2016年9月23日金曜日

弾み車の特徴・・・

オモチャの世界では昔から、弾み車を利用したものが多々有った・・・

手で車を押し・・・・ギア比の兼ね合いで、弾み車を高速に回転させると、回転慣性力の力・持続力で、車を走らせ続けるというオモチャである・・・・

現代では、何故か横文字で、フライホイール効果といわれている現象である・・・・

基本進行方向と平行に回転する、弾み車が理想である・・・

之が進行方向と、直角に成っている状態だと、何回か書いているが、初期の飛行機の、操作不能、ノウコン状態を起す切っ掛けに成る・・・・昔の飛行機には星型エンジンが一般的、今では考えられないが、冷却の為に、エンジン本体を回転させる、方向で、飛んでいた・・・・その為に、強いジャイロ効果が生まれ、左右の操作感が大きく違う、飛行機に成っていた・・・

勿論、昔の為に、2000rpm位の回転と思うが、重い事が問題に成っていた・・・・

フライホイール効果・・・・・・之が若し実車やRCで起きれば、アクセルを抜いても減速しない特性を示す・・・・

仮にフライホイール効果が少ない車で高速でタイヤが滑っていても、アクセルを少し抜けば、一気に路面速度に戻り・グリップ状態に復帰する・・・・

一旦グリップ状態に戻れば、再度アクセルを入れて、先ほどは多く回した為、今度は少なめ等の操作の方法が解って来る・・・・

もし、RCドリフトの世界で、このフライホイール効果が強ければ、一旦滑りすぎたタイヤの回転を落とす方法が、ブレーキか、若しくは、我慢して待つことに成る・・・・

操作中に待つ事が出来れば良いが、私はリニアな反応の方が好みなので、回転物の軽量化を進めている・・・・

勿論、ギア比も大きく関係する・・・・動画を掲載するが、戦車の様に、ギア比がLo側であれば、フライホイールの回転持続が長く続く・・・・この事は、少々の障害物も乗り越えるし、之をシャーシの中で考えれば、少々の駆動の重さも感じなくなる・・・・・・・之は車からのインフォメーションを得難くしていると、私は考えている・・・・

実車の世界を、観ると、エンジン後部にフライホイールが付いている、之はエンジンのトルク脈動を減らす目的も有る・・・スムーズな回転をさせる為の物で有るが、現実にスポーツ走行を重視すれば、重くするか軽くするか・・・どの方向かは自ずと解る筈・・・

特に、回転運動で力を発揮している、モーターの場合、このフライホイールに当たる物が、ローターとして存在している・・・ローターも重さが有り、其れが高速で回れば回るほど、フライホイール効果を作っているが、ギア比とのバランスで、アクセルを抜けば、路面速度に落ちるタイヤの演出が出来る・・・このタイムラグを好みにする之がRCドリフトの一つのセットの方向性と私は考えている・・・

簡単に、数万も回るモーター色んな影響を与えている・・・・回る事で慣性力が出来る、この力も回転が高いほど強くなる・・・・操作は之をコントロールする事、上げる方向は簡単だが、下げる方は難しいと成れば、セットの方向性が間違っている事になる・・・

この部分が解り、一旦、Hi側に振ると、操作感が一気に変る・・・之に馴れて来ると、今度はリアの食いが異常に気に成る・・・又重心バランスの意外感を感じ出す・・・・上・頭が重い等々が解りだすと私は考えている・・・・・

確りタイヤが路面を掴みだすと、必然的にロール等が出て来る・・・・この状態が私は車の基本・初期の状態だと考えている・・・・この部分を基本に、好みにセットして行く、この方向で私は進めている・・・・

私は、ドリフトは、路面を走る競技と考えているし、地物の操作を目指している・・・・慣性力を強く意識し過ぎると結果的に、空物のセットに近づくし、操作に成る・・・



0 件のコメント: