2019年10月15日火曜日

身軽・・・

難しいが・・・祖父の経験から、来る言葉と思うが・・・・身軽・・・

何が有るか解らない・・・特に戦時中を過ごした祖父の言葉は、意味が有ると思う。

祖父も、生きた証と、物を残し続けた・・結果は?????

姪の満州からの引き上げ等々の、手助けも行ったし・・・・息子が戦死、その嫁の行く末の、為に奮闘もしている。

之で何を得たか???・・・・その言葉が身軽と思う。

身軽だから・・・他人様に手を貸せる・・・又、何が大事かも見えて来る・・・

答えは、命、命のバトンを繋げていく人に成る。

祖父を悪く言う人は居ない・・・・老後は、人助けだけに動き回っていた様だ・・・

全てを無くした、結果が人助けとは、面白いと私は考えている。

歳の離れた、末子がいる。上の兄は、戦死・・・・末子を守る為には、この方法しか無かったとも思える。

しかし、末子の、父は・・・・自分の力、位が高い等々の、捉えてしまった。
之が、父の精神に取って、悪影響に成っている。

形として全てを失った親・・・力が無い、情けないと捉えている。
力が無い、親の子が、これ程、称えられる、己の力と勘違いが、大きな原因と私は考えている。

私も、過去を知るにつれて・・・物に対しての執着を無くす・・・之を心がけてきた。
執着が結果的に、不幸を造る場合も有る。

物を無くした場合、奪われた・・と・・提供した・・・同じ現象でも捉え方次第で、心が変る。

同じ様に、物の修復をする。之も、捉え方で変わる・・・私は修理人、その為に、物を治す行為が仕事だが・・・この行為で、人様が喜ぶ、当然、私自身の心も、清々しい方向に成る。

しかし、物の所有者は、お金も居るし、何故、自分だけがと思っている人も居る・・・自分の手では治せないので、私の様な職業に頼る事に成る。

昔、ブログに書いているが、修理人、後輩には、何を直すのか???・・人の心を直す、修理人が、本当の職人と教えていた。
対価しか求めない修理人は、人の為に立っていないと私は、考えている。

人の役に立つ、究極は損する振舞いと私は考えている。誰が、当然、私が・・・唯物的部分は、損に見えるが・・・唯心的部分が、多々の事を得ている。

多々の物を持っていれば、少しは分け与える事が可能の筈。
沢山持つ意味が何かに成る。商売・金儲けなら、売るための物・・・・力の誇示の為なら、見せびらかす為の物・・・・色々有ると思う。

他人に、自分の力を見せ・・それが欲しいと思われたら、当然、困っている人には、無償で、振舞われるはず。

絶対に人に取られたくない物は、隠すはず・・・持っていると言う事を悟られないはず。

我家にはブログにも書くように、色んな人が、色んなものを奪いに、集まって来る。
奪われるものが有るからと、思うし、無くなれば、来なくなると思うので、来ている間は、私にも少しは、力が有るのだろうと考えている。

当然、来客の方が、美味しい物を奪っていく・・残るものはカスに成る。
三流の私だから奪われたと感じていると思う・・・・差し出せる、命が私には無いと言う事・・・
奪われたくなければ、隠す、方法を考える事に成る。

仮に、貧乏人と解る人と、裕福に見える人とが居れば、どちらがお金を持参しているか???持っている人から奪うのが、当然と私は考えている。

周りから、裕福に見える、結果、防御を強くする、方向にも向かう。
しかし、完璧は、無い・・・

今回の災害も、同じことが言える・・・・冠水した地域が、河川敷の様な、土地だったら????・・

盗む人が多い地域に、お金を道に置くか????・・・・・私は、どんな防御より、その場に、お金を持って行かないし、又は、踏み入らない事にする。

現代の、状況は、財産を、壁で囲み、守る事に、注視している。
しかし、そもそもの場所は・・・天井川の、堤防を挟んだ、横・・・川の水面が、土地より上に有るのが、普通の場所・・・

考え様では、財産を奪おうとする、人々が多い地域に、財産を溜め続ける事に成る。

この行為が、人から、羨ましがられると、自慢する風潮まである。

分以上の、物も持たない・・之が私の生き方に成る。しかし、如何しても、分を超える事も有る。
それが、結果的に悩みに成って行く・・・・分の範囲内で、奪われても、笑って居られる。

分とは、そのようなものに成る・・・・

現代の価値観は、分を超える、これが幸せの証だと教えている。
しかし、得ても、その一瞬だけに幸福感を得るが、その後は、分を超えた、報いが待っている。勿論、之に耐える為に、分を高める方向に成る人は良いが、逆に足枷に成り、苦しみが増す人も居る。

祖父は、何を残そうとしてのか????・・・私は、命のバトンを続けてくれと思っている。

形あるもは、無くなる・・・・当然、命も無くなる・・・しかし、優先順位で一番上に有るのは、当然、命と言う事に成る。

人も、色んな命が有る・・・又、姿が有る・・・余裕が有るなら、色んな姿の人も大事である。

今の日本国は、裕福で、平時である・・・・色んな姿の人も含みで守る事が可能の筈である。

命を繋げる・・・この部分をもう少し、考えてもらいたい・・・己の利、利の証を守る、この方向に向かっている。







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