2013年3月25日月曜日

飛距離=パワー

過去のブログにも何回も掲載しているが、ケツカキRCドリフトを考えた場合、飛距離=パワーを考えたいと思います。
先ず、パワー&回転・・・勿論、無いより有った方が良いと思います。しかし・・・タイヤ・路面・走行・スピードで適正なパワー&回転が私は有ると思います。
コースでは最低速度0Km/h付近からコースでの最高速度よりドリフトの為少し上のパワー&回転が有れば走行できると考えます。勿論、追走の為速度を合わせる目的で、少し失速させる為の大目の回転も必要だが、タイヤのトラクション能力限界のドリフト走行も場合、失速させる必要も無く、自ずとドリフト中の最高速度は決まってきます。
しかし・・・現実のコース等での走りで、飛距離が足らない=パワーが足らないとの発言を良く耳にしたりする事が多い・・・・

私の目から見ると、ドリフトアングルを保ち横に滑っているように見え、走行している様には見えない、その滑っている状態の為、前後が抜け失速状態・・・・・その状態でアクセルを多大に入れたり、パワーが足らないと考えて有る方に多いのが、舵角が戻りだし、其れでもアクセルを入れ続けて最終的にリアも出なく車がIN側に向う為に内切りで又リアを出す操作をされている。車の挙動を一気に変化させる操作をドリフト中に行う事は、危険だし・追走の場合、車の変化が急の為、合わせる事が難しくなると私は考えます。

しかし何故パワーが必要なのか、勿論・・音等のアピールの為なら理解できる。又リア駆動の2駆ならアクセルを入れる事でリアを出し続ける事が出来る構造だと理解できる。
あくまでもリア駆動の2駆の場合・・・・・・ケツカキと言えども4駆だと私は何回も掲載しています・・・・ケツカキと言えども4駆のため、路面速度に対してケツカキ比以上の回転をした場合、4駆の特性が強く出ます。
又、駆動差によるブレーキング現象も強く出ています。
今回も別の例で少し詳しく書きます。良くドリフトの場合、駆動ベルト等をパンパンに張っている人が多い、何故かベルト飛びが出る為、結果的にベルトを強くはる事に成る。樹脂タイヤで滑りやすいトラクション能力の低いタイヤでこの状態、ツーリングの世界のハイブリップタイヤでの走行でもパンパンにベルトを張ることは殆ど無いし、ベルトが切れる等殆ど無い・・・・考え様では、ツーリングの車以上に駆動抵抗が発生している事に繋がる。之を理解していない人が多い・・・その為考えられないモーター・アンプの組み合わせ・設定をしている・・・結果・・・・アンプ・モーター・ベルト・ハブベアリング・等駆動部分に関する物を壊す事に成る。
勿論・理解して、アピールの部分だけパワーを使う・・・否定出来ない・・・・

その事を理解できないと、飛距離が足らない・ドリフト中の速度が遅い・等の理由でパワーを増やす方向に成り、又セットの方も食わせるセット・・簡単に言えば真っ直ぐに走りやすいセットに成り、その為ドリフト中は非常に遅い車に成る。其れを避ける為にストレートで加速させ、飛ばしの技で飛距離を稼いでの走行に成り易いが、横を向けるとブレーキング現象で遅くなり、その悪循環を繰り返して、結局・単走では走れるが、人との絡みが出来難くなり、ドリフトから去るか、変な理屈をつけて、自分の走行スタイルが正しいと他人を巻き込み、自由度が無い閉鎖的な環境に成ってしまうと私は考えます。

この事を理解する、又天性の勘の優れている人は、食うポイントで舵角を出し続けて走る事が可能になると私は考えます。又解った人は、タイヤのポテンシャルの一番強い部分での走行が正しいと思い、その部分を多く使って走行します。その為、早過ぎる等、言われ・・・・浮いた存在に成る可能性が有ります。又セットもその部分で最高のポテンシャルを発揮出来るようにしてしまいます・・・間違いでない考えですが・・・・しかし・・・・・・このしかし・・・非常に大事・・・
解る人は凄いと思います。
その為、車の戦闘力を落とす事も大事に成ります。環境に溶け込む中での個性の為に・・・・このバランスが難しい・・・・
マダマダ・理屈に合わないパワー&回転が多い方がケツカキドリフトに優位という考え方が強い・・・・私も大パワー大好きです。勿論そのパワーの中で走らせる部分を探して操作します。しかし私にはストレスに成る。アクセルを1mm前後での操作・・・この部分は個人の好み・・・私はプロポのアクセルを多く握れる方が好きです。

ソロソロ・・・ケツカキも草創から五年位たち、確りした理論が出来てもいい頃だと思います。
勿論、等速4駆のアンダー低減目的の人も居られると思います。
ケツカキの目的で、各々の理論が確り出来ないと、初心者は混乱すると思います・・・

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