RCの世界も、環境が支配している部分が、大きい・・・
同じコース内を走る事を前提にすれば、個性が似る事が求められる。
この部分は、何の世界でも同じだと私は考えている。
要は、何度も書くが、ドングリの背比べ状態と言う事、しかし、その中でも徐々に変化していく・・・この部分が大事だし・・之が無くなれば、当然、そのジャンルも無くなる事に成る。
昔、固定化された、スタイル・・この部分に拘り、之が正しい等々と言う、争いめいた時が有った。
その時に、今は、去って居られるが・・・・RCドリフトの将来を危惧して、M君がコースを開設した。
M君も、RCドリフターが求め、言っている言葉を、探究する為に、彼達のグループで色々、車作りの模索を続けていたし、ナックル等を改造、切れ角・アッカーマン等々のアライメントを、実車の整備工場が本業の為に・・・創意工夫で行われていた。
その際、車の挙動、特にロール・ビッチ方向の、RCカーの動きと実車が大きく違う、この部分を、如何すれば解決できるかを模索し、アッパーデッキに重量物のバッテリーを乗せる、等々を試行錯誤で行われていた。
その際、私に聴かれるので、私は、RCの歴史を通じて・・・RCドリフト界が求めている事は、今までのRCカーの歴史の逆行に成ると言っていた。
理由は、RCカーの世界は、基本、一周のタイムを縮めるこの方向に向かった。
結果、実車だと考えられない位のグリップ力を誇る、タイヤが出て来る。
実車の世界では、ドラックレーサーが使っている様な、タイヤが歪むほどのグリップ力が普通と成っている。
又、シャーシの考え方も、人間が乗車しない、結果、タイムを縮めるこの部分に主眼が置かれ、ロール・ピッチ方向に、動かない・動き難い、シャーシ設計に成っている。
この様なシャーシで、タイヤだけを、変えた、RCドリフト・・・車の挙動等々に問題と言うより、実車と違うと言う部分が出て来るのは、必然だと私は、言っていた。
今、発売されている、RCシャーシで、挙動が実車に近いと言えば、田宮のTT-01に成る。
シャーシの底面から、足回りの始点が有り・・駆動系も、シャーシ底面に有る。
結果、車が左に傾くと、当然、シャーシも左側に移動しながら傾く・・・・しかし、ロールを嫌う、シャーシ設計のRCカーはは・・・左に傾くと、シャーシが厳密に言うと、右側に移動する、ロールを抑える特性が有る。
タイヤのセンター軸より、低いポイントに、重量物の殆どが有るのがRCカーの特徴と成る。
そのポイントを、高い場所に移す、之が、バッテリーのアッパーデッキ搭載と言う方向性に成る。
しかし、基本のシャーシは、ロールを抑える方向性のシャーシ、結果的に喧嘩を起している感じが、最終的操作側に感じる。
有る一瞬んを切り取れば、良いと成るが、それ以外は????と成る。
RCドリフトの世界も変ってきた・・・要は走行環境が変われば、当然、それに合わせる方向に成る、その中でのドングリの背比べだが、その中で、良い方向性が又出来。その方向に少しづつでも変化し続ける。
本来、シャーシから作れば、良いが、大きく、徳性が違う車は、環境に溶け込め無い為に、一機とは難しい・・・
今のRCドリフトシャーシの基本は、ツーリングのタイムを競うシャーシが基本に成っている。
私は、サスアームの取り付け等を、今の環境なら、受け入れられるレベルだと考えている。
何を変えるか、前々から、リアトウが大きく車の個性を作っていると書いて来ているが・・・今回は、足回りの中心・起点に成っている、ロアーアームの始点を書きたい。
今はシャーシの上側に、サスブロックを付けている。結果、先に書いている様に、左に傾くと、シャーシ底面は右に動く・・・・ロールを抑える方向に成る。
若し、シャーシ底面に付けたら・・・左に傾くと、シャーシは微細だが左に動く・・・・
このサスブロックの、シャーシ面からの距離、又、前後での、高さの違いで、大きく車の特性が変わる事は、佐賀の遊道楽の常連は解っていると思う。
若し、それがシャーシ下側に成れば・・・?????・・・当然、試さないと解らないと思う。
又、車高の取り方も変わる、ロアーアームが地面と平行に成る、少し、タイヤ側が低い程度だと考えているが・・・この状態にすれば、当然、ボディを乗せると、車高が5ミリ位上がる、この部分はボディ取付部の変更で対処できる。
大きく特性を変えないで、動き、挙動を変える方法に成る。
実車の世界でも、レース等に主眼を置けば、ロールやピッチを抑える方向に向かう・・・
それを、レースに主眼を置いた、チューニングと成る。
RCドリフトの世界は、このレーシングカー・・・簡単に書けば、F1マシーンで市販車の実車を目指しているジャンルに成る。
仮に、ローグリップのタイヤをF1カーに履かせたら????・・・想像できる挙動を示すと思う。
先ず、何をディチューンするか当然、パワー系に成る。
目指す世界が、市販車の実車をF1カーで目指すなら、仕方が無い事に成る。
足回り等々も大きな変更が必要に成るし、当然、費用が膨大になる。結果的に市販車を買った方が安いと成る。
この部分が有るので、F1カーを市販車の動きにと言う、方向性には成らない・・・
しかし、RCドリフトの世界、F1カーを市販車にする事を求めている事に成る。
昔、RCドリフト界の私の目からの見え方を、ドラックレーサーがドリフトしている等々、書いて来た・・・
実車でドリフトと言うより、特殊車両と言われる、レーサーで無理やり行っている様に見える。
しかし、環境は変り続けている。市販車の実車に近付けると言う、思いは続いている様だ・・・
最後に、M君にも話しているが・・・元々のシャーシの目的が違う・・・先に書いている、F1カー的、RCシャーシで市販車の実車を求める。
難しい部分に成ると私は話していた記憶が有る。
足回りを考える場合・・・始点の場所が、どこかで、想像してもシャーシの動きが違ってくることが判るはず。
ロールを抑えたいと成れば・・・重量物のシャーシがロールの反対側に少しでも動いた方が良いと成る。
又、市販車の実車でも、タイヤの外周の高さ以上の部分には、重量物を極力ない状態にしている。之も、実車を目指すなら必要と成る。
勿論、操作は難しくなると思う。挙動、微細な挙動が出だす。
実車の市販車で、200キロを超えるスピード、怖くて出ても出せないと思う、何故か、足回り等がレースや設定スピードの高い車と違うために成る。
モンキーのバイクの部分でも書いているが、一番楽しいと思える速度域が、開発しているメーカーの設定スピード付近に有ると言う事・・・・
タイムを競う、RCカーの基本シャーシの設定スピードは?????・・・之も考える事に成る。
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