2016年8月19日金曜日

前走の醍醐味・面白さ・・・・・・

私は、遅いし、必然的に前走の立場に成る場合が多い・・・・

前走でも、学べる点は、多々有るし・・・・スピードに拘って後追い専門だった頃と比べると、考え方・価値感まで、変わって来た・・・・

勿論、競技会等々での走りでない、普通のコースでの絡みに成るが・・・

一番の勉強は、後追いの時は、必然的に前走より、ドリフト中の平均ドリフトアングルは浅くなる・・・この浅さを、大きく見せない走りに心がける事に成る・・・しかし、前走を行う様になると、この後追いの角度を、先導している立場になる事に気付く・・・・・

仮に浅い角度で前走が走れば、必然的に、後追いも角度がそれ以上浅い方向に成る・・この浅い角度は、スピードを意識する為になる場合が多いし、ライン取りも、最速ラインに近づく、前走が最速ラインなら、後追いも同じラインを走らなければ成らないが、前走のドリフトアングルが浅ければ、車間を大きく開けて、同じラインを通過させるか、又は、前走のリアバンパー付近にフロントを近づけて、少し大きなラインを通過する事に成る・・・スピード競争なら、後追いが遅くなる方向に成る・・・・後が不利に成るのに、同じラインなら車間が空く為に、絡みの面白みが減る・・・

又、この方向性が強くなれば、同じ車・特性・個性・操作方法等々が揃って初めて合う、ツインドリ的考え方も出て来るし、勿論、この点が合えば、ギリギリの絡みも出来る状況に成る・・・

しかし、コース上には、色んな個性が走っている・・・車の個性・操作側の個性も千差万別・・・・
之を前提に考えれば・・・・

自ずと、前走の走りも、色々有る事になる・・・・・・・

私が前走で楽しんでいる点は、相手を何処に誘い込めるかを考えて操作している・・・・

先に書いている様に、ドリフトアングルが浅ければ、必然的に縦に車が並ぶ方向に成る・・・リアバンパーに相手のフロントバンパーが近づく走りになる・・・・

横に相手を入れたいと考えれば、必然的にドリフトアングルは深く成る・・・・勿論、後追いの相手が居る事で成立する・・・後追いのバンパーが何処を狙ってきているかで、深さのコントロールが出来る・・・・・私は、フロントタイヤを狙って来る、ドリフトアングルを目指している・・・・

しかし、相手がフロントタイヤにフロントバンパーを合わせに来ている状態で、少し車を下げれば、バンパー同士が合うかたちになる・・・・この状態を作れる事が快感に成っている・・・特に相手が私の車の前側に、フロントバンパーが有れば、尚楽しくなる・・・・

考え様では、後追いが格好よく見える走りに成る・・・・・・競技会等ではどう評価されるか、後追いが勝ちと成る可能性が高いが、絡みの面白みの点から言えば、この方向性が私は好みである・・・

この部分に、価値を見出せないなら、前走が不得意な人が増える・・・・・

有る人に、大会での優勝を目指しておられたが、前走で誰も付いてこないと言う、悩みを聞いた時に、大会を目指しているなら仕方が無い・・・・若し、前走を楽しみたい、皆が付いてきて欲しいと本気で思えば、大会等は捨てる覚悟が要ると、昔、話したことが有るが・・・・

大会の趣旨と、一般のコースでの走行では、価値感・考え方が違う・・・・・・

一般のコースは、千差万別の状態が、前提に成る・・・・・一般公道と同じ、先を急いでいても、前が制限速度以下で走っていれば、従うしか方法が無い・・・・・イライラ・しても無駄である・・・

一般のコースも同じ、初心者も走っている・・・・イライラした方が負け・・・・・しかし、確りしたルールが前提、前走を抜かない・・・相手にブツケナイ・・この前提が有って・・・

前走の醍醐味は、相手が何処に付くか・・・・・之が面白いと私は考えている、真横に付いて、そのままドリフト状態で、大きいラインを描けば、必然的に相手はIN側に入って行く・・・この操作の余裕が有れば、相手を真横に入れる事も快感に成る・・・・

後は、前走がどの方向に誘導できるかに成る・・・・・縦に強い車が真横に付いたら、縦に走ってやらないと、この状態の維持が難しい・・・・その車の特性の見極めも前走の醍醐味に成る・・・

この程度なら、横へ大きく走らせる事が出来るだろうと、操作する、その意思が相手に解れば、後追いが失敗しても、再度挑戦と、絡みついてくる・・・・

この部分の、配慮と試練のバランスを前走が、持っていることに成る・・・・強い意思で縦に走りたがる車の場合は、試練として、真横に付かせて、後に下げる様に大きくライン取りを変化させれば、一気にIN側に突っ込む形に成る・・・・之を、嫌がらせと取る人なら、その後、横には付かないし、コースをカットして、絡む事を避ける走行に成る・・・・・

基本、ドリフトはスピードで無いと私は考えている・・・・スピードを好めば、先に書いている様にツーリング用のタイヤを履けば済む・・・・その表現が私の場合、塩ビ管タイヤに成る・・・・タイヤがグレーの色・・・・凄いアピールと思う・・・・

黒色のタイヤの場合、何を履いているかは、絡まないと解り難い・・・・本来、タイヤの能力・スピード域でタイヤのサイドに目立つ色等を有れば、スピードに拘っている等々が見て解るが、解らない為に、違う次元での問題に成る・・・

基本、私の場合、タイヤの特徴で、逃げ切る操作は出来ない・・・その為に、ベタベタに後追いが付ける筈・・・・・この状態の車で、ドリフトアングルが深いなら、当然、真横に入れるはず・・・・

後追いに対しては、良い鴨の車の筈・・・・・しかし、何故か付けない、その理由は????・・・・・・

この様な事を考えられるのも、前走の醍醐味に成る・・・・スピードは遅い・ラインを空けている・ドリフトアングルも深く脇が空いている・・・前走の走りとしては、一番、美味しく見える走りだと私は考えているが・・・・

若しかすると、スピードコントロールが出来なく、決まったラインしか走らない・勿論ドリフトアングルも固定した走りの車なら、無理になる・・・・・この様な車が、若し戦闘力が有ると成れば、決まった基準の環境に成る・・・・・・

千差万別の個性が走る、一般のコースでは、之を戦闘力と言うかは私は、疑問が有る・・・・
この価値感が強いなら、前走を楽しむ人等、生まれ難い世界に成る・・・・

私は、色んな個性を受け入れる、前走が居る、コースを良いコースと評価している・・・・

勿論、下手で異端で無知な私の評価、意味を成さないと思うが・・・・・









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