お墓の有り方を、今、強く考えている・・・・
当人は、自分の足で墓に、入る事は出来ない・・・・・後継の物が、墓に納める、行為が無ければ、当人が幾ら、切に願っても適う事は出来ない・・・
又、墓に納められた後・・・墓の世話を誰がするかも、現代では問題に成る・・・・家督制度が崩壊している為に、当然と言われた事さえ、しない・又は出来ない状況が出てきている・・・
我が地域の、納骨堂は、家督制度が、色濃く残っていた時代に、出来た、又、会員規約も、それを前提に出来ている・・・・
当然、子孫は居る・・・子孫は当然墓守をする・・・この流れで出来ている・・・・
しかし、現実には・・・この流れが崩壊している・・・・
私は、親からこの部分を、幼い頃から教わってきた・・・・若し教わっていなかったら、現実に親の死それに付随する、遺骨の処理・・・等々、考える事も無かったと思う・・・・
この状態で、急に親が亡くなり、訳が解らず、葬儀・火葬を済ませる・・・・この部分までは、如何にか予想が出来るが、その後の遺骨・・・・之が問題に成ってくる・・・・
勿論、お墓に納骨の意思は有るが、その後の管理・世話等々を考えれば、自分の代で済む話でない・・・・後世に繋げて行く責任も自ずと出て来る・・・
又、昨今では、独身で歳を取る、親族も現実には出て来る・・・・縁が無くても、亡くなれば行政が調べて、親族に連絡が入る・・・・キッパリと断る事が出来る人は難しい事に縁する事は無いが、行政は、調べて誰かが、遺骨を預かることになる場合も有る・・・・
私自身も、考える部分になる・・・・親の遺骨等々は、私が目が黒い内は、お世話・等々する自信はあるが・・・・私の息子達が之を、引き継ぐ・・・不安が有る・・・
生きている内に、如何、振舞うかも有る、我が地域では、独身で高齢の方が、親のお墓と一所懸命に、納骨堂の世話をして有る・・・・・若し、その人が亡くなれば、納骨堂に入られると思うが、そのお世話をする人が、子孫に居ない事に成る・・・・之が解っているから、今、一所懸命にお世話をしてある可能性も有る・・・・・
一概に、平等や基準等々を作ることも難しい・・・・
勿論、今の会員規約が、現代に即していない事は解るが、この奉仕の部分が、後の奉仕と、前の奉仕とが有る・・・・
今回の地震で、納骨堂の中の、花瓶等々が割れた・・・・この購入も有る、勿論、お金が必要に成る・・・・しかし、全く、お世話する人の居ない、柱も何体も有る・・・・この部分は、今、世話している人達が、奉仕で買うことに成る・・・
勿論、昔はお世話を誰以上も多くされていたかもしれない・・・此処が見えない・・・・・
全てを、物理的、基準で判断する事も出来ない・・・・
何回か書いているが、我家の周りにも独居老人が何軒も有る・・・その人達が亡くなれば、遺骨は、納骨堂に納める事になる・・・・その世話は・・地域がする事に成る・・・
高齢者の重鎮に、この事をお聞きすると、後継の物が居ない、作って居ない、本人が悪いと成る・・・墓の問題を若くして解っていれば、養子を貰うか、家を絶やさない方法は幾らでも有ると言われるし、その様な状況に成っていれば、生きている間に、親族で話し合っている筈と言われる・・・
しかし、現実は違う・・・・・予想もしていない事が、急に降ってくる形に成る、親が教えているべきと言われるが、その様な親は今は居ない・・・・
この様な、流れなら、納骨堂が一つの、遺骨の投機場に成る可能性も出て来る・・・・
若しかすると、もう、この時代に成っているかもしれない・・・・・
私も、子供達には、耳にタコが出来る様に、言い続けているが、耳に残っていない様だし、時代遅れ等々の意識も強い・・・・
現代は、人の生き死に対して、余りにも無頓着だし、考えていない・・・楽しみたい、楽に成りたい、この楽だけを求めている・・・・
今日は、仕事も暇だったので、地域の重鎮にお伺いして回ったが、余りにも古い人の名前、知っている人が居ない・・・・・・
親族の名前さえ知らない時代・・・・他所の先祖の名前等々、知っている人が居ないのも当然・・・・
しかし、お墓は、この部分が大事に成る・・・・・
誰しも悩む、時が来る可能性が有る、ある日突然、叔父の遺骨を預かる・・・この立場に成れば、如何振舞うかが、その人の価値感と思うし、親族間の繋がりに成ると思う・・・・・
今回の、納骨希望者の方の、振る舞いは、私は正常だと考えている・・・・お金と時間を使って、家系を、先祖に向って努力してある・・・個人情報法の兼ね合いで、行政も当てに出来ない・・・・この中で、努力されていると思う・・・・
後継者・子孫が居ない、親族も、私の周りには居る・・・・その人が若し亡くなれば・・・之を考える事も、時には大事だと考えています。
知らないと、言える・・心を持っていれば、考える必要は無いが・・・・その様な人が、人の上に立つ時代は怖いと考えています。
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