納品後、直ぐに材料を持って来て貰った・・・・勿論、直ぐに取り掛る、之が礼儀だと思う・・・・
バタバタ、段取りをして、一工程の120本の、切り出しが終了した。
アルミレールを切る・・・・私はチップソーの丸鋸で切っている・・・・アルミなので、中々チップソーが無い・・・その為に、木工用を少し、研磨加工をして使っている。
この部分は、直ぐ近所の研磨屋さんにお願いしている。
旋盤で使う、バイトも昔は、全てが手で研いでいた・・・今は交換チップに成っている。
しかし、現代でも、手で研ぐ之が求められる場合も有ると思う・・・・特殊な材質や、経常・・・
難しいのが、磨き鋼材の丸棒10mmにフランジーの外形、150mmカラーを、溶接で取り付け、この外形を削る・・・・10mmのシャフトが弱い為に、押しコップでセンターを押していても・・・ビビりが出て、うろこ状に削れる、症状が出る。
商品がローラーとして使う場合、ローラーの表面加工が大事に成るし、勿論、芯を出す為に、シャフトを、基点で削る・・・このシャフトが、弱過ぎる等々有る。
NCでもダメだし、結局昔ながらの旋盤加工で、バイト等々、全てが現物合せで削る、之が求められる場合も有る。
又、規格や基準通りに、研ぐ・・・之が問題に成る場合が有る。
仮に、40mmの穴を空ける・・・一般的には小さなドりルから徐々に大きくして、最後に40mmのドリルで空ける・・・之が普通だが・・・・
片研ぎと言う技術で・・・39mmのドリルで、40mmの穴を空ける方法が有る。
旋盤だから可能に成るが・・・・
品物を回して、片切れするドリルを使えば、当然、穴の寸法が大きく成る。この大きいと言う事は、ドリフト品物に隙間が有ると言う事で、ドリルが食いこんで、折れる等々が無い・・・・
又、ドリフトの基本的、研ぎ方は・・・ボール盤・ライアルボール盤等々、送りが軽い機械用で研ぐ規格に成っている、持ちを優先している。
しかし、旋盤の場合、押しコップで穴を空ける為に、非常に重く感じる。
その為に、旋盤工は、昔の場合に成るが、ドリルが食い込む様な研ぎ方をする。
結果、力が要らないが、持ちが悪い・・・・
之も、長年の経験を、教わったから、覚えている・・・・・
仕事の為に、出来るだけ、力、汗を流さない方法を、昔の人は良く知っている・・・
基本は、無駄の排除に成る。
私は無知だからこそ・・・色んな人から、教えて頂いた・・・・勿論、学校等で教わった事も大事だが、現場で、叩きあげられた知恵は、其れ以上に大事だと私は考えている。
良く職人の人が、言って居られたが、人と同じ事をしていたら、結局人と同じで、個性が無い、無ければ、当然、価格競争に成る・・・・技術を高く買って頂く、之が職人が目指す道だと私は教わった。
しかし、現代は、画一された、基準・ルールで良いと言う考えも有る、図面以上に良い物を作る必要も無いし、若し作れば、当然、今の価格より、安くできると言う事をアピールしている事に成る。
この部分をネタに値段交渉する資材部も存在する。
今は求められる以上の物を作る事も損だし、それ以下の物を作れば、当然、返品を喰らう・・・・
結局は、個性が要らない、この方向なら、当然、NC等々の、コンピューター制御の機械が、時代に遭っていると言う事に成る。
今は、何でも手に入る・・・だから人が介在せずに簡単に処理できる方法が良いと成っている。
しかし、この世界が、若し、何か有ったら、何も出来ない、状態に成る。
文明の破壊は、私は、進み過ぎると崩壊した場合、全く何もかも出来なくなる事だと考えている。
時々、飛行機に例える事が私は有るが・・・・成層圏近くを飛ぶ飛行機の翼が折れた、有り得ない事だが、この状態に成れば、当然、粗全員、死ぬ・・・・この事は、飛行機に乗っていた人々の知恵が一瞬で、無くなる事に成る。
この高度の差が、文明と考えている・・・本来人は、地面に上で住んでいる、しかし、人の欲で、空を我が住みか、移動の場所として行く・・・・落ちて死ぬ程の高度が必要かが、考え方に成る。
若し、高く成れば、その分の安全策も必要だが、其れを行っていても、飛行機は落ちる・・・・
落ちるだけなら良いが・・・搭乗者の文明が全て無くなる。
発達し過ぎて、人間無視、方向に成れば、この危険性が出て来る。
昔は野蛮、劣っていると現代人は思っているが、一瞬で、人類を消滅させるだけの、技術は無かった。今は有る、其れを使うのも人間、その人間が、利他主義なら良いが、利己主義なら、当然、怖いと成る。
現代の世界情勢を見れば、利己主義に回避する流れが有る。昔なら、狭い範囲で良かったが、今は、全世界まで、影響し出す。
之も、文明が発展したからに成る・・・之が、良いと言う人が多いので大丈夫だとは思いたいが、人の本質の部分が何かで、大丈夫か????怖いか???のどちらかに成る。
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