モンキーのテスト走行・・・・ベアリングを慣らす・・勿論、時間的に短時間では駄目と思うが・・・取付時より、変化を感じる・・・・気のせいかもしれないが・・・後ろ側の押しが、真直ぐバイクを走らせる方向に向かっている感じがする。
フロントが走らないと、リアの押しも横に逃げそうになる・・・
この部分は、氷上・雪上等で解るように・・・抵抗が少ないソリを使った、フロントが良い事にも繋がっている。
当然、路上でも・・・リアの押しが強いジャンルでは、フロントは抵抗が少ない、細い、自転車の様なタイヤを選ぶ理由に成る。
テストでの感じ方が、私の場合良かったので・・・次はリアと考えている。
テスト後・・・バイク屋に寄り、オヤジに感想を話したら、ベアリングに小さな傷が有った可能性が有ると言われていた。
レース等では消耗品として、常時、交換が昔は基本だったとの事・・・現在は違うかもしれないが、それ程、駆動損失に神経を使っていたと言う事らしい・・・・
オヤジが、急に、保管していた、バイクを買いたいと言う人が現れたと、話し出した。
オヤジが大事にしていた、数少ないW1と思い出としてのKATANA750・・・・子の二台を買い取ると言う話・・・・
思い出が有る・・・エンジン音は20年以上前に聞いたくらいで、その後、エンジンが動いた記憶が無い。
初期型、左足ブレーキ・右足ギアチェンジ・・・
オヤジから思い出話が続く・・・・振動で、サイドスタンドが戻り、倒れた等々の話・・・
若い時は、レストアに燃えていたオヤジも、今では元気がない・・・・息子の専務は、バイクに対しての変な意味で言えば、愛情が無い・・・クールに売り物と言う感覚に成る。
オヤジは、少しでも高くと思っているが・・・専務は、クールに相場等々を話している。
この様なバイクは、一度手放すと、二度と手に入らない、又は、高価格に成ったりする。
オヤジも、K1・K2等々のCB750等々も、結局は安値で売ってしまっている。
Z2・Z1等々も、年式の違いでのシリンダー等々を、私に説明する程、持っていたが・・・今では、ゴミとして処分している。
私は、チューナーとしてのオヤジを尊敬している。
拘りが強く・・・客に媚びらない・・・その姿勢が好きだ・・・・
商売より、己の思いが強い・・・この様な所は、現代では少ない・・・・
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