事を成す・・・成す理由は利を求めてが多いと思う。
しかし、何度も書いているが、事を成すと言う事は、負も当然、発生する・・・この負を考えていれば、維持管理・保守等々の部分も当然と成ると思うが・・・
何故か、人は忘れてしまう・・・・要は、「生老病死」と同じで、避けれない負が存在しているが、この問題に直面しないと、意識しないこれが人間と言う動物の正体に成る。
勿論、人間・動物とはレベルが違うと「生老病死」と意識させる為の色んな諺や戒め等々が有るが、結果、耳に入っても、効いていないと言う事に成る。
災害が、又発生した・・・人間の欲の結果と私は考えている。
以前も何度も書いているが、人が住む場所で無いと言う、先人からの言いつけを忘れ、住むように成る。又、人が手を入れては駄目だと言う土地に手を入れ・・結果、それが問題を起こす。
昔は、自然・物理の法則が、全てだった・・・その為に、田は水を得やすいように、堀の水面に近い高さが良い・・・自然と物理の法則で、自ずと田の高さは決まる。
人の住む場所は・・・水の不便は有るが、少し高台が良いと言う事に成る。
利便性より命が大事と言う捉え方に成る。
しかし、現代の価値観は・・利便性の追求に成る・・・インフラの道路も、土地の購入等が楽な処を通ることに成る。
以前、我が地域でも、水害・山津波等々が有った。星野と言う地域は、江戸時代から有る、旧道は被害が少なく、通れたが・・・・新道と言われる道は崩壊、又その沿線に出来た家屋も崩壊と言う事に成った。
先人の知恵の凄さを感じた、現実の災害だったと私は考えている。
自然の力は、凄い・・・荒ぶる時も有る・・・普通と言う事の方が稀と私は、考えている。
我が住む・筑後平野も、阿蘇山の大噴火で出来た土地と聞いた事が有る。
土石が堆積して出来た平野に成る。
凄い体積の土砂が運ばれたことに成る。
以前、災害を経験された、山の人達が、津波と言う単語が付く現象は、本当に怖い・・・避けようが無いし、逃げる事も不可能に近い・・・・海で起きる津波しか知らなかった私は、山津波と言う、言葉も初めて知ったし、大きな岩、木材が、車の走るスピードで突っ込んでくる・・・
以前のブログにも写真を掲載しているが・・・二階の外壁に、丸太が付き刺さっている等々の写真を掲載したが・・・当事者は、何も出来ない、恐怖を経験されたと、想像は出来るが、その怖さの実感が無い為に、私には正確には判らない。
現代、人が住む場所で無いと言う場所が開発され、発展している。
利便性は良いが、本当に人が住む場所なのか????・・・考える必要が有ると私は考えている。
自然に形成された、土地を、人間の手で、何を行っているか????利便性の追求に成る。
勿論、事を成すと言う事は、負も有ると言う事・・・この負に対しての対処を確り考えているかが大事だと私は考えています。
利を儲けと考え、その部分だけに注視する・・・それなら、負を考えず、次々と開発を続けていく・・・
何事も終わりが有る。人の死も同じで、今日かも知れない・・・普通ならと言う思いが結果、判断を誤らせる。
些細な事で、想定の範囲外だったと成る。これが口から出ると言う事は、先人が培ってきた知恵を無視していたと言う事で、継承者としての人間だが、失格者と言う事にも繋がる。
0 件のコメント:
コメントを投稿