2016年3月29日火曜日

55歳を越え・・・・

私も20日で55歳を越えた・・・・

同じ年代のメーカー系の知り合いも、早期退職をする等々をよく耳にする・・・

私が生まれる時代は、繊維・造船業が国を支え・・・一流の人材が流入して行った・・・

その後、家電・自動車産業が、日本国の牽引力に成り、同じ様に一流の人材が流入・・・

若い時は、バブル・・・・証券・不動産関係に一流の人材が流入・・・

時を同じにして、IT産業がもてはやされた時期もある・・・


勿論、色んな、産業が各々、世界一と言われる程の力を付け・・・・Made in Japanの信用・信頼度もUPした・・・

Japan as No.1という本が飛ぶように売れた時代も有る・・

しかし、出る釘は打たれる・・・・世界と協調する、之が日本国の命題に成っているのか・・色んな規制が何故か日本国は強く受けているし・・・・其れに従うという流れも有る・・・


その後、バブル崩壊・・・・日本国は、長い間、低成長期に成っている・・・・失われた20年や今では30年等々言われている・・・・

国を牽引する・・・之という産業が無い・・・・

しかし、世界から見ればこんな凄い国は無い・・・・・鎖国制度を長年していた時代から、明治・・・・直に・・・世界の大国、清(中国)・・ロシアと戦争・・・勝ってしまう・・・

世界の列強に加わる・・・その後の大戦で敗戦・・・焼け野原からの再出発・・・直に経済戦争と言われる勝負で世界列強に加わってしまう・・・

この日本国の国民が、何故か、幸福感を感じ切れない・・・

勝負に対しての凄い、情熱は有るが、その結果の目的が薄いからだと思う・・・・

先人の人達は、この勝負に対して、人生をかけて、挑み、勝ち取ってきた・・・しかし、幸福感が一瞬で終る・・・之を、何回も繰り返して来たが、何も学んでいない感じが私はする・・・

この、流れが、他の国でも起きているし、その矛盾が大きく報道されているが、見本に成った日本国の矛盾に通じる部分がある・・

日本国は、世界との協調性がブレーキに成ってくれた・・・・・このブレーキがない状態の国も存在する・・・・

日本国は、その見本を又、見せる時期が来ている・・・・国民の幸福感の教育に成る・・・

勝つ事、一等賞に成る事が、はたして、幸福には繋がるのか???・・・・この部分をもう少し考える時期と思う・・・

先に書いた様に、一流のメーカーに高学歴で入社され・・・・30年余りの勤務で、世界一といわれる様に努力された方々が、今では肩叩きの、対象者に成っている・・・

20余年・・・教育と育成の為に、その親はお金をかけて、社会の一線で活躍する事を願い、大企業に預けて、その結果が、肩叩きの対象者・・・・今は、期待をかけた親は、人の手が必要に成る年代だが、期待した息子は、生活の基盤が他の地域にある・・・

之に対して、矛盾を感じない人達が多いのか、之が当り前に成っている・・・・

資本主義の一番怖い部分は、その時の経済原理の価値観で使い捨て・・・・必要な人・不必要な人を作ってしまう・・・

不必要な立場に成らない為の、努力になるが、結果として歳には勝てない部分が存在する・・・

結果、情報等々も、活躍・躍動的な、若い世代に光が当たるし、そこのレベルでの競争・競い合いの切磋琢磨を評価する・・・勿論、間違いで無いが、社会を構成している、年齢やレベルは千差万別・・・・

見場が良い、イメージを流す・・・・田舎の場合、周りに目をやれば、若い世代等々、中々目に入らない・・・・腰が曲がった老人達が先ずは目に付く・・・・之が現実だが、メディアが流すイメージが違い過ぎる・・・・若し、今の田舎の現実が、違う・間違っていると思えば、都会へと人々は流れて行く・・・・

私の、独断だが、何故人は、大樹の傘の下に入ろうとするのか????・・・・自分自身が破れ傘でもさそうと努力しないのか???

大樹の傘の中心に居るほど、得・価値が有ると考える・・・・その大樹も、枯れる恐れも有るし、成長する可能性も定かでは無い・・・しかし、大樹の傘の下に居る人は、大樹からの施しを期待しているが大樹の為に何かをしようという気持も無い・・・その様な大樹が永遠に成長できるか、私は疑問がある・・・

勿論、大樹の傘の中心を目指す為には、努力・結果も必要・・・・之が出来る間は、中心に近づくが、大樹の価値観が、経済原理の資本主義になっていれば・・・・年齢と共に、傘の外へと必然的に、追い出される方向になる・・・

現代の価値観で考えれば、次の小さな大樹を探す事に成る・・・之を永遠に続ける・・・之が現代の生き方に成っている・・・その為に、不安感が何時も有る

根本的に、自分以外に傘を求めている之が間違いと私は考えている・・

大きさも色々な傘が有り、その色も色々・・・・又破れ等々も有るし、骨が折れている等々有るが、差そうとする思いが無い事・・・・之に尽きる・・・

形を云々言えば、格好よい大きく立派な傘が良い・・・しかし、其れに適う事など出来ないと、差さない事が問題と私は考えている・・・

一度、自分自身の傘を差すと、形や色も確り解る・・・勿論、破れや・骨の折れも解る・・・之を恥かしいと思うから、差す事で出来ない・・・・

差せば、その傘の下でも良いから、一時の雨宿りという人も入ってくる・・・・この連鎖が、大事だと信じている・・・・

色んな、価値観を学ぶ・・・之も教育だと私は考えている・・・・学んだ上で何を選ぶかに成る・・

勿論、一番大事な部分は、人の一生を教える事・・・・何時かは老いる・・・又老いる事はどうなる事か等々も大事だし・・・・・次に、病気・怪我等々で五体不満足になる可能性が有る事・・・・・之くらいは、誰しも起きる事だし、学校教育でも教える事だと私は考えている・・・

勿論、必ず生あるものは何時か死ぬ・・・この部分も有るが、この部分は宗教界にお願いする事に成る・・・・・

人の四苦と言われる、生老病死・・・・この避けがたい本質的、悩み・苦しみを如何学ぶかになる・・・この部分を避け続ける、意識から遠ざける、教育・情報は正しいとは私は考えていない・・・

この当然の事が、起きれば不幸につながることに成るし、之より浅い悩みでも不幸と感じてしまう・・・この不幸と思う心が、悲惨な状況を作る可能性も有る・・・悲惨の連鎖を作る・・・

各々の心が感じる不幸感・・・・之が形に成り、悪い方向に進みだせば、非道・悲惨が横行する世の中になる・・・・・・この流れも、現実には世界で起きている・・・

不幸を無くせば、幸福感が得られるか????・・・私は疑問がある・・・不幸な現実だが、それをどう心・命が感じるかに成る・・・この部分が教育だと考えている・・・

未来に、勿論、自分自身は存在し無いが、遠い未来に対しての、夢・希望が大事だし、その基本にある、考え方だと私は、考えています。
















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