2013年12月7日土曜日

回す・・・・意味・・・不思議・・・

RCのドリフトの世界、回す・・・この言葉もよく聞く・・・・電動カーの場合・・・モーターを回す事だが理解する。
勿論、走行する為にはモーターが回らないと、走行できない・・・
走行している事は、モーターを回している事に成り、何故、当然の事だが回すと言う言葉を口から出すのかが問題・・・・
この問題の、答えを今回、考えたい・・・・

走行する事はモーターも回転して、まわっている事になる。
然し、ドリフトの場合、タイヤを滑らせる為に走行スピードより沢山回す事に成る。この部分を回すと言う事かを先ず、検証・・・・
過去のブログにも詳しくその部分は書いているが、今回又掲載したい・・・・
先ず走行スピードを考える・・・・ドリフトコースで最高速度は・・・私のホームだったC-flat八女のグリップコースの非常に長いストレートでも40km/hは出ていなかった。
殆どのコースは、20km/h以下だと考えています。多く見積もって仮に30km/hと考える・・・
その時の、タイヤの回転を計算で出す。タイヤ直径60mmと仮定・・・・60×3.14=188.4mm
一分間に進む距離を30km/hで計算 30÷60=0.5km=500m=500000mm
一分間でタイヤが回転する回数は500000÷188.4=2653.92rpmに成る。

RCカーで30km/hの最高速度でのタイヤの回転は約2600rpm有れば達成出来ると考えます。
ドリフトカーの場合、タイヤを滑らせるこの部分をどの程度・・・この部分が各自の感覚で違う・・・
走行する為に回す考えも有る。又、音やモーターの高回転域をアピールする為に回すという考えも存在している。
走行する為と考えている人は、この回転が解ればギア比・モーターのT数等で選ぶ事で事が済み、又モーターの多大過ぎるトルクを嫌うなら、Hiギア等でタイヤの回転に合わせてモーターを選ぶ事も出来る。又2駆を取組むと大事な部分に成る。

又、音やモーターのパワー感の凄さのアピールを重視している人は、この部分を余り真剣に考えていない・・・今のパワー源で考えると、10.5T/LiPo/ブースト・ターボ付きアンプで、条件さえ整えば10万rpm回す事が可能である。
勿論、ギア比で合わせる方法も有る。10倍に減速してもタイヤが1万rpmする。30km/hで約2600rpm・・・私が100km/hを越える・・スケールスピード音速で走ると何回も掲載していますが、この様な状態に成る。
考え方の違いで、操作が違ってくる・・・・・適正な回転で走行を重視した考えの場合は、シャーシが必要にする適正な回転域を探しながら走っている。その為に無駄な回転域は走行部分で使わない方向に成る。
アピール重視の考えの場合、回すそれも全開の意識が高い・・・その為に低T数のモーターの方に意識が高く・又ブース/ターボ等の機能を使いたいと考えてしまう。シャーシが必要にしている回転等の意識が薄くなる方法になり、結果、モーターに合わせた、車つくりに成ってしまう。

この様な考えは各自の自由・・・然し問題が何回も掲載しているリアル・実車ポイ等の表現・・・・
殆どの人は解ると思うが、アピール重視の考えの方の人がよく口にする・・・・全開に回してリアル等・・・・・・実車で音速を越えるタイヤの回転をさせてドリフトをしている車は殆ど無いと私は考えています。300km/hも回してドリフトしている車も殆ど無い・・・・回転の部分から考えると有りえないオモチャになる。

RCはRCの楽しみが有ると昔考えていたし、実車が出来ない事が出来るのが楽しいと私は考えていた。その為にスピード・飛距離・迫力は誰にも負けないと考え、凄い車を作って走行していた。
しかし、伺うコースでリアルで無い、実車とかけ離れた動き等の評価を受けた・・・そのリアル・実車ポイという言葉で、変化して来ている。

一般的にリアルや実車ポイという言葉で何を創造するか・・・・スケール感だと思います。
1/10にスケールダウンした、大きさ重さと考える・・・・少し詳しくなるとアライメント等になる。
その状態で、色々考えパワー源になる・・・・と今の私は考えています。

先ずパワーが基本で考えると、スケール感等は薄くなる車つくりに成る。
実車の一速や二速・三速のドリフト等の表現も有る。スケールスピードに変えると15km/h以下のタイヤが回れば十分と成る考えも存在する。

2駆に取組めば、0~15km/hの部分が非常に大事に成る。この部分をパワー源で考えるか・・・・シャーシでトルクを吸収出来るように考えるかで今後の2駆も変る。

パワー神話がRCドリフトの世界には厳然と有ると私は考えています。その為に多大に滑っても車を走らせるセットも存在する・・・これもRCだから出来る事・・・・しかしリアルと表現する部分が少し疑問が残るし、その部分が良い評価に成っている事が不思議だと考えています。



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