2019年10月14日月曜日

冠水被害が続いている。

テレビでは冠水被害の、状況が、映し出されている。

大変だと思う・・・又、経験値等々の関係も有るように思う。

我が地域は、干拓地・・・簡単に言えば、海の満潮時は、海面下に成る可能性が有ると言う、土地柄に成る。

冠水が、当然起きると言う前提での治水計画・・・・掘割も多いが・・・干潮時で無ければ、排水が出来ない・・・しかし、干潮に成れば、一気に水嵩を減らす事が出来る、治水に成っている。

又、現在では、水門等に、大型の排水ポンプが設置されているので・・・排水能力が高まっていると思う。

特に我が地域は、土地に必ずと言ってよいように・・・堀が有る。
溜まる理由には、排水能力の関係性も有る。

又、流れも微妙と言うほど、無い・・・水嵩が上がるのも・・・堀から流れ出すと言うより、溢れ出す感じに成る。
結果、上水が田畑に広がり出す。広大な田畑、水嵩が50cm程、嵩んで、初めて、道に溢れる・・・その後、家の床下等々に成って行く・・・

田畑が、治水で、大きく役に立っている事に成る。

本来、田畑の横には、堀を造る・・・水が必要だから、大事な部分に成る・・・しかし、田畑の土地が、宅地へと変われる、堀の必要性も無くなって行く・・・数十センチの排水管んで足りると成る。
土地の有効利用と言う事で、堀も無くなって行く・・・・

何百年もかけて、出来た地域が、人の欲で、一瞬に形が変わって来ている。
平時が普通と成り・・・普通は有りえないと、昔の知恵を潰していく方向に成っている。

私は、人のこの様な傲慢な、欲から出て来る、理屈で・・・環境を変えた、報いが自然災害と言う形で、来ていると思っている。

共存と言う単語を最近よく使うが・・・自然との共存を考えて、積み上げた知恵での形を・・・・自然に勝、又、人間だから勝てると、人の欲の追及を進めた結果・・・が今と成るし、その被害も想定外と言うなら・・・人がそれだけ傲慢に成っていると言う事にも繋がる。

仮に、低い土地が有る、高い土地が有る・・・海抜の上下に成るが・・・・低い土地が有るから、高い土地が冠水しない・・・低い土地を冠水させないと、高める処置を続ければ・・・・当然、寒水地域が広がる事に成る。

現代は、この流れに成る・・・この場所は直ぐに冠水すると、指摘が出れば、土地を高める方向に成る・・・この事は、底に溜まっていた水が、他所に行く事に成る。

私は、何度も書くが、土地も目的・個性が、違う・・・之を、平等にする等々、ありえないと考えている。

先人が、考えて、敢えて低くしている場合も有る。

それを、知る人も現代は居ないので、不満の処理と、先人の知恵を崩壊させている。

昔の人は、能力が低い、頭が悪いと思っている人も居る。
私は、自然に対しての対応力は、現代人より優れていたと思う。
その人達が、何世代もかかって、積み上げて来た知恵を、最近は無視している。





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