2023年1月26日木曜日

恩を仇で返す!!

 最近、「情けは人の為にならず」や「恩を仇で返す」この様な言葉をよく耳にするようになった。

私は何度も書くように捉え方、先ずは捉えることが大事だと考えている。

お互い様という価値観が有れば、情けを掛けても、回り回った自分に戻ってくると言う意味になる。

此を前提に考えれば、恩を仇で返す等々、有りえないと成るが・・・

有りえないと思う人がその様にならない事が先ずは大事だと私は考えている。

現代は、イスラム世界なのか、目には目・・・簡単に書けば、仇は仇で返すと言う事・・・

先に捉え方と書いたが、恩を与えたつもりだが・・相手はどう捉えているかは別問題、もし、迷惑だ等々思っていたら、恩とは感じていない。

当然、情けを掛けても、情けが返ってくることは無い・・・

私は、三流で劣っているから、現実の社会でも、レベル・階層が低いところに居ると思っている。当然、己の思うように成らない・・・と・・・言う事は、私の思いがストレートに正確に相手に伝わっている可能性は私のレベル自体が低いので、少ないと考えている。

恩を仇で返される、此が普通だという事・・・・勿論、昔の日本なら、一宿一晩の恩を、一生忘れずに生きる人達が多かった。

しかし、西欧化・大陸化・一神教化が進み、日本人も、この部分を忘れている。

私は両親に産んでくれた恩を感じている、その後、どんな仕打ちが有っても私は、この恩を忘れようとは思わない・・・今は、両親もあの世に行ってしまったが・・・唯物的存在で無くなっても、恩は私の残り続けている。恩の倍返し・・・母の口癖・・・・私の分では難しいが、挑戦し続けたいと思っている。

勿論、何か利が有るか???と問われたら、唯物的利は中々見出すことは出来ない・・・しかし、人が一番幸福を感じる、唯心部分には大きな影響が有る。

又、今回、書くが、大陸化・西欧化・一神教化を悪いとは考えていない、色んな考え方があるのが人間・・・その様な考えも有る・・・しかし、私は、皆が幸福感を感じるためにはと・・・問い続けていて、その答えを沙汰している最中になる。己自身が幸福感を感じるという、利己主義・個人主義的、哲学・宗教・価値観が多く存在する。

仮に、ブッタは、一般人の悩んでいる姿が不憫で、バラモン等々色んな修行を行った。しかし、世間の人達は変わらない・・・

結果、世間の中に行き、対話・説法になるが此を続ける事にする。勿論、母大樹の下で悟った等々言われているが、この部分が大事で無く、一般の庶民の中に向かった、この行動が凄いと私は思っている。

キリストも同じである。己だけが成仏等々の狭い考えで無かったと言う事・・・・

昨日、息子の件で、頭を痛めたが・・・この危険性を予知していたので、注意をしていたし、彼が駐車場から出るときも見送り、絶対に飛ばすな~~~と言っていたが、普段60強で走っている道を、父の助言に従い、ユックリと40kmで走ったと言っている。要は、飛ばすな、ゆっくりの捉え方が違ったと言う事・・・・・

この違いが有るのは、人間だから仕方が無い、それを己の思っている方向と伝えたつもりで居る、私の傲慢さが有ると言う事・・・・

よく、私も、言っても・見せても・経験させても、理解できない人、解ってくれない人が居る。此も仕方が無い・・・

この様な人を、恩の仇で返すと、表現するが、誰が悪いのか????私は、施しを与えたいと思っているなら、最後まで信用し、撃たれても続ける、此が恩を忘れないと言う姿だと思う。

勿論、周りから見れば、騙されている、損している、虐められていると見えると思うが・・・どの様に捉えているかは、当然、本人の価値観・考え方になる。恩を仇で返された、クソ~~~倍返しだ~~~と・・負を相手に与える。恩を受けた人のする行動とは思えないし、

恩も感じれる人だと己を思っているなら、当たり前の事だと思っている。

勿論、優秀で一流の人達にこの様な考えの人が多いと思うし、私は、三流なので、直ぐに、鬼畜の命が出て、喧嘩を売っているのか???と思う事も多々有る。未成熟な青臭い、子供という事にも成る。

父が言っていたが、犬でさえ・・・一度受けた恩は忘れない・・・人間よりマシだから、犬が好きだと父は言っていた。

勿論、父の捉え方になる・・父の周りの人達は犬以下だったと言う事に成る。父の場合は、気を緩めて接することが犬以外に出来なかったという事にも成る。人だと肩に力が入り、勝ち負け論が頭を支配してしまう。可哀想な価値観だと私は思っている。要は、己のレベルが低いからこの様になる。己より低い人だと安心できる、戦う前から勝ちが想像できるからになる。しかし、同じレベル、それ以上のレベルの人の場合、当然、負ける可能性が出てくる。この捉え方・対処の方向性が、違うと、犯罪になる。

最近、大阪に居る、困ったチャン、私が大病で難病になり、嫁が仕事を始めたことで、電話が掛かってこなくなった。

どんな理由なのかは解らない、しかし、想像は出来る。

彼の件は何度か書いているが・・・彼も70歳になる・・そろそろ終焉の時が近づいている。帰巣本能が強いかれ・・・ちかぢか戻ってくると想定していたが、想定外の私が対応できない体になってしまった。勿論、ゆくゆくは想定していたが、還暦の歳では想定していなかった。

後継者の輩出を見損なった事に成る。

耳が痛い、聴きたくない事でも、伝えなければ、後継者を育たない・・・様は、後片付け、尻拭きが出来る人達になる。

今見えている姿はボロボロで、何の利も無い人達だが・・・過去は人様の為に尽くしておられた可能性も有る。その恩を誰が返すのか・・・・

当然、今生きている、人達になるし、出来る人達になる。



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