2013年10月24日木曜日

リア・・・トーを考える・・・・・

今回、少し車のセットのトーについて・・・私の独断の考えを書きたいと思います。

ロールセンター・ピッチングの閲覧が多いし、その中で書いているように、タイヤが地面を捉えている状態で、アクセルのON/OFFで特性が変わると書いていますが・・・

基本、路面をタイヤが捉えていないと、車の重量バランス等の特徴が強くなります・・・此部分は殆どの人は解るはず・・・物体のバランスで滑っているだけの状態・・・その際に引っ掛りや重量バランスで物体の動きも違う・・・此部分も大事なセットに成るが、操作でなく動く物体の特性に成ってしまう。

この事を前提に・・・トーを考えたい・・・RCドリフトのユーザーでフロントのトーは簡単に変更できる為、色々試された方が多いと思います。
本来、トーは無い方が、車は素直に転がります。駆動抵抗も減り、理論的には最高速度もUPします。しかし、走行は、真っ直ぐだけでなく左右に旋回したり、又加減速も頻繁に繰り返す。走行目的で考え方が変わってくると私は考えています。
セットは、基本的に、強い部分を作ると、強くした分弱くなる部分も出る・・・
ドリフトを考えた場合・・・フロントよりリアを出したいと考えると思います。
しかし、一般的なRCカーの場合、四駆が大半を占めている・・・リアだけを出す此操作が非常に難しい如何してもフロントも流れてしまう。又車の設計もツーリングカーのアライメントで販売になっている。
最近のメカ・・・プロポやパワー源の性能UPは目を見張る状態だが、設計が古いし、過去の考えでのセットに成っている。大昔は実車のスケールダウン的考えで特にリアトーは殆ど0の状態・・・・次第にパワーが大きくなるにつれて・・・安定志向・・・アンダーな車が操作しやすいし、タイムが早いと成る。原因はプロポの反応が遅い為・・・・・この状態が長い間続いていた。

リアトーが無い時代は、フラフラで、反応の遅いプロポ・・・段々パワーは大きくなると動きの予想は付くと思います。

長くなるので本題・・・・四駆でドリフトを考えた場合リアが出難い・・・・その為にケツカキ・増速してリアのタイヤの回転をフロントより多く回す方法を考え出した。此考えは昔ツーリングでもフロントワンウェイ搭載車で現実にセットとして有ったが、センタープーリーを1T位の違いでアンダー対策でセットしていた。

ケツカキ搭載の理由は、私の考えだとリアを出したい此部分に尽きると考えています。

しかし、車のアライメントはリアトーが一般的にはIN側に3度入っている・・・此処に疑問が沸く・・・・

勿論、安定志向のリアに対してそれ以上のパワーを与えれば問題ないと考える場合が有る。此処考えがアクセル操作を真剣に考えていない事になる。アクセルを入れる事は、抜く事になる。入れが大きければ、抜きも大きくなる。

ケツカキでリアを増速していてフロンとワンウェイを搭載して仮にアクセルONでリアを出してもその後必ずアクセルを抜く方向になる。その時は、トーが深い分リアが抜けている状態から確り路面を捉える状態に近づく・・・・その時にリアトーの特性で車が一気に真っ直ぐに押す状態に成ります。

考えようでは挙動が激しい車になる。カウンターを意識しないとこの状態でもステアリング操作で走行できます。しかしカウンターを出し続け、舵角のフラツキを嫌うなら・・・セットを考える事になる。

此部分がリアトーの部分・・・しかしトーが入っている分高い回転で出す癖が付いている人も居られる。以前掲載したが車の基本状態、アライメントを素直な引っ掛かりが少ない、状態で取組んだほうが後が楽と掲載した時が有るが、パワーの毒牙と私は表現していますが、この状態に成れた場合、此セットの走行が非常に難しくなる。

アクセルの入れ側が意識して出来るが、癖が付いてしまうと難しい・・・此部分を私が何時も危惧していた部分、パワーも確り制御できれば良いが、ドリフト・・・滑らせるで終わっている人が多い為
それ以上に難しいのがアクセルの抜く側の操作・・・・・意識しても中々出来難い・・・・

色んな操作で、此真っ直ぐなリアの押しを削減する操作を、考え出してしてある・・・・・・
リアの特性を出し難くする為に、ドリフト進入時で、多大に回して、抜いた後の滑りのタイムを稼いだり、回した後、一気に回転を下げ、ケツカキの前後駆動差を利用して、カウンターが出るポイントでアクセルで押す操作・・・等色々ある。

しかし、安定して走る事を重視するか、迫力を重視するかは各自の考えかた・・・・・・
迫力も減るし、真っ直ぐな走行が難しくなる所が現実にあります。

しかし、無駄と解かって回せば回せるしその後の御釣りも少ない、真っ直ぐの部分は慎重なアクセル操作をすれば事足ります。

此処まで書けば解かると思います。リアを安定の度合いがトーの大きな目的・・・安定していれば其れを超えるパワーが必要になる。しかしパワーの入力が無くなれば、安定志向に強くなる。
各自のドリフト走行中のアクセル操作を考えてる・・・・常時入れ続けた走行なら問題は無いが、抜く事が有る場合此特性が強く出る。
トーの深さ・OUT/INでの特性等は、純正のパーツで殆ど試す事が出来る思います。
各自の好みでアクセルを抜いた時の状態を此部分で調整できます。しかし、その分リアを出すアクセルポイントも変わりますが、アクセルの抜き側で無く入れ側のため操作が可能だと考えています。


一番大事な車の特性は、アライメント0度でテストして、その車の特性を理解してから、セットした方が私は良いと考えています。費用的に安くて済みます。

この後・・・ドリフト走行のラインが好みになるかを調整します。アクセルの操作は各自、好みが有るその好みの中で、少し大きなRで等・・・ラインの好みが出てくる。その部分はリアのスキット角で調整が可能・・・・・勿論アクセルの入れ・抜きで特性が変わります・・・好みに合わせて調整します。
この部分は、前後車高の高さでも変わりますが、基本は前後同じ高さが良いと私は考えています。
セットを考えている場合、リアの車高を下げた方が操作が楽と思ったら、リアのスキット角を後ろ下がりにする事も一つの手です。

唯、注意をして下さい・・・・RCドリフトの世界では異端児の私の考え・・・・常識からずれている可能性が有ります。

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