2017年2月11日土曜日

軽量化と重量バランス・・・・・

軽量化と、重量配分・・・・このバランスにも好みが有る・・・

私の場合前後重量配分は5.7/4.3位が、何故か好みに成っている・・・・

このバランスの少しの違いでも、車の挙動、得意動作が変わって来る・・・

コソレン場位の広さで、ドリフトの基本練習をする事を前手に考えれば、この位になる・・・

勿論、左右の重量配分も大事だし、この部分は、基本、左右均等の方が良いと考えている・・・


しかし、問題がモーターの大きさが、如何しても、影響して、モーターを横に積むシャーシの場合、モーターの乗る左側が重くなる特性が有る・・・

四本の設置面加重を整える為にも、シャーシ自体の重量バランスが大事だし、この設置面加重がプリロードと言う・・・・

プリロードを左右整える、この作業も必要に成る・・・・

このSAKURA D3 2駆は、軽量化への限界を目指したシャーシ・・・・、現状でボディなし状態に成るが約760グラムに成っている・・・・

テック・コンバのケツカキに比べると、訳300グラム軽い・・・・

SAKURAは、RCドリフターの意見を踏襲し・・・雑音を消すために、コソレン場で二年ほど、篭って、試行錯誤して、作り上げた・・・・

この経験を、今度は、ケツカキのテック・コンバに投入しようと模索している・・・・

RCドリフターの走行以前の、感覚部分、操作感等々を重視した考えには、私も素直に納得した為に進めた結果がSAKURAに成る・・・・

①・・ジャイロの搭載をしない
②・・フォークリフトの様なカウンターを出さず、適正を探す
③・・食いに繋がる方向のタイヤを使わず、出切れば食わせ難いタイヤの使用
④・・・③にも繋がる部分だが、牽引力を求めて無駄に重くしない、逆に軽量化へ進める

この四点の、指摘が昔は多かった・・・・全てが操作感等々、感性に繋がる部分を大事にされていたためと思う・・・

しかし、この思いが無くなれば、走行部分の注視する流れに成る・・・どんな手段を使っても走れれば良い、それも楽な方向に成れば、操作者から、車が離れて行き、最終的には自動運転方向に向うとも、昔危惧していたが・・・・今は?????・・・・・私は世間に疎いので、如何なっているかになる・・・

車ありきの世界になれば、ドンドン操作側、操作者の人が軽くなって行く、人の個性が無い、世界になれば、一気に面白みが減る・・・

今、試乗させて頂く車は、殆どが、強く車の個性・癖を持っている、その癖を理解して操作する、誰が操作しても、同じ様な動きしかしない・・・之が良い車と成っている感じがする・・・

車が王様、全てという感じさえ私には感じる・・・・

勿論、之が面白い、楽しい、と思える人も居ると思う・・・・

車の動きや挙動は、基本、操作側が握っている・・・若し、その操作自体を知らないで、挙動を求めれば、本末転倒の考えになる・・・

車は嘘を付かないし、その車を見れば、操作側の目的・目標も見えて来る・・・・

しかし、車の基本状態の、挙動・操作を知らない人は・・・・情報を元に車を作り上げ、それで目的の実車等々を言っている人も多い事にも私は驚いている・・・

情報が本当に目的に適っているのか等々の吟味はせずに、信じ込む習性が何故か強い人が多いようだ・・・

今、私が伺っているコースでは、無駄を意識して操作する人が増えている・・・又、その様な商品を取り付けられる人が居る・・・・・結果、タイヤの食いを減らす人も出て来るし、当然無駄が減れば、周回ラップタイムが上がっている・・・・

一年前は、少しでも早くと、タイヤで食う方向を望む人が多かったが、之も変化だと私は考えている・・・

結局、人の見栄と、操作技量とのバランスの考え方・・・・コースでは、第三者の目を気にしないと言っても、コソレン場に比べれば気に成っている・・・・

この時の見栄が、結果として、変な方向に薦めることに成る・・・・




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