、全てが悪いとは成らないので、全パーツを準備して、修理テストに成る。結果、私の事務所に保管している、他の機械から、部品を外し、取り換えながら、正常品と・負正常品との選別が必要に成る。
又、その間の貸し出し機械も必要に成る・・・之を、細かく、書きだせば3万では済まないと私は考えている。
修理に関しての日数も多く必要だし、テストする期間も数日必要に成る。
本来、全損扱いが、楽だと言う意味が、この部分に有る。
修理人としての、職人としてのプライドが、全損扱いにさせないと言う方向に成る。
この様な、人の能力や、努力を、保険会社は、評価しない・・・結果、職人気質が必要で無いと言う時代にも成る。
しかし、昔と違い、現代は保険屋も、全額、保証するとは限らない・・・それほど、災害が増えているし、保険会社の負担の増え続けてる為に成る。
今回、自然災害で被害を受け、修復・復旧の為の、保険と考えても、全額出るとは限らない。
この災害で、儲けようと思う人も出て来る。
逆に、損する人も当然、多く出て来ることに成る。
職人の技量を要しない、仕事等は、儲かるし、儲けようとする人も増える。
しかし、職人が居る、仕事も有る筈。又、その職人の力量でも、大きく変わる部分は、第三者が、査定出来にくい部分に成る。
屋根全部を、取り換えた、費用も大きいが、保険金も大きいい、しかし、差が有る可能性も有る。
上手に修復する、費用も減るが・・・保険金もそれで減るが、差が有るかもしれない。
この費用に、人件費が占める部分が、多い方が、査定が厳しいと言う事に成る。
技術・技量を、計算する方法が無い為に成る。
之が意味する事は、社会が、職人は必要としない方向に向かっている。取り換えが出来る、工員クラスを求めている事に成る。
技術立国を言われる、我が国から・・・誰しも出来る仕事、この様な人しか居ない国に向かっている事にも成る。
職人の創意工夫と言う、部分も死語に向かっている事に成る。
頭を使う部分は、対価のUP・・・その為には、当然、能力を出さない、時間の短縮も含まれる。
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