2018年4月2日月曜日

静止摩擦力・・・

タイヤと路面の関係性は・・・基本、静止摩擦力が、保っている・・・・

この部分は、電車の車輪と線路の関係性も同じで、鉄と鉄で滑り易いが・・・上手にパワーを与えれば、静止摩擦力で、滑らせることなく、加速が出来る。

静止摩擦力を簡単に説明すれば、ピニオンとラックとのギアの関係性に近い・・・・・タイヤがピニオン・・・路面をラックと考えれば、そのギアのピッチが山の高さに成る・・・この山と山が噛みあっているので、滑ることも無いが、この山が小さくなり、トルクが大きくなれば、当然滑り出す。

この部分を、ピニオンとスパーギアの関係性で考えれば、RCカーを楽しんでいる人ならよく解る筈。

強く噛みあわせたら・・・どうなるか・・・・丁度良い、クリアランスが有る・・・

仮に強く、噛み合わせれば、滑る可能性が減るようだが・・現実は違う・・・・

この静止摩擦力が、無くなれば、当然滑る方向に成る。

この部分は、凍結路面でも解る部分・・・今までは確り、静止摩擦力を保ち、走っていたのが、何かを切っ掛けに、この摩擦力が無くなると、当然、滑りを止める、事が難しくなる。

止める為には、ブレーキ操作・アクセル操作等々、色々考えるが・・・結論は無駄なトルクをタイヤに与えない、加速側、止まる側、両方を意識する事に成る。


RCカーの素人さんに多いのが、ピニオンと、スパーのバッククラッシュの取り方が、悪い・・・・

強く噛ませれば、滑らないと思っている人も多い・・・・逆に、浅く噛ませると、抵抗が軽くなると考えている人も居る。

全てがバランスに成る・・・・・車はバランスで走る物である。


車は重心位置が大事だし、其れが車の挙動にも繋がっている。

仮に、30cm程の棒を、机の上で回す・・・・勿論、中心をセンターにして回転すると思うが、この事は、重心がセンターに有ると言う事・・・・仮に、重心点が、2/3の部分に有れば、その部分をセンターにして、棒は回転する。

之が車のヨーが発生するポイントに成る・・・又、この部分が旋回軸に成る。

勿論、加重移動等を意識している人が多いので、この基本からどの程度移動しているかが、ドリフト中に見えるし、これを見せるのが加重移動の操作と言う事になる。

しかし、この基本ポイントを何処に置いているかが、各自の考え方になる。


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