逝った友と、よく話していた事が、老後・・・・
同級生が、田舎に残っている。
当然、家を守る為に、残った、人が多いし、父母も、兼業農家の為に、国民年金を貰っている事でさえ、良い方で、年金を貰えないところも有るし、中には、厚生年金の所も有る、しかし、その様な家の場合、何故か、子供が残っていない。
結果、残っている、学友の今後を、よく考えていた。
田舎の為に、良い就職口も無いが、役所や農協や銀行等に、勤める、この様な、友も居るが、何故か、一戸建ての家を建てて、独立している。
普通と言われる、仕事をしている人は、殆どが、何度も仕事を変えているし、厚生年金を全額貰えない人が多い・・・
特に、寿命が延びているので、父母を見ながらの老後に成る。
父母も、国民年金程度・・・・其れを見る、私達の学友も、年金は乏しい額に成る。
当然、順送りで、私達の子供が残って居れば、良いが・・・・粗、全てが家を出ている。
之を考えると、老老介護が、現実味を浴びて来る。
よく、田畑が有るから、と言う人も居るが、減反政策や、稲作をしても、現実には、肥料や農薬大等々の必要経費が高くて、儲けが無い・・・その為に、放置した方が良いと言う考えも有るが、地元に済んでいれば、当然、周りの田畑に迷惑を掛けるので、放置も出来ない。
結果、利益に成らないが、稲作をする事に成る。
又、財産としての田畑が、後で揉めるし、相続人で揉める。
現に揉めて、姉に渡した田畑が有る、友が居るが、売るにっも売れない・・・遠くに済む、兄妹が田畑の世話をするか???現実はしない・・・結果荒れ地に成っているし、その周りの人達には迷惑に成る。
しかし、田舎の為に、○○家の土地、誰誰に言えと、その地に済んでいる人が処理する事に成る。
仮に、一反部の田畑・・・約300坪に成る・・・・田畑での売買いは、約50万でも高いと言われる現代・・・一回の除草に、人を使えば二万ほど掛る。年三回で、六万は掛る。十年で60万・・・損得勘定では合わない・・・しかし、土地神話、又は、土地に広さに目が眩み、財産問題でも揉めていると事が多々ある。
私の妹は、父親に買って上げたジュース一本の値段もノートに書く・・・・・夫か判事だったから、法には詳しい・・・・
之が出来れば、法的に通用する。しかし、実の父にする事、親にする事全てを、書きとめる、之が出来ないのが、長男として育った、人間に成る。
家と言う、単位が最小単位と、教わっている・・・個人より、家が大事・・・
結果、当然、田畑の世話もする。親の老後も看る・・・この当然と思う部分を、全て書き留める、出来る訳が無い。
逆に、自分の子供に、買って上げた之を書面に残す・・・私は出来ない。
之なら、友にして上げた事も全て証拠に成る様に書面に残す事も出来る人と言う事に成る。
この甘さが、結局は、裁判等々に成ると、何も認めてもらえない事に成る。
結局は、家の崩壊方向を国が進めている事に成る。
昔は、家と言う単位で、処理をしていた。現代は、全てが個人に成っている。
田舎で問題に成るのが、目の前に有る、土地が回りに迷惑を与えている。昔は○○家に言えば終わっていた。
最近は、この家が崩壊、兄弟で中違いしていたりする為に、その土地は弟が管理している、弟に言えと言われても、その人の連絡先も解らないし、当然、個人情報法の関係で、公的機関も教えない。
この様な地権問題が、多々有るのも現在の価値観が問題と私は考えている。
特に災害等が有ると、地権が一気に表面化する、補助金が有り、家を建てられるが、地権がハッキリしない・・・結果、建てる事が出来ない。
特に戦後、この様な法律なので、権利者が、曽祖父に成っている場合が有る。
今の私の年代での、曽祖父・・・法的、地権者が、膨大な数居る。
特に、都会に住む人に、1500坪の田畑が有ると、通知が行けば・・・当然、権利の主張をする事は、現代なら解る。
勿論、誰が税金を払っていたが、之も権利に繋がるが・・・しかし、親族間で揉める事は誰でも解る筈。
平地の田舎でこの状態・・・・山だと、数万坪の土地・・・当然・・・揉める・・・山を分筆・・・隣は都会に住む弟の山、彼に全ては言ってくれと成る。
兄弟で揉めている為に、問題が一気に地域の問題に広がって行く。
その地に住んでいても、山の管理が出来ない、之が問題で山が荒れ、災害が発生しやすく成る。
その地に住んでいない人の、管理に成れば、当然、現状より悪く成る。
又、山の責任の捉え方が、田畑と違う・・・・表層部分が地権者の権利に成る。その下は国の権利・責任に成る。
結果、表層の問題は地権者・・・しかし、放置して居れば、表層より地下、下が崩壊に向かう、こうなれば、地権者の責任で無く、国の責任と成る。結果的に、国民の税金で修復する事に成る。
昔なら、表層が問題と、周りが言うし、管理者、気付き処理をしていた。しかし、現代は放置、結果的に、国民が負担する事に成る。
財産をお金と考える価値観が有る、今はこの価値観を持つ人が多いと思うが・・・本来、先人から預かった、財産・・・守って、後世に繋げる、之が管理者と言われていた。
結局は、損する事の方が多いと言う事、この部分は政治家も同じに成る。
しかし、自分の身を太らせる事しか考えない、利己主義に染まれば、当然、全てをお金と考えだすが、目先だけの部分で、損得を考えるから、結局は、放置状態の土地が増える。
話は逸れたが・・・・私達も数年で、還暦を超える・・・当然、父母が健在の学友も多い・・・
今の、田舎の環境で、どう暮らし、生計を立てて行くか????
之を、思案する。事が、逝った彼との宿題に成っている。
結局は、現代の価値観では、異端的に成るが、奉仕・・・・この精神や価値観が大事に成る。
理由は、誰しも解ると思うが、三千円程で、畑が借りれる、自分が食べる物を育てると、時間と能力、勿論必要経費を使い、作物を作る・・・自分で作ったので、美味しいと思えるが、現実にその作物を買った方が安い、之が現実。
勿論、趣味を兼ねる、之が有るから出来るが、この趣味を奉仕と考えれば、もう少し広い分野にも繋がると考えている。
土地が欲しいなら、土地の管理を学ぶ・・・・草刈り・・・等々の土地の整備・・・この能力を使って、土地を管理する・・・勿体無いと、作物を作るが、先に書いた様に、買った方が安い・・
要は、お金に変える事が出来ると言う、慾が有るから、土地を欲しがっていれば、その意味が解る筈。
又、田舎の為に・・・現実に向こう三軒両隣を見ても、空き家が五件・・・・高齢者の独居老人が、三軒・・・子供が居ても、殆ど寄り付かない家が、殆ど・・・当然、私より年上の家ばかりに成る。
一番若い、私がこの地に居る、之も意味が有ると考えている。
最近は災害等々のニュースも毎年、続いている。我が地で起きれば、当然、若い立場が頑張るしかない・・・・
その為に、一軒一軒の家庭の状況も、ある程度知っていて当然と成る。
現に、二~三か月前に、向こう二軒目の家のオヤジが倒れた・・・・嫁が走って行き・・・おばさん一緒に救急車に乗って、家等々は任せて、子供には連絡をするし、孫が、運転できる歳に成っているので、直ぐに病院に向かわせる、と嫁が啖呵を切ったらしい・・・おばさんもその勢いに押され、救急車で、オヤジと一緒に向かわれた。
無事担任され、日ごろの世界つに戻って居られる。
国を守る、最前線の人も要る、当然、立場が違う・・・
各単位が有る・・・私は、家族くらいしか守る事が出来ないが・・・母が言っていた、地域守之を出来ればと、微細だが行っている。
本来、各レベルが有るし、私がする様なレベルでは無いが、現実に、私より若い人が普段、居ないと成れば、動けると思う人が動くしかない。
結局は、優秀でレベルが高い人達が多い、日本国だが、何故か田舎には残っていないと言う事に成る。
救急車の音が、我が村に入ってくれが、心配が出るし、近くなら走って行く事に成る。
この動ける範囲が、その人の力だと私は信じている。優秀で一流なら、凄い範囲をカバーできる筈だとも考えているが、現実は大きく違う。
国民性が、大陸的に成って来ている、勝てば官軍、負ければ賊軍、この様な意識が強く成って来ている。
又、情報や表面化する、部分は、略、勝った話が殆ど・・・この部分が多々あると言う事は、逆に負けている人も多々居ると言う事・・・
この負けている人を、誰が、世話をし、面倒を看るか、之が問われている。
この部分が、世の中のガンや、不要物程度の認識に成れば、怖い世の中、当然、大陸的な価値観に染まって行く、日本国に成る。
芯が無く、心も無い・・・・勝馬に乗る、この様な優柔不断な人が増えると言う事にもつながる。
この部分が、リーダーの振る舞いに掛っているが、リーダーが、自己保身にしか興味を持たないなら、当然、先は見えている。
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