地域の重鎮が亡くなった・・・

仕事でも関係が有る・・地域の重鎮が亡くなったと知らせが入った。

私が保育園の園長だった人・・・その当時、色々教えてもらった・・・今では考えられないと思うが・・・・自室に迎えられ、真剣を見せられ・・又、持たされて、悪い事をしたらと真剣を振られていた姿を思い出す。

半世紀以上前の話になる。

その恩有る人が、亡くなった・・・・・親の時代から、福祉関係に志され・・・戦前、ハンセン病患者等を、今で言うなら匿う・・面倒を看ておられた為に、地域からは色々言われ、白い目で見られていたと思う・・・・又、志は高いが、その分、お金は湯水の様に要る・・・・大変な時代を過ごされ、戦後に成り、福祉政策に国が力を入れる様に成ってから・・・・・この地域では、凄い力を今では持っておられた。

私は何時も思うのだが・・・その様な先人に、何を教わり、習ったか？？？？・・・・
昔は・・・・・と・・・昔話等々の体験談を聞く事が出来た事が、今に繋がっているし、幼い頃も何故か、記憶が残っている。

当事者から体験を聞く、これ程、身になる話はないと考えている。

現代は、この部分が無い、特に当事者の体験等々・・・聞く機会も無いし、若し聞けても、作文が介入している場合も有る。

何時も、思う事がこの部分・・・昔の人と今の人・・私は、同じだと考えている。
昔の人も必死に生きる事を模索していた。その生きざまを学ぶ事は、良い事だと考えている。
しかし、何故か、昔は悪い、無知・無能の人達で、今の人が初めて経験して、対処を考えていると思っている人も多い・・・・

今、起きている問題は？？？？・・・当然過去も有ったと言う事に成る。
如何、対処して来たか？？？？之が、諺等で残っている事に成る。

当然、色んな立場の人が居る。その様な人達の話を伺う・・・・見栄等の介入が少ない、一対一が理想だと考えている。

聞いたら、時々思い出し、考える・・・自分の経験値でも捉えたが変る。

私の様に三流だと、頭も当然三流・・・このレベルで考えた事が正しいかは判らない・・・その為に、時間を要して、時々考える事に成る。

現代は、答えを直ぐに求め過ぎると私は考えている。特に、生き方等々に対しては、一生かけても良いと考えている。
ユックリと答えを、求め続ける・・・