何の為？？？？

 最近、何の為？？？・・・この問いを考え続けている。

人の言動も、何の為と成るし・・・努力と言う事も何為と成る。

よく人は己の為と言うが、本当に己の為なのか・・・己の為に言動を行っているのか？？？又、その為に努力しているのか？？？

私は、出来るだけ、己の為と思うって言動を考えているし、当然、その優先順位で次に家族・親族・地域社会等々の順序で物事を考え、言動に変えている。

その為に、先ずは己の思いを優先する。相手がどう思ってても、私は私の思いを伝えていたと考えている。

己の思い、価値観を相手に解って頂く・・その為に対話が有ると思うし、その為にも己の思いの言動をする事に成ると考えている。

しかし、最近は、人の為と言うより、人の目を気にした己の言動と成っているように思える。要は、何の為か、自己保身の思いが強く、相手の嫌われたくない出来れば好かれたい、これが進み、憧れられたい、羨ましいと思われたいと言う、立場を目指そうとする人が増えているように思える。

この生き方、結果的に人様の思いで左右されている事に成る。この方向が羨ましいと思われる方向に向かう・・・

私は、人して、褒めらえる人に成りたいと考えている。羨ましいと思われたくは無いと考えている。

現代、羨ましい立場とは、人間の我欲を謳歌できる立場に成っている。要は鬼畜だと言う事に成る。

鬼畜として生きる、これが賢く・一流・優秀と言われる時代に成ってきた。周りが羨ましがる事が出来る、持っている、その一部でも欲しいと集まってくる人が多いと言うのも嘆かわしい・・・少しでも分けて戴ければ家来・奴隷として従います。それが出来なければ、妬み・恨みます。

この様な社会に今は成ってきた。

怖いのが、本当の鬼が居たら、この人の現象を感じれば、優秀で一流と言う人たちは、我欲深い人に成る。当然、人から羨ましいと思われたいと思っている。と言う事は、本来ダメな事さえ叶えられると言う事を知らず知らずに行っている。この行為をネタに、後から脅迫・指示して己の好きな方向に向けると言う、権力側の大本が出て来る。勿論、仏なら良いが、先に書いたように、人から褒めらる事が、人が信頼し集まって来るとは限らない・・・要は、お店と同じ、どんなに真面目に正直に最後まで誠意をもって尽くすお店より、目先の価格・見かけで人は集まってくる。

その商品がどう作られたかは関係ないと言う事に成る。

現実は、己さえ良ければと言う思いだったっが、よくよく考えると、人様の価値観で多い、方向性に己を染・・・その先頭を走る事が目的に成っている。

要は個としての色を捨て・・・大多数の色に染まる・・・当然、その先頭を目指す。己の色の先頭と言うのが本来の生き方だと思うが、何故か、周りに左右され過ぎている。

しかし、何度も私は書くが「生老病死」を避ける事は出来ない・・・羨ましいと人々から思われていても・・・何時かは老いる、病を患う・・最後は枯れて死に向かう・・・これを羨ましいと思う人が居ないのが現代・・・又、普通とも思ってない、出来ば縁したく無いと思っている。人は去って行く事に成る。

何の為に生きるのか？？？？私は、大事な問いだと思っている。