2021年5月7日金曜日

考える事が、減らない・・・

 四男が、明日・車が来ると・・母親の私の嫁に連絡が有ったとの事・・・・

今月から、銀行で作って貰った、カーローンの支払いを始まる。

その為に、四男はアルバイト・・・その給与が昨日受け取ったと、何故か・・母親に渡したとの事・・・数日程度のアルバイトだったが・・・3万入っていたと嫁は言っていた・・・嫁は、初めて、封を切らずに給与袋を受け取ったと言っていた。

私は己で給与袋を空けた事は、無い・・・頂いたら、当然、仏壇に供える・・・その後は????無くなっているので、母親か嫁が管理してると思っていた。

家の稼ぎ手と、言う発想が昔は当然だった・・・その為に、家に入れる・・・その置く場所は当然、仏壇と成る。

嫁は、女中の様に扱われたと言うが・・・母の代は、5時前から起きて、竈の火おこし・・水も汲む・・・朝起きた、私が見る母の姿は・・・竈の前に立ち、煙の向こうに見える、これが母親だった。

私の村には、共同風呂が有ったので、水汲み・風呂を焚く作業は、子供はする事が無かったが・・・共同風呂が無い地域では、風呂に水汲み、等々は、子供の仕事・・・巻き割り・・火おこし、焚く作業と、風呂の簡単には入れないと言う時代に成る。

その当時の、家に嫁いだ、母親は・・・毎日が、この様な作業を繰り返す、人だったと言う事・・・それに比べれば、私の嫁は恵まれている。

その様に、嫁が、今日私に言った。向かい話をしてくれる、高齢者から昔の普通を聞いたから嫁も捉え方が少し変わったと言う事に成る。

嫁は、苦労したと思っている・・・苦労したかは、第三者の判断と私は考えている。

普通の事を行っていると思っていて、周りが苦労しているね~~~と言われる、位が良いと考えている。

要は、特別の事をしていると思っているから、苦労等の思いが出て来る。

己の感覚で、普通・当然と思える行動を行って、苦労等々、思う訳がない・・・若し苦労と思っているなら、その程度さえ、己には損、損を背負わせられた、被害者と言っている事と等しいし・・・その逆の立場を望んでいると言う本性を見せている事にもなる。

要は、之こそ恥と言う事に成る。

話は逸れたが・・・要は、母親の躾に成る・・・当然、私の責任に成る。

この給与・・誰の物????・・・・昔は家の物だった・・この家と言う単位・形が無くなった為に・・・人の物・・人なら私の物・・・と言う方向に向かう・・・

私は、この部分を理解できず・・・子供の頃は、家のしきたりと受け入れていたが・・・大人に成ると、周りの友達は、俺の金と言う感覚で、稼いだ金を使っている、当然、私もしたい、羨ましいと思うが・・・我家は認めてくれない・・・結果、仕事をして稼ぐ意味を見失い・・・暫くの間・・・ノイローゼに成って、部屋に籠っていた時が有る。

働いても、自由に出来るお金が無い・・・働かないで、家に籠っていても、同じ、自由に成るお金は無い・・・どちらが楽か???・・・その当時の私の価値観だと・・働かない方が楽だと思っていた。

しかし、逆と言う事に気付いた・・・何もしないと言う事は、気が狂いそうになる・・・それより、働いていた方が、気が楽・・・・

この思いが、今まで続いている。仕事をしていると気が安らぐし、気が楽・・・仕事が無いと、不安だし気が滅入る・・・

之も、我が子に伝えたい部分に成る。

今の世間の価値観は、目の前に有るお金、誰の物と成った場合、俺の物・私の物にしたいと思う、価値観に成っている。

又、それを可能にできる力は、権力が必要だとも思っている。

若し、この価値観なら、何度が書くが、優秀で一流と言う人は、高崎山のボス猿と同じと言う事に成る。

人類が、サル化へ逆行していると言う事にもなる。

私は、四男が、封も切らずに母親に渡した・・給与袋、中身はカーローン程度しか無いと思っていたとも思うし・・・足らなければ、無言にご協力をと思っていたと思う。

勿論、四男も妻をめとり・・・少しは、成長した為とも思いたいが・・・・・

如何しても、一神教的価値観が、戦後、強く、日本人に影響を与えた。

その為に、余った物は与えても良いと言う、一神教的価値観に成っている。

己の手を切って、渡す・・・この程度の度量が、本来の日本人・・・

その為に、親孝行をする為には、最低限、己のレベルが居ると言う価値観に成っている。

そのレベルに達しえないから、出来ない・・・この価値観が、結婚も、子を儲ける事にも影響を与えている。

己の分はどうで有れ・・・するべき事は、する・・・恩義理に対してはと、私は母に教わった。

厳密に言えば、恩を受ける事は、感謝だが・・恥にも繋がる・・・その恥に対して、再度、恩を受けたと成れば、恥の上塗りに成る・・・・又、恩に対して、返す事が出来て、恥が消えるか???消えない・・その為に、恩の倍返しと、母は私に言っていた。

難しい・・・考える事が増える・・・・


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