2023年3月12日日曜日

価格改定・・・・

 来月四月から・・・私が扱う商品の価格改定がある。勿論、定価と言われるメーカー希望価格も改定される。

色んな理由が有ると思うが・・・私が肌で感じる、景気は・・・・かなりの不景気である。

子供の頃経験が有る。オイルショック時より・・・人の動きが感じられない落ち込みように思える。

物が無く、人が争うように、物価高騰で少しでも早く手に入れようとする、動きも無い・・・

要は、不景気でも、対応できる余力が無いのか???逆に多くの余力が有るので、焦っていないのか????このどちらかになる。

勿論、不景気の場合は、本来、物価が落ちる働きがある。

理由は、物は有るが、売れない、売る為には価格を安く、破格な値を付ける事で対処していた。

しかし、今回の不景気は・・・物が動かない上に、物の値段、物価が高騰している。

考え方になるが、物価が高騰していると言う事は、物の値段が上がる。景気が良いと言う捉え方もある。物が売れ続けるから物の価値が上がる、値が上がり、物価高騰となる。

又、商売人の特性・・・少しで多くの利益が欲しい・・・・この考えが基本に有る場合、周りが高騰しているなら、己の商品もと言う方向にも成る。利口に乗り遅れない事をする事くらい、当然と私は思っている。

四男も、結局は、発注者の都合の良い、下請けと言う事・・・最近まで、福岡の香椎が現場だったが、其処まで高速料金・燃料代・駐車料金が、毎日5000円必要と言っていたが・・・・そのお金を含みで一日の日当 1万円を大金の思っているので、受けているようだ・・・・しかし、朝六時半に我家を出発して、帰りは8時を越える・・・・

昔はこの様な、後先を考えない人も多かった・・・結果、良いように遇われた人も多かったが、現代、利口者が多いので、なかなか、この様なタイプは居ない・・・・又、祖父は宮大工に旋盤工の職人・・・叔父は大工・・・父は機械技師・・・覚えが良くて、熱心に仕事に取り組む血が流れている。しかし、昔から言われている器用貧乏、対価を求めない方向性が有るから、仕事に熱心に成り過ぎる傾向が有る。

仕事の捉え方の優先順位が、お金なのか????・・・仕事・・・お客さんに喜んで頂くのか????・・・当然、対価を払う側は1円でも安い方を喜ぶ人が多いのが現代の価値観に成る。

勿論、優先順位等、何度も書くが、平等主義者には無いと思う。

模し有れば、その人の優先順位で、この環境を利用しようとするなら・・・誰か、己か、相手か・勿論、相手も色々有ると思うが。

この価値観が、多々有るときはバランスが保たれるが、一極化し己がとなれば、先に書いている、便乗値上げは当然起きるという事に成る。

要は、粉飾になる・・・この粉飾を、景気が良いと捉えたら・・・物価を抑える方向で、金利の高騰が始まる。

しかし、粉飾、嘘での措置・・・当然、問題が広がっていく・・・・景気が良いなら破綻は無いはず・・・・しかし、破綻する人・企業が一気に増え出す。

この流れに成れば、競争相手が減る方向、価格は競争が無ければ、当然、高騰し出す。

今回の不景気は、昔と違い、誰しもが利口になり過ぎた・・・起爆剤に成る。馬鹿な人材を創っていない・・・・

顔では涼しい顔をして、周りが潰れるのを待っている状態・・・命懸けの持久戦になっているようだが・・・・粉飾で、格好・体裁だけ整えようとしている。

私は何度でも書くが、優秀で一流の人だけの世界、本当に幸福な世界なのか????・・・この方向が人間が目指す方向なのか???

私は、色んな人が居るから、面白いし、生きる面白さが有ると考えている。当然、「生老病死」は必然・・この必然を私は楽しみたいと考えているし、その様に捉えられたら、なんと幸せなのかと思う。

私の今までの人生で、記憶に残っていることは、全て、身の危険・綱渡りで落ちたが、何故か助かった・・・この様な事が多く、頭に残っている。

何事も無い、平時の時の思い出・・・・探しても有るのは有るのが、何時と言う限定して言えない・・・と言う事は、私には多くの平時が有り、希に危機が有ったと言う事になる。そして思い出は、危機の思いでだけ・・・

利口の対義語は、馬鹿となっている。

馬鹿な人が多い、世界も面白いと思う。利口な人だけなら面白みも無い、生きていく意味も見いだせないと思う。

世界に目を向け・・・動向の本質・・・見抜かないの大変な時代に入っていく・・・

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