2016年11月8日火曜日

リアを出す・・・

今回、コースによく耳にする・・・パワーが足らない。回転が足らないこの言葉が何故出るのかを考えたい・・・・

殆どの場合が、リアが思う様に出ない為に、この言葉が出ている様な気がする・・・

以前も書いているが、バッテリーが減り、電圧が下がった時に感じる、部分と同じ様な気がする・・・・・

仮に、三つの部分に限定して考える・・・・シャーシ・操作・パワー・・・・このバランスが取れていれば、思うようなリアの出が出来る筈・・・・


先ず、シャーシを考えたい、非常に安定志向の車や食いを拘ったタイアの場合、リアを出す為には、残る、操作・パワーが大事になる・・・・

操作側が、大袈裟と思う、操作をしても、出ない・・・・・この操作は、ステア操作で抉っても出ない等々が出てくる・・・之でも出ないと、感じると、パワーが欲しいと成る・・・

之が、パワーが欲しいという方向だと思う・・・・・


この事は、リアの滑らせる量が増えないと、リアが出難い車という事になる・・・・

何故なら、シャーシが出易い設定にしていれば、操作も微細な操作でリアが出そうになる・・パワーが大き過ぎると考える方向も出て来る・・・・

この方向に成れば、出来るだけタイヤを滑らせないで、横に出したいう発想に成る・・・・・

大きく、考え方が二極になる・・・・・・多く滑らせても安定、それ以上滑らせてステアを大きく操作して、リアを動かす・・・最少な滑りで、最少の操作で、リアを出す・・・・二つの考えになる・・・・


経験者なら解るが、最少の滑りでリアを出したいと意識し、車の設定を変えて行くと、何故か、リアの重さが気に有る・・・・以前は、重くないと、加速が悪いと思っていたが・・・今度は逆に、軽くなる方が操作が楽だし、加速も良くなる・・・この操作していての感じ方が変って来る・・・・・

人は、無意識に、現状の車を如何したら走らせられる、この本能が有る、理屈等無く、我武者羅に、車に慣れようとする・・・・・之が、癖となり、強く体に残れば、変化が難しい方向に向う・・・・

不思議な事が、起きる、大きな操作には直に成れるし、試乗しても操作できる・・・・・しかし、一旦、大の癖が体に付いた人は、小の車が何故か、操作不能になる・・・・

面白い現象も出て来る、一流と人が試乗すると走れる車と、走れ無い車と二極に大きく分かれる・・・・・中には走れ無い車の駄目出しをされる人まで居られる・・・・・

一旦、大の操作に体が馴染んだら、小の操作が出来るかが問題・・・・・大の操作は、車が勝ってに走るポイントを必要とする走らせ方・・・・・常時、操作を続ける之が、小の操作の走り方・・・・

表現を変えれば、振り回す操作か。又は、車の動きに常時合わせて行く操作かの違いに成る・・・・

勿論、この操作の考えの違いが・・・咄嗟の時の考え方が、変って来る、邪魔だと考えるか、面白い操作の腕が見せられると考えるかの違いが出て来る・・・

結局は、アンダー志向に強い、車は・操作が大袈裟に成るし、パワーも必要に成る・・・・

アンダー志向から脱皮しだすと、操作の微細さが気になるし、パワーも必要性を感じなくなる・・・

しかし、最後まで、RCカーの初期の癖、回せば安定する、この魅力が体に染み付いている・・・・・・・操作が解らなくなった場合に、アクセルを入れて回す方向の癖が付いている人が、私も含めて多い・・・・
之が、操作に悩んだ時に、出て、又、車を触り過ぎる方向に向う・・・・・

しかし、新しい人達の中には、この癖が無い人が、コースにも数人居る・・・・この人達を大事にしたいと考えている・・・・

一旦、大パワーに魅了された、人の宿命だと考えている・・・・その為には癖を出さない為の練習が必要に成る・・・・




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