2016年4月18日月曜日

納骨堂・加入・・・・難しい壁・・・

納骨堂に、加入したいと言う方から、今日は直接電話が有った・・・・・

叔父の遺骨を納骨したいとの事・・・・・

去年の、国土調査で・・・全ての地権者の子孫に、行政から書類が行った事で、この様なことに成ったと思う・・・・・又、先のブログにも書いているが、地権者という人達が他の地域から来られて、この応対も去年は大変だったと、聞いている・・・・

しかし、この件で、大きく分けて、3つのタイプが有る様だ、多いのは我関せずのタイプ・・・・後は、権利が有ればお金というタイプ・・・・・後一つが、権利が有れば、納骨堂に入りたいタイプ・・・

今回は、最後の、納骨堂に入りたいになる・・・・

入りたい気持は、電話でお聞きして、解る・・・・・私が察するに、叔父の遺骨・・・その遺骨を姪が預かっている、勿論、姓も違う・・・家が違う事に成る・・・

家督制度の流れでは、嫁に出た人は、家督の見地から見れば、他人になる、叔父の遺骨を嫁った先の、家で管理等々は本来有りえ無い・・・・

流れとしては、本家が引き取るかに成る・・・・家督の流れで、姓(家)が同じ、方向に成ると言うのか田舎の昔の考え・・・

妹の件でも書いているが、夫が亡くなり、本来は、次男、新に墓を作ることが当然だと、妹は其れをしなかった・・・・結果として、本家が遺骨を預かり、本家の墓に埋葬した・・・・最終的には、妹が入る墓は、別となる可能性が高い・・・・

しかし、現代では、家制度等が、崩壊して、今の新しい法律で動いている、地権者の権利が少しでも有れば・・・・この様な考えになるのも解る・・・・

私が、依頼者の立場だったら、嫁いだ先とは他人になる叔父の遺骨を預かってしまった・・この処理に悩んでいると思う、勿論、親達、兄弟での立場も有るし、その上の、祖父達、兄弟の立場も出て来る・・・・本来は祖先に向って行く部分だが、今の法律では、下に向って来る・・・が・・・この流れも教わっていない、又は、親族間の交流が少なければ、解らない状態で預かる事になる・・・

勿論、下に流す事も大事、子孫が各家庭を創り、家を作っていく・・・この流れなら良いが、今は個人に成り過ぎている・・・・親族が、結婚・世帯を持つように、口うるさく言うのもこの流れが有る為だと私は考えている・・・・


考えて見れば、私は、長男として育てられた、その為に、家の単位を確り教え込まれている・・・・親族等々の順序も確り、解っているつもりである・・・・

若しこの部分を知らないなら・・・叔父・伯父の違いも解らない・叔母・伯母の違いも解らなくなる・・・文字が存在するという事は、色んな部分で、オジと言う立場も色々有る事を理解する事だと考えている・・・

家が単位の為に、姓を告ぐと思われる、男の子を求める、習慣が有る・・・・

しかし、この部分を強く書くと、女性差別等々が出てくるので、書き難いが、昔の流れも尊重しないと、事が進まなくなる・・・・

今回の依頼を、役員会議にかけて、許可が出来るか????私は難しいと考えている・・・

役員の殆どが、家督制度が根本に有る人・・・勿論、この考えが有るので、確り、墓守・地域守をして有るし、当然と思っておられる・・・・

地元の姓で無い、之でも問題に成る・・・・・増して、墓守等々が出来ない、之は可也のハードル・・・・・

地元に残っている人達は、親守・地域守・墓守を、続けて来られた人達、この人達から見れば、都会に行った人達は、この責任部分を放棄したとしか見えていないかもしれない・・・

難しい問題・・・・・

現状を続ければ、納骨堂もお世話する人が減りつづける・・・・しかし、無理して増やしても、地域社会の有り方が変る訳でもない・・・・・結局は最終的に、無縁墓地化する可能性が有るが、それを望んでいるのかもしれない・・・・・これが、嫌なら、新たな墓地を作る事に成る・・・

母が墓苑に入っているが、意味が少し解った感じがする・・・・







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