観光バス事故で、フェード現象が話題になったが・・・最近、話題が一気に無くなっている。
若いとき・・・今の嫁と、高千穂から阿蘇に向かっていた。外輪山を下る急な坂・・・外輪山までも下りだったと思う。
その時、乗っていた車が、初めてのAT車・・・初代ソアラのマイナーチェンジの車で・・・若いし、調子に乗って、少し飛ばし気味で走っていた。
ブレーキが効かない・・・当然、急な下り坂で曲がりくねっている時に起きる。初めてのフェード現象・・・車両が重いし、エンジンブレーキも期待できないAT・・・・殆どブレーキが効かない状態で、下りきった思い出がある。
まず行ったのは、エンジンブレーキを強くするために、ATポジションを落とす方向に進めるODスイッチをOFF・・DからSや2速に・・・最終的にLか1速・・・10km以下の5キロ近辺で、サイドブレーキを引きやっとの思いで停止できた。
この操作、先輩達から、ATに乗るなら、練習した方が良いと言われ、練習していたから、無事に下山できたと思う。
高級・個性納車と言われていた車・・当時の風潮で見栄を張り、慣れないATを買った私の責任と言うことになる。
勿体ないという思いが強い私、燃費が良い方向に操作する癖がある。
勿論、意識し飛ばす等の思いが強ければ、この癖は無くなるが・・・淡々と車を流す、それもスムーズな流れでリズムが一定の場合、癖が顔を出す。
思えば、平日・・・この道を走る車も少ない・・・結果、流れは速いことになるし、対向車も一緒の方向に走る車も殆ど居ないという状態で、誰も邪魔されず気持ちよく走っていて・・・いきなりブレーキがスッポヌケする状態に成った。直ぐに先輩から言われていたATのフェード現象と解ったから、慌てず、止める最善策が取れたと思う。
サイドブレーキも、色んな方式が有る・・・自分の車はどの方式か???又、熱に対して、一番怖いのは、ブレーキオイルの加熱による、沸騰・・・後は、ブレーキシューの加熱はブレーキの効きが鈍る方向になる。その為に、速度域の早いときに長時間、ブレーキを効かせれば、当然、効かなくなる。又は、効きにくくなる。
その為に、サイドブレーキで車を止める場合は、止まるような速度、数キロと言うことになる。
勿論、走行中に別の意味で、サイドを使う等有るが・・・一瞬という場合は、加熱等は考える必要性は減る。
元々が、飛ばす癖がある私・・・アクセル全開というタイプ、何故出来るか、パワーが無いために全開が出来ると私は考えている。
経済的に、怖いパワー等、バイク程度でしか、経験が無いし、当然、路面との関係性でも変わる部分・・・パワーが有れば確りした、制御・頭が必要になる。
しかし、馬鹿な私の場合、此が出来ないために、分に応じたパワーが良いと考えている。分を超えるパワーなら、当然、今はこの世に居ないとなる。
私の場合、経験もレベルが低いので・・・その後、凄い高性能な車も多く発売されている。此を経験している人なら、パワーの使い方・意味を知っていると思うが・・・知らない私の様なタイプは、直ぐに限界を超えて、問題を起こしてしまう。
注意が必要と言うこと・・・私の場合、多くの先輩、色んな経験をされた人が多かったし、その経験談を聞かされていたので、今生きていると思っている。
ハイドロプレーニングも経験すると、勉強になる。勿論、生き残ればに成る。
私は、160キロで下り坂でこの現象に成った・・必死の操作し、結果生き残った。その時も先輩から、路面速度とタイヤの回転速度を合わせろと言う助言を思い出しした。
スピードメーターを見ると、180キロを振り切っていた。最低でも160キロに回転を落とす・・・注視した結果、何事もないように復帰できた。
色んな、経験談を聞いていたことで、慌てることが無かった。感謝に成る。
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