隣の県・・・佐賀は大変な被害が今回の豪雨で起きているようだ・・・
同じ筑後平野に住む、人間といて・・・お見舞い申し上げます。
山手の洪水と違い・・・徐々に水嵩が増す・・・しかし、その水が引かないのが平地の洪水に成る。
又、治水計画も、大昔からの流れの上に出来ている。
結果、城を守る、治水計画が基本に有ると言う事に成る。
先ずは敵を城・城内に近づけさせない方法も考える事に成り・・・海抜より低い土地をプール状態にして、接近を阻む治水計画も昔は有った。
そのプールの仕切りが、掘割と言う場合も有る。
特に私が住む、柳川は、この治水計画で作られた、場所に成る。
明治以降出来た、土地・・・干拓と違う、計画の元に作られている。
田畑に水を引くための掘割だが・・・堀を掘った土は・・・土手として使っていない。
誰しも考えると思うが、重要な場所の、土盛りに使う事は、想像できる。
当然、人が住む場所に成るし、昔は身分制度が有ったので、身分・位が高い人が住む地域の土盛りに使われている。
筑後平野・・・福岡県内を見ても、昔は、有明海が久留米の高良山近くまで有ったと言われている。
之が意味する事は・・・有明海の満潮時は、堤防等無ければ、久留米以南は海の底に成る。
干拓で、広がった土地・・・当然、水はけが悪い・・・之を認識して住むことに成る。
又、先に書いている様に、掘りを掘った、残土は何処に行ったか???・・・行った場所は、標高が高くなっている事に成る。
又、何度か書いているが、地名・・・勿論、現代の地名でなく、昔地名・・・昔なら、大字、小字、字・・等々、狭い範囲で、名が有った。
その名が、色んな情報を与えてくれる。
之も以前書いているが・・・田畑の土地なら・・・堀から水を汲む、この作業が楽な様に、標高が低い方が良い・・・・しかし、人が住む場所・土地は当然、簡単に浸水しない様に標高を高くすることに成る。
平野部の洪水を、高い場所から見ると・・・・昔人が住んで居た場所と、新に田畑に作られた場所と、大きく様相が違う事に気付く事に成る。
私の住む、市では古くから、人が住む場所が、私が今居る場所に成る。
弥生時代等々の発掘作業も、機会が有る都度、行われている。
古い、字名も、島の上に成る。
しかし、この様な土地を離れて、新たな、昔の言い方に成れば、下に移っている。
結果、空き家も増えている。
勿論、文明の発達で、洪水対策も進んでいるが・・・しかし、自然の猛威には勝てないと言うのが、今回の災害だと私は考えている。
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