2015年6月9日火曜日

ブルーカラー・ホワイトカラー・・・・・

意識の問題に成るが、仕事も、何か汗を流さなくて、報酬が多い方向のほうが率が良いという発想が有る・・・
効率化という、方向に進んでいるし、その事が、良いものを低価格で提供できる・・・その為に良いという考えも有る・・・

私の技術系の仕事がメインで行っている、この技術に価値を見出して頂く、お客さんしか居ないが・・・・しかし、この効率化の流れで、お客さんも変化している・・・・

メーカーも、開発を続けているが、修理等々も誰でも出来る、この方向に進んでいる・・・結果、技術や経験が要らない方向に進んでいる・・・・しかし、修理という次元から、パーツ交換の方向に進むし、そのパーツの供給が止まれば、修理不能になるし、市場から無くなっていく方向になる・・

製造責任で大昔の機械の事故等々の責任までメーカーに負わせる、この流れに対しても販売した機械が、メーカーが決めた年数で市場から無くなる方向が、理に適う方向になる・・・


結局、日本国の産業体質は、機会等々であれ・・・・消耗品を沢山作っている事に成る・・・

技術の継承等々、意味が薄くなるし、神業といわれる技量が有っても、新品の部品を買った方が速いと成る・・・・

又、ユーザー側も、技術に対しての費用を認めていない感じがする・・・・部品交換だとお金を頂けるが・・・半日、技術で修理してもお金に繋がらない方向も現実には有る・・・・

何か、ブルーカラーの仕事に価値を見出せない人が多いことに成る・・・・

この考えが、続けば、働くという事の価値観も変化して行く・・・・他に無い技量や技術を身に付けるより、上手に大樹の陰に入った方が、良いと成る・・・

人の価値や技量から・・・仕事の価値が、仕事自体の内容より、その器で判断する・・・会社名で人を判断という流れが強くなる・・・・

会社という権力側に入る・・・そこで上手に生きる・・・勿論、絶対にその権力は手放さない・・・


最近、メーカー側から、指導を受ける事が有る、部品が無く成っている機会の修理をしないでくれと・・・・・部品供給年数が越えた機械に対して・・・修理出来ないスタンスを取ってくれと言われる・・・・

何か、矛盾を感じている・・・・・何事も、決まりごと等々が有るし、製造メーカーの我侭だと思う時が有る・・・・・

しかし、今の日本国、先に書いた製造責任が、永久に続くような社会・・・・ユーザー責任等々の発想が少なくなっている・・・仕方が無い部分かもしれないが・・・

私もユーザー側の立場の有る、一旦購入した機械、出来るだけ長く使いたい・・・その為には修理も発生する・・・・しかし、出来ないという大きな流れが有る・・・・

仕事柄、少しは自分で修理できるので対処するが・・・・治らないと、捨てる方向に成るが、今度は捨てられないシステムが存在する・・・・

仮に、ベットのスプリングが出てきた、修理できず・・・廃棄・・・・大変な能力が要るし、費用も要る時代・・・・

本来、日本国、貧しい時代が長かったので、勿体無いこの価値観が有る、その為に修理・修復の技術・技量・一番大事な精神が有る・・・・

しかし、富が増えるに連れ、使い捨ての価値観が台頭・・・・結果その様な仕事が無くなり、技術等々の伝承も無くなりつつある・・・・

結局、技術や技能が有っても、それに価値を見出せないなら、生活が出来ない・・・衰退する・・・

日本国はどの方向に向っているか・・・・

資源を大事に、物を大事・・・等々に進んでいるとは思えない・・・・

日本国の資源は、人である・・・・一人一人の技量のUPが資源と私は考えている・・・

庶民で高い買い物・・・車や家に成るが、何十年も耐える作り等々より、売れる方向に強く傾いている・・・・勿論ユーザーも使い捨て感覚が有り、新しい方向に走る・・・・

古い物に価値を見出しきれない・・・勿論かなり古い骨董という物には少しは有るが・・・

技術も文化だし、其れを継承する・・・しかし、それで生活が出来なければ継承も出来ない・・・・

中古車の高性能車の海外流出が続いている・・・・海外で、レストア・・・パワーUPで、それなりの価格で売れている・・・・・アフターパーツの価格も、純正より安い・・・・性能UPパーツも低価格・・・
中古パーツも豊富だし、再生業者も沢山ある・・・・・

結局、日本国は、庶民が分相応に楽しむ部分が少ない・・・







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