2018年11月14日水曜日

失敗を続けたが・・・

内職・・・勘が必要だが・・・長男には経験も無いので・・・色々、口で説明しても結局は失敗を続ける。

今回は、材料も少し余裕が有るので、様子を見る、感じて居た。

二倍以上の時間が掛ったし・・・私も側に居る為に、二倍の人での作業に成った。

加工単価から考えれば、当然赤字と言う事に成る。

しかし、物事を教える・・・特に、勘の部分が必要な場合・・・時間が必要だし、当然、失敗のリスクが高く成る。

昔は、丁稚奉公でこの部分を学んでいたが・・・最近は、直ぐに対価と言う時代・・・

作業で赤字を出しているので、対価は当然、マイナスで請求できれば良いが、この様な時代でも無い・・・

その為に、職人芸と言われる部分の技術は、どんどん、継承が難しく成っている。

私が身に付けた、旋盤工としての職人芸・・・・現代は必要ないと思う・・・

全てが、規格・基準に準じた方法に成るし・・・当然、加工時間も、この部分で限界が出て来る。

この限界を超える、この様な部分が、職人芸にも成っていた。

結局は、技術者のレベルが有る部分で止まる・・・と言うより、工学科で習う、之が基本で、この基本から脱する事も無く・・・進むのが良いと成れば、当然、競争も有る点で終わる事に成る。

勿論、雇用して加工する、企業なら・・・加工時間は何処も基本一緒・・価格も結局は一緒・・・競争力が無く成るので、自動化して、人件費を削減して、沢山の機械を一人で行う方向に成るが、之も限界が出て来る。

切削スピードには限界が有るので、後は、工作機械の、動き、加工以外の無駄な時間の短縮、スピードが、大事に成るが・・・この部分も最終的に限界点が有ると私は考えている。


私が、旋盤工をしていた時、勿論NC等々の、コンピュータ制御の旋盤も出だしていたし、普及していた時代に成る・・・

しかし、この様な機械で出来ない物も有るので、私は職人として生きられた時代に成る。

現代、バイトを研ぐ、この様な事も無いと思う・・・・・

嫁の里の父は、大工、宮大工だった・・・昔は、鋸も目盾をする、之が職人だったらしい・・・しかし、使い捨ての鋸が、当り前に成っている。

又、墨入れという作業が有ったが・・・・現代は、材木やが、プレカットと言って、組み立てるだけの状態で、供給している。


今回、長男と共に、加工と言う作業をしてみたが・・・

勘の鈍さに驚いている。

力加減等々が全く理解していない・・・

これなら、壊す方向に成る。

四男がクラウンの、リアドアーを無理にしても壊したが・・・・之も話を聞くと、友達が無理やりドアーを大きく開けた・・・・之が原因で、ヒンジーが固着・・・結果ドアーが閉まらない・・・・無理に閉めて、ドアーパネルを、破ってしまっている。

分解して解ったが、内側に厚い鉄板を、スポット溶接で、二か所止めている、上下には強い感じだが、ドアーの開く方向には弱い、幅が狭い・・・・

この鉄板を、又、スポットで止めるか・・・色々方法が有るように思うが・・・

自動車屋は、ドアー交換と言って、何も触ってくれなかったとの事・・・

結局は、ドアーを内から友達の引っ張って貰って、開かない様にして、移動していたが・・・

ヒンジーが固着、初めて聞いたし、思いもしなかった部分・・・

四男が出先でこの様に成れば、当然、無理やり閉めようとする行動は、悪い事で無いと言っているが、私もその様に思うが、私の場合、工具が車に乗っているので、念のために、色々調べると思う

この時点で、ヒンジーが固着していると解れば、之を取り外せば、ドアーが閉まるし、走る事も出来る。

後は、ヒンジーを修理するか、購入するかで、費用も少なく済んだが、無理にした行動が、結果的に、費用がかさむ方向に成っている。

要は、力加減等々の、勘、之が無さ過ぎる。





0 件のコメント: