2016年9月22日木曜日

又、増えていた、2駆・・・ケツカキFCD搭載・・・・

最近、一台のFR-Dがケツカキ、FCDを搭載しているのは、知っていた・・・その試乗でカウンターが浅く、私の好みの走りをする・・・・試乗して、0カウンターでの180度旋回のポイントもギリギリ出来る状態に成っていて・・・・もう少し、トルクを減らすと、リアの押し出す・蹴り出す感が増えるために、一次減速をHi側に・・・又その為にはリアの面圧を減らす、リアのフラフラ感は、トルクが減れば安定方向に向うと、提案していたが・・・・・

今度は、他の人から、いきなり試乗をお願いされた・・・・彼の走行スタイルはリアの面圧に頼った、走りだったし、その為にリア側を重くしていた・・・この慣性力の挙動の変化率は激しく、ジャイロの介入も強い方向の車だと、私は、理解していたが、
この固定観念で、初めて試乗を行った・・・・・

このイメージが一気に無くなった・・・・シャーシの方向性は、以前と同じだが、トルクが異常に減っている・・・・私の経験で言えば、昨日かいている、1セル・・3.7Vで走る、ケツカキ・2駆のトルク感に非常に近い・・・・・・

トルクが無ければ、結論はトラクションの維持が楽だし、多大に回しても直に回転上昇が車を押しながら部分があるし、回し過ぎたと、仮にアクセルを抜いても直に路面速度とマッチしたタイヤの回転に成る為に、入れ過ぎても変な挙動を示さないし、操作の幅が凄く広くなる・・・・

又、彼は以前から、シングルTの凄いパワフルなモーターを使っていた・・・・勿論、走行して感じたのが、本当に喰わせ走らせるポイントはニュートラル付近の、微細な部分・・・しかし、この部分を外しても挙動が抜ける事が感じられない・・・・又、センタードライブシャフトの唸り音もするので、凄い回転だと思っていても、その回転から想像するトルクが無い・・・・

凄い駆動系の戦闘力と感じたし、もう少しリアの喰いを減らす方向にすれば・・・私の好きな動きに成り、私が試乗したときは、フロントはリアに比べ喰うタイヤだった為に、若し、リアと同じ、ポリカにしたら、横への飛びも演出できると思いながら走行を続けた・・・・

最後に、オーナーに向って、「インチキ」している、と私は叫んでいたら、ニコニコしながら、車の説明をしてくれた・・・・・


FR-Dの一次減速は、1.000・・・・その為にセンタードライブシャフトが高速で回り音がしていた・・・二次減速は、ヨコモの1.5倍FCDデフ・・・・・之を21.5Tのモーターで回してある・・・・

私が経験の無い、ギア比・・・・私も2.00に近いギア比は経験が有るが・・・2.00を割るギア比は初めて・・・・
オーナーに、モーター温度はと尋ねたが、少し暖かいかな・・・と・・いう感じだとの事・・・過負荷を心配したが・・・・
勿論、プロポの設定は解らないが・・・・・・

凄い戦闘力だし、以前の彼の車は多大過ぎるトルクが、クルリという巻きの時に、完全にリアが抜けていた・・・・今回は、この部分もトラクションがかかっている状態でのクルリ、その為に、上手にコントロール出来れば、失敗のリカバリーが楽に成る・・・・

改めて凄いと、私は思った・・・・

余りにも衝撃的、経験の為に、帰宅後、家で、計算に没頭した・・・・

FCDのギア比1.5倍の場合、17T/27Tの筈・・・計算で1.588のギア比に成る・・・一次減速が1.000の為に、最終減速比は1.588・・・・

モーターの銘柄は解らなかったが・・・21.5Tの一般的KV値は約2000・・・・使用バッテリーがLiPo7.4V供給・・・・モーターの最高回転数は14800rpmに成る。

タイヤの最高回転数は約9300rpm・・・・・タイヤのスピード係数を掛けると・・約110km/hに成るが、アクセルを入れていて、回転が後から付いて来ているので、走行抵抗が勝り、このスピード粋の回転が出来ないと思われる・・・・

モーターの温度がその証明をしていると思うし、プロポでハイポイントを落とせば、この部分は自由に出来る・・・・

このギア比がLoかHiかは、モーター温度が示す、モーターの場合、過負荷だと温度が上がる、逆に、モーターの能力以上に回転慣性等で回り上げてしまっても、今度はモーターの発電する特性が温度を急上昇させる・・・・・

ギア比と本来、大事な部分に成る・・・・一般的ジャンルでは、出来るだけ、転がる方向へとギア比をHi側に持って行く、この状態でモーターが高温になれば、Lo側にずらして行く・・・・

若し単純なタイヤの最高回転数等で、ギア比をLo側に振ってしまうと、回り過ぎて一瞬で温度が上がり、モーターを壊す等々が起きてくる、之はRC界の常識だと私は考えている・・・・

次のグログで、その点を書きたい・・・・・

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